2006年07月31日
ストーキングベイビー
息子・タク(9ヶ月)が追いかけてくる。
僕がトイレに入って行っても怒涛のハイハイでダバダバと追いかけ、トイレの扉をギイイイ…と開け
「えへへへ」
と無垢な笑顔をこちらに向けるのであった。そんなに僕がナニをしているところが面白いのか。
「タク、せっかく来たんだから連れションするか!」
ここは早期トイレトレーニングのチャンス、と思い誘ってみたのだが、タクはまたダバダバと戻って行ってしまった。やはりまだ自力で立てないのに連れションも何もあったものではない。
その後娘・R(2才)と風呂に入っている時もまた追いかけてきて
「えへへへ」
風呂場の扉を開けてコンニチハ。僕が子供達を風呂に入れる場合、Rとタクをいっぺんに入れるのは大変なので、Rを洗った後、嫁がタクを連れて来てくれるのだが、タクは待ち切れなくて自分で来てしまうのである。
「たっくん、だめよー」
Rが扉をバタンと閉めてもすぐさまタクがまたギイイと開ける。
「だめよー!」
バタン。しかしギイイ。
タクの執拗な攻撃とRの防御が繰り返されていた。まるでのび太としずかちゃんのようである。
「嫁ー。ちょっと、タクを頼む」
もうとっととタクを脱がせて連れて来てもらおう、と嫁を呼び、やがて全裸でやって来たタクは本当に嬉しそうであった。僕に抱かれて湯船に浸かるとすぐ、僕の腹部に
「しょわわわわ」
という生ぬるい水流が。
「タク、君は今放尿しているね…」
ぎゃあああああ。何故さっきのトイレでしてくれなかったのだ。
タクはその後嫁がトイレに入った時も追いかけて、放尿中のトイレを開けておった。部屋から部屋へトイレから風呂へ。タクのハイハイの旅は続く。
これを放尿の旅といいます。
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