Talk about in the mid-night

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ところで、オンラインショップで Delphi 7 と Kylix 3 のバージョンアップ版を購入しました。いやはや、ものすごいボリュームですな。ふたつを並べて立てるとなんとパッケージの厚さが 24cm もあります。それぞれ、マニュアル各3冊とCD-ROM 7枚と4枚、その他小冊子やらポスターなんぞが入ってました。

どちらも、プログラム本体の他に Companion Tools、Enterprise Server が同梱されてます。さらに、Windows 版には Kylix 3(Delphi版)、.NET 対応のベータ版も同梱、Linux版にも Nevrona Rave Rports ってのがついてきます。おまけいっぱいですな。

おまけと言えば、初版の Kylix に ミラクルやらレーザファイブやら、複数のディストリビューションが付属してきて、びっくりしたことを思い出しました。考えると、Linux を取り巻く環境も変わってきたんでしょうかね。

ところで、ものがとどいてから気がついたんですが、Delphi 7 の中に Kylix 3 (Delphi版)も入ってたんですな。C++版の IDE 環境やコンパイラが必要なければ Delphi 7 Professional だけでも良かったわけです。ま、でも、一度は使って見なきゃね、って言い訳してたりします。でも、この分量では一大決心しなきゃインストールする気にもなりませんなあ。さすがにこれ(Professional)は業務用なんでしょうね。ちょっとしたものを書くだけなら、パーソナル版(オープンソース版?)で充分でしょう。

さて、別に一大決心をしたわけではないんで、本体だけインストールしました。どちらも、何の障害もなくインストールされました。

とりあえずってわけで、以前のものをそのまま Delphi 7 でコンパイルしなおしてみたんですけど、ユニットファイルのあつかいが多少変わっていたものの、すんなりと通りました。IDE も、いままでと同様の使い勝手のようです(多少フォントが変わったのかな?)。

一方、Kylix 3 の方はと言えば、ユニットファイルのあつかいが Winodws 版 Delphi と同じになっていました。IDEも含め、Delphi 7 と Kylix 3 は、今まで以上に共通化されてきたようです。

で、眼目の C コンパイラです。以前 gcc 用に書いた(極簡単な”Hello World”に毛が生えた程度の)ものを別ディレクトリに移して、コンパイルしてみましたが、kylixpath を通しておけばそのままコンパイル出来ましたし、ちゃんと走ってくれました。と言っても、ライブラリなんかの関係で、Kylix をインストールしてない環境では走らないのかな。そのうち試してみますかね。


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