ようやく秋めいた気候になってきた。天気予報でも熱中症危険ランクの表示が減り、すやすや寝ている安全坊やがよく映るようになった。もうすぐ表示じたいがなくなるだろう。
久しぶりに最近の暮らしぶりを書いておく。
6:30、起床。パソコンで日経新聞を読む。食事中はスマホで電子版。
6:50、NHKで天気予報を見ながら朝食。ニュースの見出しを見たら「ZIP!」。
7:30、2、3日に一度洗濯をして、ベランダに干す。
8:00、2階に上がり自室で在宅勤務開始。
10:00、1時間に1回は立って、2Kgのダンベルを持って50回ジャンプ。
11:30、昼食。納豆と温野菜で済ませることが多い。
15:00、洗濯物を取り込み。
17:00、退勤。残業はほとんどない。ベッドに寝転がり、ぼんやりする。
17:30、本も読まないし、音楽も聴かない。ギターも弾かないし、語学の学習もしない。
18:00、スマホも見ない。まったく怠惰な時間。
18:30、妻が出勤の日は夕飯を支度をする。
21:00、食後はテレビで健康情報番組を見ることが多い。ドラマは見ない。
21:30、入浴
22:00、就寝。教会の説教を聴きながら目を閉じる。ラジオを聴くこともある。
猛暑のあいだ、読書と散歩が停滞していた。ギターも弾いていない。料理もおざなり。
涼しくなってきたので、活動的な秋にしたい。
さくいん:日常
明後日、娘の結婚相手の家族に会う。いわゆる顔合わせの食事会。
結納や婚約などという堅苦しい会にはしたくないらしい。「スマートカジュアルで来て」と言われた。「ネクタイはいらない」「手土産も必要なし」とも言われている。
これがむずかしい。私の場合、ファッションはフォーマルかカジュアルか、どちらか極端に振れてしまう傾向がある。
ブレザーにBDシャツにネクタイ。そうでなければTシャツかポロシャツにジーンズ。中間のコーディネートがなかなか思いつかない。
現代は便利な時代で、「スマートカジュアル」で検索すれば、具体的な着こなしがたくさん見られる。しかも、50代という年齢層でも実例が見られる。
いくつかウェブサイトを見ると、「大人の品格」「オジサンに見えない」がポイントらしい。若づくりするとかえって失敗するから、フォーマルをやや着崩す程度がよさそう。
思案した結果、紺のブレザーに明るい柄のシャツ、グレーのパンツ、黒のベルトと革靴、というコーディネートを思いついた。シャツの色は妻の服装とのバランスを考えて調節する。
服装も悩ましいけど、もっと悩ましいのは話題。どんな家族か、前情報も少ないので何を話せばいいかわからず、困っている。
仕事が終わった夕方。何もすることがないときにすることとして、塗り絵となぞり絵を思いついた。
就労移行支援事業所へ通所していたときに、何時間もかけて1枚の塗り絵に没頭したことがあった。何もかも忘れて集中する時間は心地よかった。
それを思い出して塗り絵に再挑戦し、同時に書店で目についたなぞり絵の本も買ってきた。色鉛筆は子どもたちが使っていものが残っていた。なぞり絵は万年筆で描く。
塗り絵となぞり絵の作品を掲載しておく。右は薬師如来。
絵心がないので塗るのもなぞるのも上手ではない。下絵がなければまったく描けない。
それでも、塗ったり描いたりしているあいだはそれに没頭できる。これはいい。
土曜日。娘の結婚相手家族と顔合わせの食事会をした。場所は吉祥寺の日本料理店。
何を着ていけばいいかとか、何を話せばいいかとか、直前まで不安もあったけれど心配は無用。先方の親御さんとも話が弾んで楽しい時間を過ごした。
親族みんなで二人を祝福する気持ちがあふれる、和やかな雰囲気。いい日になった。
服装は、結局、紺ブレに水色のBDシャツ、グレーのウール・パンツという当たり障りない格好にした。相手のお父さんも似たような服装だった。
昨日、婚姻届を無事に提出したとLINEがあった。
娘はいい人、いい家族に出会えてよかった。二人の前途に幸あれと願う。
さくいん:HOME(家族)
日曜日。心のオアシス、神代植物公園へ行った。出かけるときには雲の多かった空が到着するとすっきりした秋晴れに。絶好の植物園日和。
ダリアは見頃。バラは咲きはじめといった感じ。ばらフェスタは始まる前だった。
前夜に雨が降ったので、水滴が葉や花びらについていて一層きれいに見えた。
黄色いバラはサン・フレーア、ピンクのバラはチェリッシュ。
「植物園が心のオアシス」という言い方に偽りはない。きれいな花を見たり、木漏れ日が揺れる林を歩いていると、日頃の不安やストレスがなくなり、心が透き通っていく気がする。
さくいん:神代植物公園
昨日の続き。大温室で見たベゴニアがポートレート・モードできれいに撮れたので掲載しておく。熱帯スイレンもゆっくり見たけど、いつも撮っているので写真は撮らなかった。
いつものように多聞でそばを食べて植物園に再入場した。
広々とした芝生広場の真ん中に巨大なススキに見えるパンパスグラスがある。花穂がフサフサして風に揺れている。とてもいい眺めだった。午後は気温が上がり日傘を差して歩いた。
心地よい疲労感があり、帰りのバスではうたた寝してしまった。
さくいん:神代植物公園