<12月議会一般質問 12/2> 

T.オオサンショウウオ保護と大規模造成工事  関連記事はこちら 問題の詳細はこちら
Q.大量の盛土や土砂流出に対し、どう対応するのか。市の土地利用調整条例の適用
である1000uを超えているのではないか。持ち込まれた土に放射性物質が含まれてい
ると聞いているが、影響はないのか、住民への周知、環境への配慮等今後の対応は?
土砂でオオサンショウウオの巣穴が埋まっているが、保護にどう取り組むのか、今後
の啓発も含めて。

A.市に砂防の指導権限がないため、県から情報を得ていた。過大な造成という話は
聞いている。1000uを超えれば、土地利用調整条例上の申請、事前協議が必要。事業
者の同意を得た後、現場を確認し確信を得た上で指導する。土砂の流出に対しては、
事業者が住民と共に撤去したと聞いているが、これを強化していきたい。パトロール
は県と一緒にやっていきたい、何回とは言えないが。フェロシルトはリサイクル品で
あり放射線の影響はない。土壌改良材として問題ないとして出荷していると聞いてい
る。三重県でリサイクル認定された経過については、必要な情報は積極的に取得して
いく。放射線測定は、国の機関に機器を借りる準備をしており、関係者とよく相談し
て測定。オオサンショウウオ保護指針については保護連絡会に諮りたい。観察小屋は
現在考えていない。各団体が自主的にパトロールしている。特別天然記念物の生息地
としての指定は関係地権者の権利の制限がいるので種の指定(の現状)で見守る。固
体が持ち去られないよう、積極的なPRはせず慎重に対応。

U.印所・紺屋田鉱山開発
Q.保安林解除について。瀬戸窯業資源対策委員会での検討は?環境基本条例に基づ
く具体的な指導は?古窯の現地保存を!

A.多数の異議意見書が提出されたことは承知している。経過を見守る。縦覧は県の
通知を受けて掲示をした。窯業資源対策委員会では、H3〜6年度ボーリング調査の
資料で各地区の採掘可能等をまとめた。印所・紺屋田は陣屋本山の一部に含まれる。
陣屋本山は3701万6千tで大部分は現採掘場、引き続き採掘は可能とした。委員
会は、個別案件を検討する機能は持っていない。古窯は今後の発掘調査により保存に
ついて考えていく。

V.法令・住民を無視した万博工事の強行
Q.9月議会で市は協会にヘリコプター等の工事の周知について申し入れると答弁し
たが、その後の対応について。違法行為の続出について。協会が住民に説明と謝罪を
するよう求めないのか?火災予防条例違反への対応。ヘリコプターの飛行への対応。

A.協会に対し、アセスの市長意見の遵守を口頭で申し入れた。協会は地元自治会を
通じての情報提供を行うとのことだった。違法行為については非常に残念。このよう
なことがないよう強く申し入れた。協会は地元自治会役員に状況説明をしたと聞いて
いる。火災予防条例違反に対しては、査察規定に基づき、通報の翌日、立入り検査、
そこで強く指導。後日、協会と工事関係者を呼び立入り調査通告書を渡しながら強く
指導。改善結果の提出を求めている。今回の違行為は、ゴンドラの建設には消防への
届出がいらないので、事前協議をしなかったことが原因と思われる。ヘリの飛行予定
は地元4ヶ所の掲示板で周知と聞いている。説明会は町内単位ではなく自治会単位で
行う。

W.市内巡回バス
Q.9月議会で市は検討課題と答弁したが、その後?

A.引き続き検討課題とする。

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