レイザーラモンHD。

もし自分のパソコンのハードディスクが
ハードゲイ風に喋ったら。


「どーもー!ハードディスクでーす」

「君、最近調子悪いよね。起動しない時あるし」

「バックアップして下さいよ〜。もう4年も使われているん
ですから。本家ハードゲイの芸風は1年持つかどうか分かり
 ませんけどね〜」

「わりとひどいこと言うね」

「バックアップは大切。バックから突いてアップ! アップ!
アップ!バッチコーイ!」

「電源切る」

「流した。フォ〜」

「でもR(2才の娘)の画像と動画はちゃんとDVDにコピーしたよ」

「オッケー!ギガ単位であるんですからね〜。ところでDVDって
 何の略か知ってますかあ? ダッチワイフ!バイブレーター!
 デラべっぴん!で、ディー・ヴィー・ディー!フォー!」

「電源切る」

「流した。フォ〜。エロティックな動画も沢山入れてるくせに。
 ハードコアディスクでーす!」

「それは嫁にコピーしないけどね。当たり前か」

「違法コピーはダメですよ〜。ちゃんと正規購入しましょう。
 エッチなビデオなだけに性器購入。オッケー!」

「やっぱ新しいハードディスクに買い換えようかな」

「セイセイセイ!ちょっと待って下さいよ〜。まだバックアップ
 してないデータもあるじゃないですか〜」

「そうなんだ。Rのバックアップは、とりあえずDVD1枚分だけ
 焼いて、嫁のパソコンにコピーさせるために貸したんだけど、
 それだけで膨大過ぎて呆れられたよ。撮り過ぎだって」

「親馬鹿ですね〜」

「嫁だってRの写真をネットにUPしてブログとかやってるのにさ。
 その嫁に言われるとは思わなかったよ」

「どっちもどっちの親馬鹿ですよ〜。あなたの奥さんは、まさに
 ドッチワイフ!フォー!」

「フォーフォー言ってるとフォーマットするぞ!」

「セイセイセイ!」

完。

(下らな過ぎて申し訳ありません)

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レイザーラモンHD。

もし自分のパソコンのハードディスクが
ハードゲイ風に喋ったら。


「どーもー!ハードディスクでーす」

「君、最近調子悪いよね。起動しない時あるし」

「バックアップして下さいよ〜。もう4年も使われているん
ですから。本家ハードゲイの芸風は1年持つかどうか分かり
 ませんけどね〜」

「わりとひどいこと言うね」

「バックアップは大切。バックから突いてアップ! アップ!
アップ!バッチコーイ!」

「電源切る」

「流した。フォ〜」

「でもR(2才の娘)の画像と動画はちゃんとDVDにコピーしたよ」

「オッケー!ギガ単位であるんですからね〜。ところでDVDって
 何の略か知ってますかあ? ダッチワイフ!バイブレーター!
 デラべっぴん!で、ディー・ヴィー・ディー!フォー!」

「電源切る」

「流した。フォ〜。エロティックな動画も沢山入れてるくせに。
 ハードコアディスクでーす!」

「それは嫁にコピーしないけどね。当たり前か」

「違法コピーはダメですよ〜。ちゃんと正規購入しましょう。
 エッチなビデオなだけに性器購入。オッケー!」

「やっぱ新しいハードディスクに買い換えようかな」

「セイセイセイ!ちょっと待って下さいよ〜。まだバックアップ
 してないデータもあるじゃないですか〜」

「そうなんだ。Rのバックアップは、とりあえずDVD1枚分だけ
 焼いて、嫁のパソコンにコピーさせるために貸したんだけど、
 それだけで膨大過ぎて呆れられたよ。撮り過ぎだって」

「親馬鹿ですね〜」

「嫁だってRの写真をネットにUPしてブログとかやってるのにさ。
 その嫁に言われるとは思わなかったよ」

「どっちもどっちの親馬鹿ですよ〜。あなたの奥さんは、まさに
 ドッチワイフ!フォー!」

「フォーフォー言ってるとフォーマットするぞ!」

「セイセイセイ!」

完。

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江戸前出産前寿司。

嫁のお腹の中の第2子・トロ(胎児名)の出産予定日は10月1日。
あと1週間を切った。

出産前祝いというか景気付けというか、そんな意味合いで寿司
でも食いに行くか、ということになった。

「でも妊婦は大きな魚を食べないほうがいいって…水銀が多く
 含まれているから…」

嫁は多少気にしていたが、魚ばかり食べているわけでもなし、
と諭してみたら

「トロちゃんの安産をトロを食べて祈ろう〜」

2秒で翻ってホイホイ付いてきた。

妊娠前にはよく行っていた通称「バイオレンス寿司」は避け
(行くと必ず客が喧嘩していたり酔っ払いに絡まれたりする
デンジャラスな寿司屋なのである)、今まで行った事のない
商店街の外れの寿司屋に行った。

座敷に通されて食べ始めると、驚いたことに娘・R(2才)が
呪われたように食べる。今迄ナマモノは食べさせたことはなか
ったが、マグロやホタテなどをペロリと食べてしまった。

「あらー。よく食べるわねえ」

寿司屋の女将が目を丸くして驚いていると

「おいしー!」

なかなか外交術にも長けてきたRはそう言って更にトロにも
食指を伸ばすのであった。その一方でRは突然

「あんまん!」(アンパンマンのこと)

と叫びだすので

「ん?どこにアンパンマンがいるのかな?」

と辺りを見回してみると嫁がそっと耳打ちした。

「隣の座敷に座ってる女の子の靴下がそうなのよ」

「あ…」

ちょうどその小1ぐらいの女の子にギロリと睨まれてしまった。
へへ、怪しいもんじゃないよ…おいら、ベロってんだ。

最後に嫁とトロを一貫ずつ手に取って

「じゃあ安産を祈って…乾杯」

寿司の食べ納めをしたのであった。

「あー。トロちゃん、トロおいしかったねー」

帰り道、嫁が溜息をつきながら呟いていた。トロがトロを…
これって共食いになるのだろうか。いや、直接食べたのは嫁
だから間接共食いに…などとどうでもいいことを考えていたが、
突如僕は閃いた。

「トロの出産予定日は、ト・ロだから10月6日だ!」

金田一少年並みの素晴らしい推理であったが

「えー。5日も伸びるなんてやだよ」

嫁はお気に召さなかったようである。

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水もしたたるいい幼女。

そこそこ暑かった金曜日。

僕と嫁と娘・R(2才)は光が丘公園にいた。ここは大きな公園で、
1メートル幅ぐらいの人工の小川が流れており、子供達が裸足で
水遊びをしていた。

Rは彼らの姿をじっと見ていた。インドア派でオタクな僕の血を
引いているせいか、Rは汚れたり濡れたりする遊びをあまりしよう
としない。今回もRは尻込みしているのか迷っているのか…。

小川の中にはRと同じくらいの年の女の子もいる。丸々太った体に
宮川大助のような顔。派手に水しぶきを上げて突っ走る様はまるで
サバンナの水牛のよう。

あそこまで野生化しなくてもよいが、子供らしいアウトドア派ぶりには
惚れ惚れする。少しはRもあやかって欲しい。僕でさえ今でこそオタク
だが、子供の頃は子供らしく外を駆け回って遊び、背伸びをしたい
お年頃になってからはスカートめくりに励んだものだ。だからRにも
出来るはずである。オタクの子はオタク、と諦めてはいけない。

オタクはオタクに生まれるのではない。オタクになるのだ。

「Rもじゃぶじゃぶーって遊んでみるかい?」

意を決して水遊びの誘い水をかけたところ、Rは少し迷ったが

「くっく!くっく!」

靴を脱がせて、と水に入ることを決めた。おお、R、素敵だよ。
その姿は「私、脱ぐわ!」と決意した女優のように凛々しく、
僕が靴を脱がせるとソロソロと小川に入って行き

「きゃははははは!」

ものの10分もするとすっかり慣れてしまった。アウトドアの
子になってくれたようである。しかしはしゃぎ過ぎて先程の
水牛女児に向かって足で水をばっしゃんと掛けてしまい

「お嬢ちゃんごめんね。R!人に水を掛けちゃだめ!」

急激にアウトドア派になり過ぎたのを嫁が叱ったところ

「いえーい!ばしゃーん!」

他の子供にはやらなくなったが、僕にだけ水を浴びせるように
なってしまった。

「うわ。やめてくれ。僕は人じゃないのかー」

「いえーい!いえーい!ばしゃーん!」

Rがアウトドア派になってくれたのは嬉しいが、むごい。
いじめかこれは。僕は野比のび太のようにいじめられるが
ままで、悲鳴をあげることしか出来ない。

「助けてー。ホリエモーン」

あ、ライブドア派になっちゃった。

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娘のジャイアンリサイタル。

娘・R(2才)が歌って踊っていた。

「あてれぷれれのれのれー」

何の歌か全く分からない歌詞とメロディ。僕がクラブで
酔っ払った時を彷彿させるような左右に揺れるステップ。
オモチャのトンカチを手に持ちマイクに見立てている。

僕は寝転がって新聞を読んでいたが、Rは新聞を奪い去り

「めー!ないない!」

新聞を片付けろ、と要求したした後

「ち!ち!」

こっちだ、とRの目の前を指差した。そこに座ってワタシの
歌と踊りを見ろ、ということらしい。まるでRのジャイアン
リサイタルである。

「はいはい、みてますよー」

僕はよっこい庄一と座り、Rの歌と踊りを眺めていたのだが

「めー!めーよ!」

Rはまだ不満があるらしい。何だろうと訳が分からぬまま
いると、Rは僕の両手を取り、合掌する形を取らせた。しかし
それでどうしろというのか。まだ理解できない。すると痺れを
切らしたRが

「ぽん!ぽん!」

と言った。

「あ、手拍子を取れってこと?」

なんてわがままな…ジャイアンだってそこまで要求しない!
R、なんて子!しかし我が子の傲慢さに驚きつつも、僕は
のび太やスネオのように従順に

「はい、じょーずじょーず」

と、パンパン手拍子を取りながら、いつ終わるとも知れない
我が家のディーヴァ(歌姫)のワンマンゴウマンリサイタルに
付き合うのであった。

嫁も隣で寝転がってるのに何故僕だけ…。

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