フェロシルトを製造、販売する三重県の石原産業が三重県に対し、瀬戸市でのフェロシルト野積みの問題について、訂正文書を提出していたことがわかりましたので、議会で取り上げました。
 この文書によると、愛知県が防災工事を指導した後の8月以降も大量にフェロシルトが持ち込まれ続けました。

<2005年2月17日付けの訂正文書より>

                                平成17年2月17日

三重県環境森林部 
部長 井藤 久志 様

                            石原産業株式会社四日市工場
                             常務取締役

 「フェロシルトの販売方法等の改善について」訂正分送付について

 拝啓 時下益々ご清祥のこととお慶び申し上げます。
平素は、環境対策につきまして格別のご指導を賜り厚くお礼申し上げます。
 さて、フェロシルトの販売等の改善について、平成17年1月6日付で報告書を提
出致しましたが、私共の不手際により施行量及び施工時期に一部誤りがありました。
ここに深くお詫び申し上げますと共に、差し替え分を提出致しますのでご高配の程宜
しくお願い申し上げます。今後は、十分に内容を確認した上で文書を提出するよう注
意致します。
                                            敬具


6)発注者:      
  施工場所:愛知県瀬戸市北丘町100番地の1
  工事件名:土砂採取跡造成工事
  施工量:約125,200t
  施工時期:平成15年4月〜平成16年12月
  跡地:防災工事実施中

<訂正前の記載>
6)発注者:      
(←個人名のため非公開)
  施工場所:愛知県瀬戸市北丘町100番地の1
  工事件名:土砂採取跡造成工事
  施工量:約73,300t
  施工時期:平成16年6月
  跡地:防災工事実施中


 瀬戸市へのフェロシルトの月別出荷量

  出荷量(t)
H15. 4    5900
   5    7900
   6    7700
   7    5400
   8    4400
   9    6400
   10    3500
   11    4800
   12    6500
H16. 1    6600
   2    7600
   3    6800
   4    6400
   5    4900
   6    6600
   7    8200
   8    6300
   9    6600
   10    6700
   11    5900
   12     300
合計   125200

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