1/7/2002
今年は何年ぶりかでこうしてノートに思いつくことを書いていこうと思う。大学でも論文以外ほとんど文章は書かなかったから、こうして、ましてキーボードでなくペンで書くのはずいぶん久しぶりのことだ。
文章を書こうと思いついた理由はいくつかある。
- −今年は人生の大きな転機になるかもしれない。その過程を、その場面を、書いておきたい。
- −昨年の転職で大きな転機は一部すでに始まっている。そのことも書きのこしておく必要がある。
- −大学卒業後、自分の内面だけでなく、世の中のできごとについて、いろいろなことを考えてきたが、心のなかで言葉にすることはあっても文章にすることはなかった。そろそろいろいろな思いや考えを形にしてもいいし、できるだろう。
文章の目的は原則として内面の吐露ではない。日常生活や社会事象の観察や分析を自分の言葉で表現していきたい。最近読んでいる日経新聞夕刊一面のコラム、とくに鷲田清一や宿澤広朗のような文章を書いてみたい。
2001年7月の転職で生活は大きく変わった。この転職の意味についてはあらためて書くことがあるだろうし、2002年の一年がそれを明らかにしていくだろう。まず生活面でかわったことをあげておこう。
- −車で通勤するようになった。
- −腰痛の治療を本格的にはじめた。
- −上に合わせて水泳を(まだ十分ではないが)定期的にはじめた。
- −図書館に定期的に行くようになった。
車通勤の意味は大きい。車の中は安心する。自分だけの空間だから。仕事が終わり車に乗った途端、半分家に帰った気がする。思い返してみると、前は日常のストレスの半分くらいが電車通勤に起因していたのではないか。
スシ詰めの混雑、他人の視線、体臭、人の波、パソコンを抱えての階段の上り下り。今のところ仕事が辛くもなく忙しくないせいもあるが、日曜の晩に「明日も出かけるのか」とため息することがなくなった。「行かなくちゃ」と思う必要がない。乗ればいいのだ。
6/3/2002
ホームページを開こうか? 何を書く? 日記、小説、読書記録、エッセイ、コラム?
今の自分には書きたいことはあまりない気がする。いや、それは間違いだ。書きたいことはあるのだが、書けることではないのだ。
自分の身を削るように心情を書くのは好まない。そうかといって、身を削らない程度のことを書いて楽しめるほどの余裕もない。
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