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2008/02/21 旧式 PC のリフレッシュ

 長らくほったらかしておいた古いPC (466MHz Celeron) ですが、ずっと w2k を使って、主に Windows でのファイルサーバと LAN 内の Web サーバ(Windows 版 Apache)として利用していました。今回思い立って、OS を w2k から Ubuntu に移行することにしました。2日程かけて OS のインストール、Apache の設定と LAN 内用の Home Page の手直し、Samba によるWindows 用ファイルサーバの設定など一通りの環境設定すませました。やってみると意外と簡単に移行ができました。最近の Linux は ntfs の読み書きが比較的安全にできるようになったので、これが移行を決心させる決め手になりました。もっとも手こずったのが、Apache が読み書きするファイルのパーミッションの理解だったのは「いつまでたっても進歩がないなあ」という感じです。何か不具合がでる可能性はあるので、当分慎重に様子を見ながら使っていこうと思っていますが、今のところ新しいシステムは快調です。

 実際に使用してみると、Sambaによるファイルサーバー機能はw2kを利用した時よりむしろ軽快に動作しているように思われます。初回アクセス時や少し時間を空けてからのアクセスした時の反応は w2k では接続にかなり時間がかかったのですが、 Samba ではその必要はなく常に接続状態のようです。また、Apache の動作も軽く快適です。

 Ubuntu 側で起動時に Windows のファイルネームに関するアラートがでたり、終了時の電源断がうまくできていないなど多少の問題は残っているのですが、動作そのものは安定しています。ただ、今は Ubuntu 7.10 Desktop を利用しているのですが、Fedoraほどではないにしろアップデートが早くサポート切れまでの猶予が短いので、次のLTS(Long Term Suport)版が公開されればそれに乗り換えようかと思っています。