<2004年12月3日フェロシルト野積み現地で瀬戸市が放射線測定>

住民の皆さんが見守る中、愛知県も立会いの下、瀬戸市が野積み現地や周辺の放射線測定を行った。
核燃料サイクル開発機構 東濃地科学センター(土岐市)から瀬戸市が借りたアロカ社製のガンマ線測定器。

あらかじめ、業者がサンプルとして用意していたフェロシルト。

積まれていた岩も測定。

川での測定を見守る徳太郎。

一般道の傍にフェロシルトが高く野積みされている。
三重県は、リサイクル製品として認めてはいるが、盛土をするなどのこのような使用方法を認めたわけではないという。あくまでも、埋め戻し材であり、覆土をしなくてはならないという。三重県は、製造業者に、販売時の周知徹底を指導したとのこと。

外部、内部被曝共に懸念される。
飛散防止の応急措置なども急務である。
この測定の後、野積みの山は一部低くなり、部分的にむしろのようなものがかけてある。

近隣は、東海自然歩道も通る、自然豊かな地域。

周囲の山林に広がるフェロシルト。
愛知県当局は、「許可した範囲を越えて広がってしまった現状を是正させるために、現在は、まず防災工事をさせている」との説明だが。

環境への影響が非常に心配である。

木が立ち枯れた水たまりに、安全であることを示すため、金魚を放しているという。
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