◆フェロシルト問題◆ 08.12/9UP        表紙に戻る
 
 *
あいちの環境を考える仲間たち」のサイト、愛知ネットの吉川さんのブログ(市民活動 フェロシルト)、「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜のフェロシルト問題の取り組み」、岐阜県民ネットの寺町さんのブログもご参照ください。

3月14日の瀬戸市幡中町地区フェロシルト撤去方法等検討会の資料 08.12/9UP

 
遅くなりましたが、こちらをご覧ください
 すでに撤去量は増加、一部フェロシルト混じりの土をセメント骨材として搬出!


 
なお、幡中の撤去状況は菱野自治会のサイトに掲載されています。


愛知県が3月14日に、瀬戸市幡中町地区フェロシルト撤去方法等検討会を開催することを発表08.3/7UP
 愛知県の発表はこちら

 日時 平成20年3月14日(金) 午後2時から3時30分まで
 場所 
瀬戸市文化センター 31会議室  愛知県瀬戸市西茨町113-3

 議事
 1.瀬戸市幡中町地区フェロシルト撤去作業の進捗状況について
 2.環境調査結果等について

 『傍聴を希望される方は、午後1時20分から午後1時45分まで、会場で申込みの受付を行います。傍聴人の定員は15名で、定員を超えた場合は抽選により傍聴人を決定します。
』とのこと。

12/6 広之田のフェロシルトと農薬残渣の撤去について、石原産業が計画を示し説明を行った。 07.12/21UP
 撤去計画書はこちら
 
 
12/3 愛知県が広之田への農薬残渣不法投棄で、櫻井憲一、浅野信之両氏に撤去命令。 07.12/21UP
 
愛知県の発表より
有機物残渣の撤去にかかる措置命令について[2007年12月8日]
http://www.pref.aichi.jp/0000008713.html
 
 
ぐ12/3 法人としての石原産業は公訴時効が3年のため、この日、時効が成立し、立件が断念された。2年間会社るみで隠蔽していたことが問われずに済んでしまうのか。  07.12/21UP
 
産廃投棄、石原産業の時効成立=元副工場長は継続捜査−三重、愛知県警
12月3日0時31分配信 時事通信
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071203-00000001-jij-soci
 
 化学メーカー「石原産業」(大阪市)が産業廃棄物フェロシルトとは別の産廃を愛知県瀬戸市に不法投棄した問題で、石原産業に対する廃棄物処理法違反(不法投棄)罪の公訴時効(3年)が3日、成立した。愛知県が先月、同容疑で告発していた。
 投棄を主導したとして告発された元四日市工場副工場長佐藤驍被告(70)=1審実刑=らの控訴時効は5年。三重、愛知両県警の合同捜査本部は引き続き捜査を進める。

 
 
11/27 石原産業が愛知県に広之田の撤去計画書を提出。  07.12/21UP
 報道などによると、
・県外の中間処理施設に搬出し処理をするが、最終処分先は未定。
・現場をテントで覆うなどし、臭気が漏れないようにする。仮設道路の設置も必要で、
それらの準備工事に12月上旬から2月末までを要する。
・掘削、撤去は3〜5月。
・フレコンバッグに詰めて密閉のまま運搬する。
 とのことで、搬出ルートも最終処分先も不明。臭気というものがどのようなもので、
人体にどのような影響があるのか不安である。
 
愛知県の発表
平成19年11月27日(火曜日)発表
瀬戸市広之田町地区の有機物残渣及びフェロシルト撤去計画について
http://www.pref.aichi.jp/0000008425.html


11/26 愛知県が新たに確認されたフェロシルト不法投棄地にかかわる環境調査結果を発表07.12/21UP
 
愛知県の発表
新たなフェロシルトの埋設地周辺の環境調査結果等について
[2007年11月28日]
http://www.pref.aichi.jp/0000008423.html


11/16付で、10/23に県知事宛に提出した「フェロシルト及び農薬精製残渣の不法投棄にかかわる抗議および要請書」に回答があった。しかし、添付されていなかった資料があり、全部が揃うまでには更に時間がかかった。  07.12/21UP
 
質問と要望に県の回答を合わせたものはこちら


11/14  石原産業フェロシルト不法投棄刑事事件 佐藤驍(たけし)被告控訴審  07.12/21UP 
 名古屋高裁 刑事2部 田中亮一裁判長
 平成19年(う)第395号 廃棄物の処理および清掃に関する法律違反
 
 1回で終結し、判決は12/26(水)、午前10時、1号法廷となった。


 傍聴メモと記事

寺町さんのブログもご参照


11/13 愛知県が、瀬戸市での農薬残さの不法投棄で、法人としての石原産業および元副工場長ら3名を告発した。記事。  07.12/21UP
 
愛知県の記者発表より
石原産業株式会社等への行政処分(措置命令)及び告発について 
←リンク切れ。発表文書が見当たりません
[2007年11月14日]
http://www.pref.aichi.jp/0000004306.html
 
 
石原産業  
http://www.iskweb.co.jp/
 
2007.11.13    弊社に対する愛知県からの告発に関してのお詫び [PDF]
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/feroshilt/1194929918.pdf
 
2007.11.13    弊社に対する愛知県からの措置命令について [PDF]
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/feroshilt/1194930008.pdf
 

11/6 まだ他にもフェロシルト不法投棄がある可能性が報じられる。  07.12/21UP

NHK名古屋放送局 2007年11月6日 19時4分更新
フェロシルト他にも 埋設か
有害物質を含むフェロシルトの製造元である大阪の化学メーカー石原産業は、これま
で確認されたもの以外に、愛知県と岐阜県の造成地にフェロシルトが使われていた可
能性があり、自治体が調査を進めていることを明らかにしました。有害物質を含んだ
土地の埋め戻し材フェロシルトは、製造元の石原産業が、愛知県や岐阜県など3県
の14か所で現在も回収作業を進めています。石原産業の織田健造社長は6日「愛知県と
岐阜県から、フェロシルトが使われていた土地が、ほかにもあるかもしれないという
話があり、現在、調査しているということだ」と述べ、フェロシルトが使われていた
土地がさらに増える可能性があることを明らかにしました。



10/23 産廃いらない会と瀬戸市民ネットは愛知ネットと共に県交渉。同日、県知事宛に、産廃いらない会と瀬戸市民ネットから「フェロシルト及び農薬精製残渣の不法投棄にかかわる抗議および要請書」を提出。 →11/16回答を合わせて掲載。  07.12/21UP


10/22 瀬戸市新田町を含む3箇所であらたにフェロシルトの埋設を確認したと石原産業が愛知県に報告
 
愛知県の発表
 
新たなフェロシルト埋設地の確認について


10/4 石原産業が広之田と余床の有機物残渣不法投棄で元副工場長と運搬業者2名を津地検に告発し、受理された。記事。 07.12/21UP
 

10/2 愛知県が広之田と余床の水質調査結果を発表。 07.12/21UP
 
有機物残渣投棄場所周辺の環境調査結果について 
←リンク切れ。発表文書が見当たりません
[2007年10月3日]
http://www.pref.aichi.jp/0000005771.html
 
 
10/2 愛知県議会の地域振興環境委員会で、県の対応の甘さが追及された。県は、石原産業置が設
する第三者委員会の情報公開を要請していくなどと答弁したと報じられた。
記事。  07.12/21UP
 
10/1 三重県は、石原産業が、広之田、余床に不法投棄した残りの農薬精製残渣を四日市工場内に違法に保管しているとして、改善命令を出した。  07.12/21UP
 
三重県の記者発表 平成19年10月2日
 石原産業株式会社に対する廃棄物の処理及び清掃に関する法律第19条の3に基づく改善命令について
http://www.pref.mie.jp/TOPICS/2007100006.htm
 

9/27 瀬戸市が石原産業に対し、「広之田地区のフェロシルト及び有機物残渣の早期全量撤去について(申入れ)」を提出。
    
申し入れ文と記事 07.12/21UP
 
 
9/21 石原産業 瀬戸市内での農薬残渣不法投棄を発表  記事はこちら  07.12/21UP
 不石原産業は、広之田と余床のフェロシルト不法投棄地において、フェロシルト以外の同社からの産廃もあわせて法投棄床していたこと、また、それを2005年8月には把握しながら、当時の田村社長ほかは隠蔽を続け、実際に余では保、フェロシルトの撤去中に別の産廃が出て来たにもかかわらず、県等への報告もせず四日市工場に持ち帰り管不し、隠していたことを発表。前社長の田村相談役、安藤顧問ら幹部3人が辞任、4人を降格とし、近く、この法投棄にかかわった元副工場長ら関係者を告発するという。
 同社からの別の産廃とは農薬の原料精製過程で生じるものなどとされ、人体、環境への影響も心配される。
 石原産業は、織田社長と安藤顧問他2名が、9/21の午後2時、瀬戸市におわびに訪問。市長は在室だったが、「TVカメラがついてきたから会いたくない」として、市民生活部の井上部長が対応。 その後、石原産業は、品野地区住民に説明をするとのことで、町内会長や連合自治会長、保全協議会などの役員らに説明、おわびをしたという。

 8/30には、広之田のフェロシルトのことで、住民説明会が行われていたが、その場では、フェロシルト以外の産廃法のことは隠されたままで、検査結果にも問題がないと報告されていた。また、その際、石原産業の安藤顧問は、令遵守に努めると話していたばかり。
 
石原産業のサイト http://www.iskweb.co.jp/
 
2007.09.21 有機物残渣の不法投棄に対するお詫びと刑事告発に関するお知らせ
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/news/1190342826.pdf
 
2007.09.21  人事異動に関するお知らせ(平成19年9月21日付)
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/news/1190342786.pdf
 
2007.09.21  代表取締役の異動に関するお知らせ
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/news/1190342745.pdf
 

3/27幡中検討会で提出された
『瀬戸市幡中町地区フェロシルト搬出に係る環境影響評価報告書(概要版)』
平成19年3月 石原産業株式会社 株式会社オオバ 
07.6/29UP 表をUPいたしました
 
p1〜5
 
p6
 
p7
 
p8
 
p9
 
p10〜13


菱野自治会・菱野地区まちづくり協議会共同ホームページに4月の搬出状況がUPされています。07.6/7UP
 
平成19年4月のフェロシルト搬出状況
 2007-05-21 22:36:02 / フェロシルト


UPが遅くなりました。3/27の幡中検討会に際し提出した要望書4/13付けで県と市から回答4/17付で石原産業より回答「弊社製品フェロシルトに係る貴要望について」有り07.6/7UP

4/24 市民運動団体の代表者らで石原産業の田村藤夫社長ら現職と歴代の取締役計23人に、489億円07.5/2UP
を賠償するよう求める株主代表訴訟の提訴。寺町さんのブログ 吉川さんのブログ をご参照。

4/17 搬出ルート周辺および搬出先下流域の住民への周知も不十分なまま、幡中地区のフェロシルトの撤去が始まる。記事 07.5/2UP
 4/17付け愛知県
の発表「瀬戸市幡中町地区のフェロシルト撤去計画について」

 菱野自治会・菱野地区まちづくり協議会共同ホームページ
 
フェロシルトの搬出が始まりました。
 2007-04-17 20:28:22
/自治会からのお知らせ

4/13 石原産業が、株主からの請求に基づくものとして、元四日市工場副工場長に対し、フェロシルト撤去費用十億円の損害賠償を求めて提訴。寺町さんのブログご参照。07.5/2UP
 石原産業の発表は下記の通り。

 石原産業 http://www.iskweb.co.jp/ 
 2007.04.13 当社元取締役に対する損害賠償請求訴訟の提起に関するお知らせ [PDF]
 http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/news/1176453267.pdf

4/16石原産業フェロシルト不法投棄事件 刑事裁判 第2回公判
 報道はこちら07.5/2UP
 
 第3回公判は、5月2日(水)13:00〜17:00 津地裁1号法廷
 一般の傍聴は約30名程度を予定。
 選傍聴の受け付け方法は近くなってから決定するが、前回は、12:40までに西玄関に集合、12:45から抽であった。前回は、傍聴券が余った。傍聴席に余裕があれば途中入場も可能とのこと。
 
津地方裁判所 刑事部 合議係
裁判長 山本哲一
裁判官 大村陽一
裁判官 山口幸恵
津地方裁判所 担当裁判官一覧
http://www.courts.go.jp/tsu/saiban/tanto/tisai_tanto.html

津地方裁判所
三重県津市中央3−1
(近鉄名古屋線津新町駅徒歩15分:JR紀勢本線津駅徒歩30分)
電話番号 代表:059-226-4171
http://www.courts.go.jp/tsu/about/syozai/tumain.html

4/13 幡中検討会に際し提出した要望書に3/27の幡中検討会に際し提出した要望書4/13付けと市から回答有り4/17付で石原産業より回答「弊社製品フェロシルトに係る貴要望につい」有り

3/27第3回「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」 関連記事 07.4/13UP 資料と傍聴メモを追加

 石原産業から3/27の検討会で委員から要求のあった資料が追加提出され、現在、学識経験者委員が検討をしているとのこと。撤去はまだ始まっていない。07.4/13UP

 今回の検討会に対し、産廃いらない会と瀬戸市民ネットは、市民に説明もされておらず、内容にも納得できないとして要望書を提出。 

 会議では委員から計画の問題点や要望等が出されたものの、基本的には石原産業提出の計画を了承し、質問、要望のあった点については石原産業に追加の資料等の提出を求めることとし、それは各委員に個別に示すということで了承された。石原産業・安藤常務は「搬出ルートについても説明をして地元の理解を得た。できれば4/9からでも撤去を始めたい」と述べた。しかし、瀬戸市の住民はほとんど周知もされておらず、納得していない。
品野台地区の住民の不安の声を取り上げた記事4/3

      *会議の傍聴メモと問題点07.4/13UP

<配布資料>

瀬戸市幡中町地区フェロシルト撤去方法等検討会設置要領

*平成19年3月27日 『フェロシルト撤去計画(瀬戸市幡中町地区)』 石原産業株式会社
  幡中町地区フェロシルト撤去工事計画概要
  フェロシルト撤去平面図
  土量計算書
  計画工程表
  施工状況図(A工区掘削)
  施工状況図(B工区掘削)
  施工状況図(C工区掘削)
  施工状況図(D工区掘削)
  撤去完了時平面図(案)
  搬出経路図
  添付写真
 
*『瀬戸市幡中町地区フェロシルト搬出に係る環境影響評価 報告書(概要版)』
 平成19年3月 石原産業株式会社 株式会社オオバ 

 
p1〜5
 
p6
 
p7
 
p8
 
p9
 
p10〜13


第3回「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」07.3.21UP

幡中地区のフェロシルトを同市内クリーン開発に
搬入する撤去計画について検討会が開催されます。


 昨年、第2回まで行われ、現地「封じ込め」案も含めて検討されていた検討会が、石原産業の提訴によって中断されていましたが、委員そのままで今回、再開されるようです。ただ、前回までは、瀬戸市主催で行われていましたが、今回から県の主催となるそうです。

3月27日(火)10:00〜
愛知県 三の丸庁舎 601 
三の丸庁舎案内図はこちら
傍聴できます。

 
愛知県環境部資源循環推進課 
廃棄物監視指導室監視グループ
(ダイヤルイン)052−954−6236


3/16 菱野自治会のみで幡中のフェロシルトの撤去についての説明会が行われた。07.3.21UP
工事のやり方に限っての質疑と強調されたほか、冒頭で、「この場を瀬戸市の説明会とも位置づける」旨の発言があったという。
 瀬戸市は、搬出先のクリーン開発処分場の周辺及び下流域や搬出ルートにかかわる住民に対しては説明をしないと発言していると聞くが、当初の搬出ルートが地元の住民の要望によって変更されたように、住民の安全のために、事業者と行政は積極的に周知をするべきである。 関連記事

菱野自治会・菱野地区まちづくり協議会共同ホームページ
2007-03-20 21:00:40 / ニュース
フェロシルト撤去説明会を開催


3/16 瑞浪市稲津町のフェロシルトがようやく撤去されるということでよかったが、岐阜県の発表によると、搬出先が四日市工場と民間処分場とされていたため、市民グループが搬出先の民間処分場とはどちらかを確認したところ、岐阜県は「民間処分場でについて県内か県外かも把握していない」との回答。瀬戸市は「石原産業や市内の処分場にも確認したが瀬戸市はない」、瑞浪市は「関西方面と聞いている」とのことだった。07.3.21UP

岐阜県の発表
フェロシルト撤去計画書の提出について

 
その後の撤去開始の記事

3/15 この日、石原産業によるフェロシルト不法投棄事件の刑事事件初公判が予定されていたが、報道によると、津地裁が30日の午後1時から初公判と発表したとのこと。07.3.21UP

3/6 3月議会一般質問で取り上げました。市政レポートご参照。 関連記事07.3.21UP

2/27 幡中のフェロシルトについて、2/22付けで石原産業から撤去工事計画概要(案)が提示されたという内容の書が、市議会議員に配布された。文書はこちら。
 その中にも記載がある通り、
3/16に地元の菱野自治会主催の説明会が開催されるとのこと。菱野自治会のサイトへ。07.2/28UP

2/12 幡中のフェロシルトの搬出ルートにあたる山口連区とPTA役員から、搬出ルートの変更について石原産業に要望が出されたという。翌日の県と市とのフェロシルトについての会議で、この要望を伝えることになったとのこと。07.2/28UP

◎開幡中地区のフェロシルトについて、石原産業から、2006年12/14に地元の菱野自治会しに対し、クリーン発処分場の搬に搬出することに関する申し出があり、自治会が了承ていた。菱野自治会のサイト「フェロシルト出ルートなど変更のお知らせ 2006-12-14 」へ。07.2/28UP

2/17「石原産業 赤字40億円」報道 07.2/28UP

石原産業の発表は下記の通り。

石原産業 http://www.iskweb.co.jp/

2007.02.16    子会社の解散に関するお知らせ [PDF]
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/news/1171607169.pdf

2007.02.16  平成19年3月期  第3四半期財務・業績の概況(連結)
http://www.iskweb.co.jp/cgi-pdf/whatsnew/1171610801.pdf


石原産業が愛知県知事を提訴した産廃「フェロシルト」の瀬戸市幡中分についての撤去命令取り消し訴訟第5回口頭弁論は2月19日(月)に予定されていたが、
  
→2007.1.12石原産業は取り下げ書を裁判所に提出。
  
解を招→2007.1.25 愛知県は取り下げ書について「全量撤去以外の方法に県が同意した事実はなく、誤きかねない」として異議を申し立てた。  寺町んのブログをご参照
 →
2007.2.17 石原産業が二度目の取り下げ書を裁判所に提出。
 その後、
2/19の法廷は開かれず、報道によれば、2/21に愛知県は取り下げに同意し、裁判は終結したとのこと。<関連記事
 石原産業が取り下げの根拠とした「県に提出した撤去計画」については、県は「精査する」としている。
07.2/28UP

1/16 1/5付けで「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会と、瀬戸市の問題を考える市民ネットワークは、愛知県知事選に立候補を予定されている3名の方に対し、フェロシルト問題について、公開質問状を提しました。3名のみなさまから回答があり、これを公表。こちらです07.1/17UP


1/16 1/12に石原産業は突然、幡中地区のフェロシルトの封じ込めを主張していた措置命令取消訴訟を取り下げ、幡中地区のフェロシルトの新撤去計画書を愛知県に提出したと伝えられました。この計画が、やはり瀬戸市内の処分場へのたらい回し処分であることが報道されていることから、1/16に、 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会、瀬戸市の問題を考える市民ネットワーク、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークの3団体で、石原産業に対し抗議文、愛知県及び瀬戸市に対してそのような計画を認めないよう要請書を提出

 1/12付け石原産業の発表文書はこちら。愛知県は、石原産業のあらたな撤去計画書は預りという状態でこれから精査するとのことでしたが、石原産業は発表文書で、新たな撤去計画書が受理されたので、訴訟を取り下げたと書いています。裁判所には、1/12付けで取り下げ書が出されとのことです。07.1/17UP
1/17現在、まだ愛知県知事から取り下げに対する同意書は提出されていないとのこと。

1/5 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会と、瀬戸市の問題を考える市民ネットワークは、愛知知県事選に立候補を予定を提されている阿部精六さん、石田芳弘さん、神田真秋さん(50音順)の3名の方に対しフェロシルト問題ついて、公開質問状出。内容はこちら。 07.1/9UP


12/26  更なる瀬戸市内たらい回し処分への抗議  06.12/29UP
 12/20付け中日新聞記事により、石原産業が、瀬戸市幡中地区(デジタルタワー横)のフェロシルトを、北丘地区のときと同じ余床町の処分場(クリーン開発)へ搬入する計画であることが判明。産廃いらない会と瀬戸市民ネットは、これに抗議をし、愛知県と瀬戸市に、そのような計画を認めないよう求める要望書を、県内外の市民団体の賛同を得て提出。提出文はこち。 この時点で、愛知県は、「石原産業からは、幡中のフェロシルトをクリーン開発に持ち込むことについて文書は来ていない。口頭で、そういう話しはあった。」とのこと。
 
 12/27付け朝日新聞によると、石原産業は「住民の反対は承知しているが、場所が近い方が早く撤去できる」と取材に答えたとのこと。
 しかし、今回、クリーン開発に搬入するという幡中地区のフェロシルトは、裁判で石原が主張している「封じ込め案」の形態通をりにしか撤去をしていません。今のところ、「深さ3メートルまで撤去し、そこに覆土。フェロシルトを入れた範囲の外周に壁つくるというな「封じ込め」を想定した撤去でしかないので、11月の県交渉のときに徳太郎が「結局、封じ込めを追認するようことにならないか」と追及したところ、県は、「そんなこと、はない」と答えましたが。

 石原産業が裁判で提出している、幡中地区フェロシルト封じ込め計画書から抜粋。

12/23付け中日新聞に、「瀬戸のフェロシルト問題 解決への見通し立たず」との記事。 06.12/29UP
 “「瀬戸はごみ捨て場じゃない」と声を大にして言うべきだ”

11/30付けで、瀬戸市が議員に対し、北丘地区フェロシルトの撤去完了についての文書を配布。幡中の状況の報告も有り。こちら 06.12/29UP

11/30 愛知ネットや産廃いらない会などで、11/14の県交渉で取り上げた問題等について、あらためて文書で質問と要望を提出。 06.12/29UP
 べ愛知県は、北丘でのフェロシルト以外の産廃排出について、三重県に報告したなどと説明していた。また、きちんと全部調たりこ指導はしないという。廃棄物監視指導室・田口室長「もともと演習林で、木を伐採して埋め込んだようだ。法律上、根っなども、そこでとったやつは埋めることができる。環境省の通知で埋め立ててよい。四日市工場を見て来たが、汚泥のようなのは分、フレコンパックに入れて、また、フェロシルトが付着している」との廃タイヤやガードレールも倉庫に保管してある。自のところで出た廃棄物だからそれでよい。見解。
  しかし、市民が、前日11/29に、三重県に問い合わせた際には、三重県は、「そのような産廃が四日市工場に運ばれているという報告は受けていないとのこと。フェロシルトに混ざって仕分けができないようなものは同工場へ仮置きを認めているが、仕分けできるものについての持込みよくない。愛知県が、誰が、埋めたのか調べて指導するべき。」と答えていたという。


11/30 石原産業が愛知県知事を提訴した産廃「フェロシルト」の瀬戸市幡中分についての撤去命令取り消し訴訟、第4回口頭弁論が開かれた。 06.12/29UP
石原産業の代理人は、刑事事件の裁判が入って来るので忙しいから期日を延ばしてほしいと要求し、2月となった。次回までに、石原産業から反論と証人の申請。石原産業は、フェロシルトをあくまでも産廃と認めていない。
次回第5回口頭弁論は、
2月19日(月)13:30名地裁1102法廷


1114 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会は愛知ネットほかと共同で県交渉。06.12/29UP
 廃棄物監視指導室の田口室長などによると、『北丘の復旧については、東大との話
し合いで、沢は元の形にして植林をして戻すことになっている。北丘の撤去量は20万
トンを超えた。水路の下にも入っていたので、多くなった。北丘のごく一部は石原産
業四日市工場にも運んでいる。裁判で、裁判所から和解を勧告されているということはない。裁
判で県が負ければ控訴する。和解には応じない。幡中の撤去状況が、石原の封じ込め
案のような形で行われていることで、(追認するようなことにならないかとの問いに)
そのようなことはない。クリーン開発の旧処分場の掘り起こしは、県に報告させた上
でやらせる。通常の立ち入りを行う。』などとの回答で、相変わらず、フェロシルト
を地元処分場に入れることは問題ではないとの姿勢、クリーン開発のことに関する地
元住民周知についても県が積極的に指導をする様子は見せなかった。


9/12  「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会、瀬戸市の問題を考える市民ネットワーク、ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワークの3団体で、愛知県に対し、「産業廃棄物「フェロシルト」の瀬戸市内処分場へのけ 搬入に対する公開質問状及び要望書」を提出。提出文および愛知県からの9/22付回答は、こちら06.12/29UP
 

9/4 ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会、瀬戸市の問題を考える市民ネットワークの3団体で、愛知県と石原産業に対し、市民の反対にもかかわらず瀬戸市北丘地区に不法投棄されたフェロシルトを、同市内処分場へ搬入し始めたことに対し、抗議文を提出07.1/9UP
 このときの様子については、愛知ネットの吉川三津子さんのブログご参照


岐阜県が、フェロシルト問題を契機として、埋立て規制の条例策定を進めており、市民からの意見を募集しています。06.7/29UP 
 岐阜県の原案によると、許可申請は「面積が3000平方メートル以上の民間の事業」の場合に必要とするもので、公共事業は許可不要としています。これで、これまでのように小規模な面積に小分けして条例をくぐりぬけて進める開発行為に対応できるのか、また、環境基準による規制に示されていない放射性物質等についてはどのように対応するのかなど、検討が必要かと思います。

 岐阜県のサイト
 岐阜県埋立て等の規制に関する条例(案)の概要にご意見をお寄せください
 募集期間  平成18年7月19日(水)〜平成18年8月18日(金)

  瀬戸市のフェロシルト全量完全撤去を求める署名にご協力を!06.7/21UP

  不法投棄した産廃「フェロシルト」は、
            排出元の石原産業が持ち帰ってください!

  「現地処理」や瀬戸市内、愛知県内での「処分」受け入れは、
 更なる産廃の不法投棄を招くことに

 瀬戸市には産廃施設が50ヶ所以上!
    生活環境に、既に過重な負担がかかっています!

      瀬戸市にこれ以上産廃はいらない!

 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会と瀬戸市の問題を考える市民ネットワークは、瀬戸市に不法投棄された産廃「フェロシルト」の全量完全撤去を求め、現地「封じ込め」案や瀬戸市内及び県内の産廃処分場への搬入を認めないよう、2006年6月21日、愛知県と瀬戸市に申し入れを行いました。
 瀬戸市民はもちろん、産廃の不法投棄の助長を懸念される多くのみなさまに署名にご協力いただき、完全撤去を求める大きな声を届けたいと思います!
 ご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。署名用紙やちらしはかとう徳太郎まで。

★お隣の東濃では、「フェロシルト」被害に続き、鳥取のウラン残土を「ウランれんが」に形を変えて、原子力機構の施設に入れる計画が浮上。施設は処分場ではありません!土岐市、瑞浪市、岐阜県も拒否しています。
 詳しくは、「放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」のウラン残土レンガ問題へ。


7/6 石原産業が愛知県知事を提訴した産廃「フェロシルト」の瀬戸市幡中分についての撤去命令取り消し訴訟、第1回口頭弁論が開かれた。06.7/21UP

 当日、地裁前で、「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会、瀬戸市民ネットなどが、「現地封じ込め」や「市内処分場搬入」は“絶対お断り”をアピール。
 裁判で、愛知県は全面的に争う姿勢を示した。県環境部のコメント『幡中地区だけ撤去しなくてもいい根拠はなく、すべて撤去するべきだ』(中日新聞06.7.7)。

 次回の法廷は、9月6日(水)午前11時 名古屋地裁1102法廷。

6/27 ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク、「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会、瀬戸市の問題を考える市民ネットワークの3団体で、愛知県への要望書と、名鉄への公開質問状を提出。名鉄からは7/5付けでご回答有り。06.7/21UP

 要望書、質問状は、愛知ネットの吉川さんのブログへ

2006-06-27
フェロシルト問題で、要望書と公開質問状

2006-07-06
名鉄から、公開質問状の回答が届く


6/22、6月定例会最終日、瀬戸市議会は、石原産業による提訴や現地処理案浮上等の状況を受けて、石原産業に対する「フェロシルトの計画的な早期全量撤去を再び求める申し入れに関する決議」を採択。06.7/21UP

 昨年11月、同市議会は、愛知県知事にあて「フェロシルトの早期全量撤去等を求める意見書」及び、石原産業(株)に対し、「フェロシルトの早期全量撤去等を求める申し入れに関する決議」を採択している。

6/21 「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会と、瀬戸市の問題を考える市民ネットワークが、瀬戸市に不法投棄されたフェロシルトの全量完全撤去を求める申し入れを愛知県知事と瀬戸市長に提出。06.7/21UP

6/7 瀬戸市議会一般質問でフェロシルト問題を質問。 詳しくはこちら06.7/21UP
 下半田川では、5/7にも赤い水が出ており、地元の方は大変心配していらっしゃいますが、瀬戸市は「降雨の度に見に行っているが、確認していない。誤解だ。」と答弁。
議会終了後、地元の方と環境課に行き、話を聞くと、やはりその日は日曜だから見に行っていないとのこと。パトロール体制を整えるよう要請しました。
 ちなみに、今回の議会でも、フェロシルトや談合という大きな問題における市長の見解を求めても、最後の最後まで市長は答弁せず。  

5/25、瀬戸市は、石原産業の提訴を受け、幡中の検討会の中断を正式に発表。06.7/21UP

5/21 第2回「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」が開催されたが」、石原産業は会議では何も告げずに、一方で撤去命令の取消しを求めて名古屋地裁に提訴をしていたことが、検討会後に明らかに。愛知県も瀬戸市も提訴は知らなかったと驚いていたそうだが、産廃不法投棄の置き去りを可能とするような検討会を行う姿勢が招いたものではないのか。06.7/21UP

 第2回の検討会では、愛知県が今年3月石原産業に指示した追加調査(最終処分場の水質汚染防止にかかわる「共同命令」を根拠とするもの。幡中を『最終処分場』とする地質環境が整っていることを証明させるための調査)の結果が業者から報告され検討が行われた。「フェロシルト」は産廃として撤去命令が出ているものでありながら、愛知県の川津主幹は、「汚泥の埋め立て処分の基準になると思うので、六価クロムは1.5、フッ素は基準がない」(これまで、愛知、三重、岐阜の三県が用いてきた土壌環境基準は、六価クロムが0.05mg/l、フッ素が0.8mg/l)などと、やはり現地置き去りを思わせるような発言。第1回検討会でも、「コストが安くて安全で、住民が満足する方法を検討する」とおっしゃった笠倉委員は、今回の会議で、「日本のフッ素の基準は世界的にみて厳しい。フッ素は世の中にかなりたくさん存在している。0.8にこだわる意味がよくわからない。リスクという点から確認してみる必要がある。」とか、「安くて合理的な方法」をとることが現実的なのだとの主張も強調。石原産業は提訴にて経済的な理由も挙げている。
 


☆6/4 瀬戸にフェロシルトを置いておかないで!「瀬戸市のフェロシルト問題を考える勉強会」 06.6/16UP
 瀬戸市の問題を考える市民ネットワークと「瀬戸市にこれ以上産廃はいらない」会の共催で、瀬戸市文化センターにて開かれました。講師に、河田昌東さん(元名大、現四日市大)、吉川三津子さん(ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク代表)。フェロシルトとは何か、このように大規模な産廃の不法投棄に至る経過について学習しました。  河田さんからは、『これから、原発の解体ゴミで放射線のクリアランスレベルが適用され、放射性廃棄異物ではなく、“ふつうのゴミ”として捨てられたりリサイクルされる大量のゴミが排出されてくるのを目前にして、瀬戸の住民が「フェロシルト」をこのまま受け入れるか否かはリーディングケースとなる。』、吉川さんからも、『産廃の不法投棄のやり得を認めてしまうのか否か、瀬戸市のフェロシルト問題は全国的に注目されている。』として、住民が毅然とした対応を示していこうとの呼びかけがありました。 講師の吉川さんのブログに当日のお話について、UPされています。

5/19、瀬戸市に対し、市民団体が提出した要望書に対する瀬戸市の回答06.6/5UP

5/19、瀬戸市に対し、市民団体が、幡中のフェロシルトの「封じ込め」や「市内での処分」をしないよう求める要望書を提出いたしました。要望書はこちらへ。 幡中のフェロシルトの置き去り、市内処分についての経過は、こちらへ06.5/19UP

 ぜひ傍聴を!
第2回「幡中地区フェロシルト撤去方法等検討会」06.5/19UP

 5月21日(日)14:00から16:00くらいの予定
 瀬戸市役所1階北東の104、105会議室(名鉄瀬戸線瀬戸市役所前駅下車)

 *傍聴は15名の定員を予定で受け付けは15分前までと瀬戸市は発表。

 瀬戸市環境課 0561-88-2671(直通)担当:高木さん

☆3
25日(土)に岐阜の市民団体が、石原産業に説明を求める集会を土岐で開催。 06.3/17UP
 石原産業の説明者は、安藤正義常務とのことです。
 13:30から土岐市駅徒歩5分「セラトピア土岐」にて。詳しくは市民ネット岐阜のサイトへ

  岐阜県はフェロシルト問題のサイトを設置。  これまでの経過や搬入場所を示し、そして撤去状況を毎週火曜日に更新するとのことです。  
 愛知県もフェロシルト問題に関し積極的な情報公開体制が必要です。

☆三重県がリサイクル条例改正で、管理が必要な放射性廃棄物の野放しを容認へ06.3/17UP
 意見の募集結果も公表しないまま、追加議案として改正案を議会に上程。内容も大変問題があることから、関係団体で知事宛抗議文、議会宛要望書を3/14に提出いたしました。

 *
三重県議会は政策提案を受け付けています。 ぜひ意見を届けましょう。三重県議会のサイトへ

☆三重県リサイクル条例改正でパブリックコメント募集 2/22まで  06.2/19UP  
 報道でも伝えられましたが、結局、フェロシルトが申請通りの製品であれば、認定されるという改正です。
 今回の改正案で、放射性廃棄物に関して、「毎時0.14マイクログレイを超えるもの」を再生資源等として認めないと規則に書き込まれました。これで、基準を超えないものはリサイクルできるということになってしまいます。しかも、「管理」や「報告」は義務付けられていません。

 三重県が根拠とする国の「チタン鉱石問題に関する対応方針」は、チタン鉱石廃棄物を鉱石の荷揚げから処分場まで管理、報告を義務付けて、「毎時0.14マイクログレイ」を超えないように、あくまでも「管理」が必要な「廃棄物」として扱うものです。なぜ、同じ基準のものが、リサイクルされると、管理も報告もなく野放しでよいのでしょうか。
 
 また、ラドンガス、体内被ばくについては、フェロシルト問題検討委員会では問題にもされませんでしたので、改正案でも、全く問題にしていません。

 そもそも、放射性廃棄物はリサイクルはできないもの、厳重な管理をし続けることが必要なものとして扱う必要があります。

 ほかにも多くの問題があります。ぜひ、意見を提出しましょう。

三重県リサイクル製品利用推進条例の改正にあたり意見を募集します
 http://www.eco.pref.mie.jp/jyourei/jyourei-yoko/jyorei/j20/iken/
                      
三重県 フェロシルト問題にかかる対応状況
http://www.eco.pref.mie.jp/jyourei/jyourei-yoko/jyorei/j20/feroshiruto/index.htm  


【北丘】 撤去が始まりました 06.2/19UP
 2/14に、2/17より出入り口付近の工区<位置図によると、それぞれトラック出入り口(誘導員配置)に接する工区で、Aが975,22平方メートル、Bが769,03平方メートル>から撤去が始まるなどの説明が地元に対して行われた。
 撤去量は土砂含め15万トンに及ぶと見られ、撤去期間は2/17〜5/15、搬出予定量は、2月中は10車(5車×2往復)、3月から30車(15車×2往復)とされる。瀬戸市が議員に配布した文書<撤去計画概要 工程表 図は略>

 しかし、このペースで、しかも四日市工場の受け入れにも制限がある(地元の方々との約束で、撤去フェロシルトの搬入は1日200台、2000トンまでとのこと)というのに、5/15までに撤去が完了できるのか?
フェロシルトの溶出試験も3ヶ所しか行っていない(うち2本からフッ素のみが基準を超過して検出)という。<資料を請求中。>


11/25 瀬戸市環境課が議員に配布したフェロシルト問題への対応についての文書05.11/25UP
  
住民生活を守るために必死になってフェロシルト撤去に取り組んできた市民、住民からすれば、瀬戸市のあまりにも自画自賛ぶりにあきれ果てる文章ですが、ご紹介いたします。

11/24 愛知県発表05.11/25UP
 
新たなフェロシルトの造成地周辺の環境調査結果等について

11/21 石原産業発表  石原産業記者発表はこちらから 05.11/25UP
 弊社に対する愛知県及び岐阜県からの措置命令について

11/21 愛知県発表05.11/22UP
 石原産業株式会社への行政処分(措置命令)について

11/21に石原産業がリサイクル認定申請時に提出したデータの測定、証明書の発行を行った三重県環境保全事業団に捜索が入ることを伝える報道05.11/22UP

TBSテレビ11/20(日)13:00〜「噂の東京マガジン」で、フェロシルト問題について放映。05.11/22UP
  
「噂の東京マガジン」のサイトに、放映内容が紹介されています。

11/18発売 週刊金曜日に、フェロシルト問題掲載。  05.11/19UP
 フェロシルト問題の真相は放射性産廃  
 
 漂流する放射性ゴミ 石原産業の偽装ゴミ「リサイクル」
 井部正之
  六価クロム汚染などで報じられる石原産業のフェロシルト問題。だが、本当は放射性物質をふくんだ「リサイクル」なのだ。現場からは危険な「赤い水」が流出し、汚染の拡大が懸念される。四日市公害の隠された“負の遺産”の真相に迫る。
 
11/18 石原産業発表  石原産業記者発表はこちらから05.11/19UP
 フェロシルトにかかる製造ラインの公開について(お知らせ)・・・報道機関向け11/25、一般向け11/28、29に公開するとのこと。
 平成18年3月期 中間決算短信(連・短)対外発表のお知らせ

11/16岐阜県発表 05.11/19UP
 
フェロシルトが使用された水田から収穫された大麦のフッ素分析結果等について 
   
11/14 小牧、常滑にも持ち込まれていたフェロシルト 愛知県の発表 05.11/19UP
 
新たなフェロシルトの造成地について
 
11/11付け 愛知県が広之田の撤去と石原産業への措置命令について発表 05.11/19UP
 
瀬戸市広之田町地区のフェロシルトの撤去について 
 
措置命令に係る弁明の機会の付与の通知について

11/11 石原産業発表 機構改革及び人事異動に関するお知らせ 05.11/19UP
 石原産業記者発表はこちら

11/10 岐阜県のフェロシルト問題検討委員会 05.11/19UP

 フェロシルトの製造フロー図<岐阜県資料>

 
石原産業からの資料(抜粋)

 <傍聴者より>
委員会は、『六価クロムは、廃液の混入がなくても、正規の製造工程中で出ている。フッ素は、洗浄に使われたフッ酸が使用済み廃硫酸に含まれている。技術者であれば、容易に推察されること。放射線については、使用現場とまわりの線量は同程度で、問題となるレベルではない。』と結論づけた。この委員会の席でも、石原産業の担当者は、委員会の要請で造った試作のフェロシルトの条件が従来と違う(鉄の負荷が少ない)ために、工程上の投入する液のpHの関係で六価クロムが生成されやすくなったかのように強調したり、野ざらしにすると、六価クロムが検出されやすくなることを実験から示して、当初予想できなかったことを主張したいかのようであり、一方で、岐阜県の委員会の要請がなかったとして、三重県用データには記載している測定時のpHを空欄にしている(別の箇所では、要請がなくても独自に測定しているものもあったりする)など、反省して真摯に取り組んでいるとは感じられないものがあった。検討委員会も、放射線については、それを専門とする唯一人の委員の発言そのままに、議論もなく、「問題ない」と片付けてしまった。これでは、住民が、ウランやトリウム、ラドンといった放射性物質は微量でも影響があるからと声を上げたことに応えていない。  また、岐阜県の担当者から、『三重県の検討委にて、石原産業安藤常務から、データの改ざんがあったと説明があったが、データの改ざんとは何か』との質問に対し、石原産業は、「今は回答を持ち合わせていない」とだけ答えた。  

11/9 石原産業発表 弊社に対する岐阜県よりの告発に関してのお詫び 05.11/19UP
 石原産業記者発表はこちら 

11/9 岐阜県が石原産業をフェロシルトの不法投棄及び委託基準違反で刑事告発。 05.11/19UP
 岐阜県の発表:
廃棄物処理法違反に関する弁明機会の付与と刑事告発について

11/8 石原産業発表 弊社に対する家宅捜索に関してのお詫び  05.11/19UP
 石原産業記者発表はこちら
  
11/6 第4回三重県フェロシルト問題検討委 05.11/19UP
<傍聴者より>
 冒頭、石原産業安藤常務から状況の説明と謝罪。その中で、「〜調査をする中で、データの改ざん、資料の焼却、〜」があったと説明。「データの改ざん」とは?
 更に、安藤常務は、「明年、上半期9月末までに回収する。ボーリングをなし得ないと総数量はわからないが、現在、80万tと見られ、197億円を上半期一括処理することを先日の取締役会で決定し、プレス発表した」と説明。
 報道の通り、結論としては、「製造段階で六価クロムが出る」ということになったが、pH変動(水素イオン濃度)によって、六価クロムが「できる」という説明だった。しかし、三者懇談の際、岐阜大の粕谷さんは、安定した三価のクロムが簡単に六価には変わらないとおっしゃっていたことから、pHの変動で「六価クロムができる」のではなく、「六価クロムが多く検出されるようになる」ということではないのか?という疑問がある。
 また、石原産業が屋外曝露実験<石原資料2>の6週目までのデータを出してきたが、水分がかなりなくなっている状態で、六価クロムが検出されている。明星大の宮脇委員は、実験室で強制的に乾燥・湿潤を繰り返す実験を行い、まだ1サイクルの結果だが、六価クロムが検出されたとしたが、100度で24時間乾燥するなどの条件が、既に酸化を促進しており、野ざらし条件とは違うのではないかとの疑問がある。
 また、石原産業が屋外曝露実験と同時に深層土想定実験<石原資料2>もしており、それによると、15℃の暗所では、今のところ、六価クロムは検出されていない。15℃という温度は、愛知、三重、岐阜の平均気温だそうで、地下水も同じ温度と想定しての実験とのこと。つまり、施工方法が正しければ有害物質が出ないという観点を意識したものかと思われる。
 放射線については全く議論なし。
 平田座長は、「製造過程のラインについては、私どもや県は見ているが、市民は見ていないので、メディアも含め、市民にみていただくよう県を通して石原産業に強く要望する。警察の捜査が入るので、ラインの保存なども有ると思うが、実際にフェロシルトを造ることも求めたい。」と要望。
 リサイクル認定プロセスの議論の中で、三重県岡本室長は、「認定上、サンプルは義務づけていない。80製品くらいを対象に調査をやる。ペットボトル、間伐材の再生品は除く。焼却灰、土に触れやすいものを優先して20数製品、全量分析も検討する。事業者の品質管理、サンプルの保管もPL法の観点から検討する。」座長は、「細かい製造ラインのチェックも必要。抜き打ち的に調べることも必要、抑止力にはなるかと思う。全量分析が民業圧迫しないように。リサイクルを阻害しないように。前向きになるように。」
 本検討委は、次回もう1回開く。12月4日か11日で調整するとのこと。

  三重県の発表
第4回フェロシルト問題検討委員会開催結果

11/6 石原産業発表 平成183月期業績及び配当予想の修正について 05.11/19UP
 石原産業記者発表はこちら

11/5 石原産業発表 コンプライアンス体制再構築の件、弊社に対する告発に関してのお詫び05.11/19UP
 石原産業記者発表は
こちら
   
11/5 三重県が石原産業を刑事告発。産業廃棄物と認識しながら産廃の埋め立て処分の許可を持たない同県内の複数の業者に、1トンあたり3000円で埋め立てを委託した疑い。   05.11/19UP
 11/7付け発表:
廃棄物の処理及び清掃に関する法律違反に対する告発
 
11/4付け 愛知県内〜瀬戸市にも新たにフェロシルト持ち込み地が判明。05.11/19UP
 愛知県の発表
 
新たなフェロシルトの造成地について
  
11/4 三重県健康福祉環境森林常任委員会にて、石原産業田村社長ほかを参考人招
致。あくまで「逆有償」を認めず、商品の運搬費の負担は正当なものとの主張に終始した。
05.11/19UP

  三重県の発表 三重県議会健康福祉環境森林常任委員会提出資料 
※フェロシルトの認定から11月3日までの経緯が記載された資料です。
 
フェロシルト問題にかかる経緯等について(PDF形式198k)
   
11/2 豊田市西中山町にフェロシルトの持ち込み判明。  05.11/19UP

11/2 瀬戸市北丘のフェロシルト野積み現場でも環境基準の六価クロム検出。地元住民が委託調査で判明、記者発表。05.11/19UP

11/2 三重県発表 05.11/19UP
 
フェロシルト施工現場周辺地域の農作物にかかる分析試験結果
   
11/2 岐阜県の発表 05.11/19UP
 
土岐市泉町地内のフェロシルトの撤去について
   
11/1 三重県の発表 フェロシルトの取扱いに関して環境省と協議しました05.11/19UP

10/31付け中日新聞 社説「自治」が試されている 05.11/19UP
“(中略)一つは、法律の定義があいまいである以上、許認可権者の都道府県が、住民の安全を守るという立場から、速やかに自前の判断を下すべきだということ。そのためにも、牛肉の生産履歴表示に見られるように、普段から住民に可能な限りの製品情報とその流れを開示して、監視を求める仕組みづくりが望まれる。
 もう一つ、圧倒的な情報優位を背景に大手が企業ぐるみでその気になれば、“何でもあり”にできること。化学物質は、八万種類も市販されている。監視にも限度がある。これらを整理していくような消費者の選択も必要になるだろう。フェロシルトは、自治と自立を問うている。”

10/28付け東京新聞 特報 「中部各地で赤い土…フェロシルト」05.11/19UP
『(途中略)フェロシルトが最も多く使われた愛知県瀬戸市は愛知万博瀬戸会場があった地だ。
 同県の環境保護団体「ダイオキシン・処分場問題愛知ネットワーク」の吉川三津子代表は「瀬戸は六十カ所の処分場を抱える国内でも有数の産廃銀座。私たちは三年前から、愛知万博は産廃に囲まれて開催されるということを訴えてきた。なぜ今になって行政や石原産業の動きが激しくなってきたのか不思議だ。万博終了を待っていたのかと勘ぐりたくなる」と強調し、こう訴える。「万博では酸化チタンによる光触媒で建物が汚れない、環境に優しいとピーアールしていた。しかし、まさにその足元で、酸化チタン製造過程で出たフェロシルトが大量に使われていた。究極の矛盾だ」』  

10/27 長久手と尾張旭に新たなフェロシルト持ち込み地が判明。05.11/19UP
 愛知県の発表
 
新たなフェロシルトの造成地について 
 
10/26 岐阜県はフェロシルトが使用された水田から収穫された大麦の販売中止を発表05.11/19UP
  
10/25付け中日新聞「フェロシルト埋めた岐阜の水田 稲を全量買い取り 石原産業、フッ素検出で」05.11/19UP

10/25付け中日新聞岐阜版「3県が「フェロシルトは産廃」 共通見解に手応え」05.11/19UP

10/22付け中日新聞「石原産業 産廃半減の計画書提出 混入開始直後の02年度」05.11/19UP
“石原産業(大阪市)の土壌埋め戻し材「フェロシルト」をめぐる問題で、同社四日市工場(三重県四日市市)が、廃液の不正混入を開始した半年後に、産廃発生の年度目標量を一挙に半減させる内容の二〇〇二年度の産廃処理計画書を、三重県に提出していたことが分かった。(後略)”  

10/22付け中日新聞岐阜版「放射性ごみ 基準明確化を フェロシルト関連 県が国に要請へ」05.11/19UP
 
10/20付け中日新聞「フェロシルト 三重県外郭団体も購入」05.11/19UP
“化学メーカー「石原産業」(本社大阪市)が製造した土壌埋め戻し材「フェロシルト」による環境汚染問題で、フェロシルトの購入先が民間業者だけでなく、三重県の外郭団体「県環境保全事業団」にも及んでいたことが19日、分かった。購入当時、すでに放射線の検出が問題化し、三重県は4日市工場への立ち入り調査もしていたが、連絡の不備から県の外郭団体自らがフェロシルトの販売に加担した格好だ。
 同事業団によると、今年1月下旬、石原産業の子会社「石原テクノ」(本社大阪市)からフェロシルト209トンを約3万円で購入。同県四日市市の港沿いに新設した「三田最終処分場」の運用テストが目的で、処分場まで船で運び、廃棄する手順の確認に用いられた。同処分場は8月1日から稼働し、フェロシルトは現在、運び込まれた産廃の下に埋もれている。(後略)”
・・・以前、三重県の担当者は、リサイクル推奨品でありながら、フェロシルトを県の公共事業に使用した実績はないと説明していたが、外郭団体で使用とは。

10/19付け読売新聞「四日市市、石原産業告発へ フェロシルト問題/工場廃液を不正処理 立ち入り検査で確認」05.11/19UP

 ・10/19付け中日新聞「フェロシルト 製造中止後も販売続行 石原産業」
“三重県認定のリサイクル製品だった土壌埋め戻し材「フェロシルト」をめぐる問題で、製造元の石原産業(本社大阪市)は今年4月中旬に製造中止に追い込まれた後もフェロシルトの販売を続けていたことが、三重県の調査で分かった。同県は「生産中止とともに販売を取りやめたと思っていたが、まだ売っていたので口頭で注意した」としており、同社の企業倫理が問われそうだ。
 三重県によると、愛知県瀬戸市で搬入現場付近の河川にフェロシルトが流れ出すなど各地で問題が表面化したことから、同社は「周辺に迷惑をかけた」などとして4月15日に生産を中止。しかし、在庫処理のための販売は同28日まで続けていた。(後略)”
・・・5月の三者懇談の際には、昨年の12月に製造(及び販売)を中止したような説明をしていた→<5/17付け朝日新聞記事抜粋“製造元の化学メーカー石原産業(大阪市)の安藤正義・四日市工場長がまず謝罪し、「昨年12月から生産を中止している」と説明。「(指摘される放射線の)問題が解決するまで再開しない」と語った。”>  

10/18付け中日新聞「石原産業と特許を共同出願/汚泥処理剤で三重県、取り下げ検討」05.11/19UP
“(略)「フェロシルト」をめぐる問題で、三重県と石原産業がフェロシルトから抽出した成分を利用して汚泥処理剤を共同開発し、特許出願中であることが十七日、分かった。同県は「問題を起こした企業と一緒に特許を取れば誤解を招く可能性がある」として、出願取り下げの検討を始めた。(後略)”
・・・以前から市民が指摘している三重県と石原産業のつながりです。三重県の責任は重大。

三重県環境森林部が「フェロシルト問題にかかる対応状況」とのサイトを設置しています。05.10/21UP

10/18 三重県、愛知県、岐阜県、岐阜市、豊田市、四日市市が合同で石原産業四日市工場に立ち入り調査。05.10/21UP

10/17 三重県が石原産業本社(大阪)に廃棄物処理法に基づく立ち入り。告発を考えての関係書類の調査と報道されている。05.10/21UP

10/17 三重県がフェロシルト試作品の分析結果について発表05.10/21UP
(三者懇談会の席でも、三重県から口頭で発表があった。 )
 新たに試作したフェロシルトから環境基準を超える六価クロムが検出されたという。

10/16 第2回三者懇談会を桑名で開催。05.10/21UP
石原産業は安藤工場長が欠席し、代わりの渡辺常務は、市民側の質問に、「わからない」と答えるばかり。
石原産業が提出したフェロシルトの流れにかかわる資料はこちら
 石原産業の説明は、
 ・酸化チタンは、ロットごとにサンプルを残して、クレームがあればロットNO.を見て調べる事ができるようにしているが、フェロシルトはそういう管理をしていなかった。
・フェロシルトという商品を開発したこと自体には問題はない。
・アイアンクレイに行くべき、塩素法スラリーなどを入れた。アイアンクレイそのものは入れていない。廃液には近くの工場のもの、自社の農薬工場のものも入っている。
 というものだった。岐阜大の粕谷教授からは、「実験から、強力な酸化剤であるマンガンの作用で六価クロムが発生する。安定した三価の鉱物がpHをかえたくらいで簡単には六価にかわらない。pHがかわって検出しやすくなっただけ(もともとあった)。」との報告がされ、四日市大の河田さんから「実験は行っていないが、別の生成ルートとして、中和酸化工程が六価クロムを生成していると考えている。炭酸カルシウムと水酸化カルシウムを用いて酸素を吹き込むこの方法は教科書にも載っている方法。理論的に、この工程での六価クロムの生成は考えられる。」との意見を受けて、粕谷さんは「次はそこをやってみたいと思っていた。早速やりたい。石原産業に廃硫酸のサンプルの提供を求める」として、石原産業が提供することになった。
 撤去先が確保できず撤去が難航しているとの石原産業の説明に、市民側からは、三重県の環境保全事業団の処分場に入れてほしいと要求が出たが、三重県は、「環境保全事業団の大部分は石原産業から受け入れている年間8〜9万トンのアイアンクレイで、これにフェロシルトまで引き受けたら、石原産業分だけでいっぱいになってしまう」と回答。これには、皆「アイアンクレイを減らしてでも、フェロシルトを入れるべき」と怒りの声。石原産業は、「アイアンクレイを減らすことも含めて検討する」と答えた。市民側からの要求については、
・三重県に早期撤去のための対策チームを設け、問題の地域から早期に撤去をすすめてほしい。1週間後に回答を求める。
・自治会とは別に要請があれば地元市民の求めに応じて、時間の許す限り石原産業は説明会を実施する。
・第3回の三者懇談を11月末を目処で調整する。
 ということが確認された。

10/13   第2回岐阜県フェロシルト問題検討委員会   05.10/21UP
 岐阜県は、新しく試作した
フェロシルトのサンプルから環境基準を超える六価クロムとフッ素が検出されたことを発表。  また、石原産業からの報告について発表。    
 検討委員会では、放射線の専門の委員から、フェロシルトがむき出しの箇所について「そのままでも影響は出ない。吸い込んでも影響は出ない。出たら別の原因である。」との発言があり、傍聴していた市民は、委員の人選に問題があると怒っていた。 
次回は11月10日(木)13:30場所は追って連絡となった。

10/12 石原産業が、「フェロシルトの試作から、製造段階から六価クロムが含まれる可能性があることが判明した。フッ素は、産廃として処理すべきアイアンクレイの成分を混ぜたことで混入した。産廃にすべき廃液の混入は副工場長が独断でやった。偽サンプル提出も副工場長が指示した。」とする文書を発表、謝罪会見。石原産業の発表は同社の発表サイトへ。05.10/21UP
 既に、5月16日の三者懇談の際に、フェロシルト製造の一方で、最終処分量が急激に減っていることについて、アイアンクレイが混入しているのではないかとの不安を市民側が指摘したところ、石原産業は、アイアンクレイの「リサイクル」利用は否定していた。
 
9/30 フェロシルトを持ち込まれた瀬戸市北丘、広之田地区にかかわる山崎川、七曲川の水質調査をの結果を愛知県が発表。05.10/21UP

9/27 石原産業、三重県、岐阜県を訪れて謝罪。05.10/21UP

9/25 三重県第3回フェロシルト問題検討委員会 05.10/21UP
 翌9/26付けで報道されたように、石原産業は、フェロシルトの汚染原因を究明している三重県、岐阜県に提出したフェロシルトの試料が、クロムの含有量を少なくした「サンプル」だったと釈明、各県を訪ねて謝罪。三重県第2回フェロシルト問題検討委員会の三重県提出資料で、総クロムの値にあまりに大きな差があったため、委員から石原産業に疑問が提示され、9/22付で石原産業は顛末書『素性を調査した結果、本年2月にフェロシルトの純度アップを図った改良品の試作を行った際のサンプルであり、当方の手違いでお渡ししたことが判明しました。』を提出。石原産業の発表はこちら。
 既に、岐阜大の粕谷教授が、六価クロムはフェロシルトの製造段階で生成する可能性があるとの
報告をされているが、三重県検討委員会でも委員は、この視点からの試験を求め討委ている。三重県による第3回検員会の報告には、『フェロシルトをpHも見10(強アルカリ)の条件下に一定時間おくと六価クロムの溶出られる。既存データを整理した資料では、フェロシルトの溶出試験のpHは8前後である。また、六価クロムの溶出は全クロム含有量に相関するとの意見』が主な意見としている。傍聴者からの報告では、三重県第3回検討委員会では、放射線については「自然環境の放射線量に比べて高くない。影響を受ける線量ではない。放射線はγ線のみを考えればよい」として、ラドンガスやウラン、トリウム微粒子による内部被曝等は、微塵も問題にしていなかったとのこと。  
三重県の検討委員会については、 「
放射能のゴミはいらない!市民ネット・岐阜」のホーム・ページのフェロシルト問題への取り組みのところをご参照ください。

9/10 三重県が設置したフェロシルト問題検討委員会の第2回が開催され、「会議は原則公開」の発表に、瀬戸のみなさん含め、多くの市民が傍聴。岐阜県職員3名のところ、愛知県職員は1名しか出席していなかったととのこ。
 三重県による開催結果のについての発表は
こちら05.9/16UP

9/8 岐阜県がフェロシルト問題検討委員会第1回を開催。記者発表(委員の名簿もあり)は前日の9/7。
    開催結果についての発表は、
こちら。次回は10月13日に開催予定とのこと。05.9/16UP

9/2 瀬戸市議会一般質問で質問。05.9/16UP
 北丘での事業者の違反行為には、厳しい対処をと求めたが、「業者も反省しているから」と、氏名の公表なども何もしないとの見解。その反省しているはずの業者は借地権を主張して、フェロシルト流出防止の緊急工事実施の為の立ち入りを拒んでいるというのに!また、未だにフェロシルト持ち込み箇所について、市は正確な把握ができていないことも露呈。積極的に住民の生命を守ろうという姿勢が感じられない。

9/2 愛知県が、地下水調査結果について、追加発表05.9/16UP

8/21 三重県フェロシルト問題検討委員会、第1回開催。一般市民の傍聴認めず。開催結果については、こちら05.9/16UP

8/15 岐阜大・粕谷教授がフェロシルトの製造過程で六価クロムが生成する可能性を報告。新聞記事05.9/16UP

分のみ。北丘と広瀬戸市のフェロシルト埋設地に関する地下水調査の結果を愛知県が発表しています。(幡中の之田は調査中とのこと。)05.8/27UP!

北丘の埋設地では防災工事後も、フェロシルトが流出しています。関連記事05.8/27UP!
 良好な自然環境を守り、安全で健康な市民生活を過ごすために、早期・全面撤去が求められています。

8/2関連団体で提出した三重県知事に対する質問書ご回答05.8/27UP!

岐阜県のフェロシルト撤去に関する状況については、岐阜県民ネットのサイトへ。05.8/27UP!

三重県が設置した学識経験者によるフェロシルト問題検討委員会の開催結果発表05.8/27UP!

三重県の発表 05.8/19UP!
 三重県が設置した学識経験者によるフェロシルト問題検討委がれることが発表され21日、日曜に名古屋で開催さました。
こちらへ
 新たに判明した県内のフェロシルト施工現場 
こちらへ

北丘のフェロシルトからも、基準値を超える六価クロムが検出されたことが分かりました。8/15付記事05.8/19UP!

石原産業が、県知事に、フェロシルトの全量撤去を表明。
 岐阜では、県の指導後、フェロシルトを埋め戻したケースが判明。 
8/5付記事05.8/19UP!

下半田川などの住民がフェロシルトの早期かつ安全な撤去を求め、要望書を提出 8/3付記事05.8/19UP!

8/2関連団体で、三重県知事に対し、責任ある対応を求める質問書を提出。
岐阜県民ネット寺町さんのブログ「
フェロシルト問題。無責任な三重県知事に公開質問状」ご参照。05.8/19UP!

7/25付新聞記事、フェロシルトが広域に持ち込まれていることを伝えている。05.8/19UP!

工程等の資料が7/29の瀬戸市広之田町での説明会では、石原産業より全撤去が打ち出され、撤去にあたっての提出から何度も早期のされましたが、7/30の下半田川町での住民説明会では、全撤去の表明はありましたが、住民撤去について期限の明示を求める質問が出されたにもく、広之田で提出されかかわらず、期限の具体的な提示はなた資料の提出もありませんでした。05.7/31UP

愛知、三重もフェロシルト全回収へと報じられました。7/30中日新聞記事 05.7/31UP

フライデー8/12号に、瀬戸のデジタルタワーそばのフェロシルトの埋設地に植えたひまわりに異変がおこっているとの記事が掲載されました。電磁波か、放射能か、何らかの影響で成長ホルモンに作用しているのではないかと伝えられています。 05.7/31UP

デジタルタワーそばのフェロシルトの全量撤去を求めて、地元住民などの皆さんが県、市、石原産業に要望書提出したことを伝えるとうめい新聞の記事05.7/31UP

愛知県のフェロシルト調査結果の発表 05.7/31UP
 
瀬戸市内のフェロシルトに関する調査結果について
 
三重県のフェロシルト調査結果の発表 05.7/31UP
 
県内のフェロシルト施工現場の調査結果について
 
↑調査の概要(pdfファイル)で調査方法等の詳細も見ることができます。
石原産業に保管されている瀬戸からの持ち帰り分についても調査をしており、高濃度の六価クロム、フッ素が検出されています。

岐阜県の発表 05.7/31UP
可児市のフェロシルト撤去について
美濃加茂市のフェロシルト撤去について

フェロシルト問題 この間の経過05.6/15UP
・5/16 愛知、三重、岐阜の市民が連携をとり、三重県、石原産業と交渉。石原産業四日市工場長からは、「ご迷惑をおかけし、皆様のご理解が得られなければ販売はできない。管理が行き届く範囲で売る方針であり、現在販売先がないので、製造を全面的に中止(昨年12月)している。皆様のご理解が得られるような製品にならなければ販売はしない」。とのご説明があった。
 北丘の野積みについては、総量12万5千トンのうち、石原産業に返品1万6千トンを含む2万5千トンほどが持ち出されたのみとのこと。市民は全量撤去を求めているが、防災工事が更に延長許可され、野積みの山に覆土が進められている状況。
・5/23
 愛知、三重、岐阜の28市町村の超党派の自治体議員60名の連名(徳太郎も連名)で、三重県と三重県議会に要望書を提出。詳しくはこちら(岐阜県民ネットのサイト)。
・6/9 岐阜県は調査により、フェロシルトに六価クロムなどを基準値以上確認したとして、石原産業に撤去を求め、同社がフェロシルトを回収すると発表。愛知県は、全量撤去を求不め、石原産業の回収を含む申し出の文書を十分として受け取っていないとのこと。詳しくは、「
あいちの環境を考える仲間たち」のサイトへ。
・6/10 三重県より、5/23付け自治体議員の要望書に対してご回答。その中で、石原産業より三重県に対し、フェロシルトのリサイクル認定取り下げ願いが提出され、同日付けで三重県は受理し、同日より、リサイクル認定製品リストよりはずしたとのこと。なお、三重県は、認定取り消しについて明文規定がないため、法令担当と相談の上、対処したとのこと。また、三重県の公共事業でのフェロシルトの使用実績は無しとのこと。
 その後の市民の動きなどは、「
あいちの環境を考える仲間たち」のサイトへ。

フェロシルト問題 4月5日科学者と市民によるフェロシルト放射線測定会
               
結果とフェロシルトについての解説を掲載05.5/8UP
フェロシルト問題 瀬戸市が行ったフェロシルト放射線測定について05.5/8UP
フェロシルト問題 あいちの環境を考える仲間たち」のサイトの「してはいけないリサイクル(フェロシルト)」のコーナーに、これまでの問題の経過や資料が掲載されています。05.5/8UP
フェロシルト問題 日経エコロジー2005年5月号にこの問題を詳しく紹介する記事が掲載されました。05.5/8UP
フェロシルト問題 私たちの活動に賛同してくださる方、団体を募集中です。
          
こちらをご参照ください。05.4/15UP
フェロシルト問題 瀬戸市の野積み問題で、1/6付けで製造業者が三重県に提出した改善文書を掲載。
          
(この文書には、2/17付けで訂正文書が提出されています。05.3/18UPのもの)
フェロシルト問題 1991年に国が出した「チタン鉱石問題に関する対応方針」と、これに基づく報告の仕方についての文書を掲載。05.3/31UP
フェロシルト問題「県の指導後も持ち込んでいた」3月議会一般質問で指摘した文書について05.3/18UP
フェロシルト問題 土岐、瑞浪の現場で専門家が放射線測定 関連記事 05.3/18UP
フェロシルト問題 土岐、瑞浪の現場を国土交通省と市民団体が調査 関連記事 05.3/18UP
余床におけるクリーン開発産廃場拡大計画 3月議会一般質問で指摘した許可にあたっての県の文書について05.3/11UP
フェロシルト問題 土岐、瑞浪でも! 徳太郎も調査に参加しました。関連記事05.2/24UP
反対署名の呼び原発からの核のゴミをふつうの廃棄物として処分したり、再利用できることを目指す法案に対し、かけがありますご協力を!
余床におけるクリーン開発産廃場拡大計画 1/31付けで県知事が許可処分。05.2/3UP
蛇ヶ洞のオオサンショウウオ 人口巣穴で産卵ふ化の記事 05.2/3UP
余床におけるクリーン開発産廃場拡大計画 12/27に県の廃棄物処理施設審査会議の審査が終了し、同日付知事に意見を提出。現在、知事が許可・不許可の処分に向けて手続中とのこと。05.1/28UP
 住民の拡張反対の声を受け止め、慎重な判断をされるよう求めます!
三重県から蛇ヶ洞のフェロシルト問題 12/17に愛知ネットと瀬戸市民ネットが提出しました公開質問状に対するのご回答を掲載。05.1/28UP
蛇ヶ洞のフェロシルト問題 昨年12/3の瀬戸市による現地での放射線測定の様子を掲載。05.1/12UP
蛇ヶ洞のフェロシルト問題 04.12/30UP
 12月議会で
質問関連記事)。その後、市の環境課は現地で放射線測定を行い影響はないとしましたが(関連記事)、『どれだけ離れて測定したかなどにもよるが、0.26マイクロシーベルト/1時間という値は、安心できる数値ではない。微粒子になったり、ラドンガスになって吸い込むことによる内部被曝も考慮すべき』とする専門家のご見解もあります。
 12/17に、ダイオキシン処分場問題・愛知ネットワークと瀬戸市の問題を考える市民ネットワークの2団体で三重県に対し
公開質問状を提出関連記事 記事を追加 05.2/24UP

 12/20には、地元住民の皆さん、上記2団体などの皆さんと県交渉を行いました。「岐阜市椿洞の二の舞いにならないよう、厳しく対処してほしい」と切実な訴えが相次ぎました。
関連記事
 過去にデジタルタワーに14万tものフェロシルトが埋められた経験を持ちながら毅然とした対応をしない瀬戸市の姿勢も問題です。



 
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