2006年07月28日
動画ファイルナビゲーター親父
娘・R(2才)は自分大好き。
リトミック(お遊戯)教室でも壁にある大きな鏡に映る自分の姿をいちいち眺めながら踊っているのはRぐらいである。そして夜寝る前には必ず僕や嫁が撮影したRの動画を見たいとねだる。
ふたつ前の日記に書いたとおり、朝はアンパンマンのビデオを見たがり、いつまでも見たい見たいとわがままを言いきりがないので、
「じゃあ3つ(の動画ファイル)を見せてあげる。3つ見たらねんねするんだよ」
あらかじめそれ以上は見せぬ、と言ったところRは「うん」と頷いた。Rも何度も見ているので
「えっと、サンタのRちゃんとおじいちゃんちのRちゃんとおばあちゃんちのRちゃん」
どんな動画があるか分かっており、それを見せろとリクエストしてくるのである。この場合はクリスマスにサンタのコスプレしている時のRと、嫁の実家、僕の実家に行った時のRである。きっちり覚えているあたり、2才児の記憶は侮れない。
「じゃあ始めるからね」
そうしてから僕はパソコンに落としておいた動画をクリックするのである。
時々「おしゃぶりメガネっ娘委員長」とか間違ったファイルを開いてしまって大慌てするがそれはご愛嬌である。
「はい、3つ終わったよ」
約束どおり3つの動画を見せ、寝させようとすると
「もっと、みるー」
やはり駄々をこねた。いるもここでごねるのだ。いやだいやだと泣き喚くのだ。
「もうおしまい。はじめに言ったでしょう」
しかし今日は厳しい態度で臨んだところ
「はーい」
わりと素直に寝床に戻ったのであった。しかし今度は嫁に
「ちっちゃいRちゃんみるー」
と、嫁の携帯に入っている、Rが生まれた直後の動画を見せろとせがむのであった。
「お前はどんだけ自分が好きなんだ…」
と僕は半ば呆れてしまうのだが、元々女の子はそういうものなのかもしれない。プリクラがあれだけそこらじゅうにあるのも頷ける。ネット上においても自分の姿を惜しげもなくアップしているギャルの「ホムペ」とかたくさんあるしなあ…。
Rが将来そんなサイトを作ってしまったらどうしよう。そして何かのきっかけでこのサイトを見つけてしまったらどうしよう。僕ら親の赤裸々な情事が…。
「R、お父さんのサイトと相互リンクしようか」
「絶対ヤダ。ていうか閉鎖しろ」
などと言われたりして。
エンピツ投票。