2006年07月04日
雨降って幼児固まる。
昨日の日記の続き。
公園の芝生の上で昼飯を食べて子供達を遊ばせよう!という計画で某巨大公園にやって来た僕らとジェームス君一家。
両家族構成は、大人はジェームス君(fromイングランド)と奥さん(from日本)、そしてウチの嫁(from八王子)
子供はサリーちゃん(2才)と双子のリオ君とエマちゃん(7ヶ月)、そしてウチの娘・R(2才)と息子・タク(9ヶ月)
最後に大人でも子供でもない、永遠の睾丸の美少年の僕(fromネバーランド)
そんな僕らは土砂降りの雨に襲われ、こりゃダメだね…とショッピングセンターのベビールームまで避難して子供達を着替えさせ、その後雨が上がっていたので児童館で遊ばせた。
Rもサリーちゃんとようやく打ち解け、一緒にままごとセットで遊んだりしていた。ふたり並ぶと、どうしても金髪できらびやかなサリーちゃんが目立ち、なんというかサリーちゃんが西洋のお姫様ならRは時代劇の町娘、サリーちゃんが姫川亜弓ならRは北島マヤで、おれがあいつならあいつがおれで…といった感じでサリーちゃんの可憐さに軽い嫉妬。
しかしタクも可愛いし!と我が息子を見たところ、ちょうど双子の男の子のほうのリオ君とじゃれあっていたので、こちらも見比べてみると、あまり月齢が変わらないリオ君よりどう見ても1.5倍はあろうタクのでかい顔が目立っていた。
ただでさえ双子の赤ちゃんは珍しいのに、ハーフだけど見た目はほとんど外国人のリオ君とエマちゃんが横2連の双子用ベビーカーに乗っていると、そのダブルな可愛さと珍しさで、道行く人に何度も「キャー可愛い」と言われていたし、もう容姿を考えるのはやめた。
ただ奥さんは大変そうであった。ほんの半日一緒になっただけでもその苦労が見て取れた。ベビールームでおっぱいをあげようとしていた時も、両腕で双子ちゃん達を抱え、
「はいはい、おっぱいですよ、おふたりともセルフサービスでお願いします」
手があと2本ぐらい足りない感じでバタバタと授乳室に駆け込んでいた。しかしセルフサービスって…ガソリンスタンドじゃないんだから。
そんな感じで午後3時ぐらいまで遊んで、別れた。
「サリーちゃんはRの人生で最初の友達だから、ずっと仲良しだといいな」
嫁がそんな話をした。
「うん。そうだね。一番古い幼馴染だもんな」
そうなれば僕も、いずれ美少女になるであろうサリーちゃんの成長を見届けることが出来るし…と考えたのは内緒だ。
別れた後で、ジェームス君に言おうとしていたことを思い出し、ちっと舌打ちした。日本の諺とイギリスの時事ネタを絡ませたハイブリッドなダジャレである。
えー。溺れる者は、藁をもベッカム。
…言わなくて正解だったかもしれない。
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