フェロシルトの搬出作業始まる
瀬戸
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/aichi/news006.htm
瀬戸市幡中町に埋設された土壌埋め戻し材のフェロシルトについて、製造元の大手化
学メーカー石原産業(大阪市)と県などが合意した計画に基づく撤去作業が17日、始まっ
た=写真=。
作業は、フェルシルトを含む土砂約26万トンを、2013年までに同市内の民間最終処
分場などに搬出するもので、同社が今年1月に県に提出した撤去計画に、地元や専門家、
県、市でつくる「撤去方法等検討委員会」の意見を反映させた計画に沿って行われる。
作業は午前10時から始まり、トラック4台で計120トンの土砂を運び出した。
同所には推定で約13万7000トンのフェルシルトが埋設され、県は05年11月、県内の
他の8か所の埋設地とともに同社に撤去の措置命令を出し、同社は昨年5月から少量ず
つ作業を開始。これまでに約1万トンを搬出している。
(2007年4月18日 読売新聞)
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