2007年09月12日
ポリリズム
「やつはアイドル いかしたアイドル」
(愛咲ルイ「アイドル ショック」より)
perfume(パフューム)というアイドルグループの曲をよく聴いている。甘ったるい歌詞の歌とぶりぶりの踊りを披露するコテコテ正統派女の子3人組アイドルである。昨日も「ポリリズム」という新曲を買ってしまった。
・perfumeのWEBサイト→URL
・動画配信サイト→URL
いい年したオヤジがアイドルオタクかよきんもー☆、とかディスらないで欲しい。メーン。
僕は元々テクノやハウスといったクラブミュージックしか聴かない。昔から歌謡曲やロックに背を向け、アイドル全盛期の時は「おにゃん子クラブ?へっアホか」、バンドブームの時は「イカ天?ダサ」と斜に構えていた嫌なガキだった。
なのに何故聴くのかというと、このアイドルの曲は作りがテクノポップなのである。この手の曲はというと、YMOの「君に胸キュン」とかイモ欽トリオの「ハイスクールララバイ」とか…古過ぎて余計訳が分からないかもしれないが、とにかく異様にピコピコした歌謡曲を思い浮かべていただけるとよい。
テクノ好きなのでテクノポップにも反応するのである。例えて言えば(これは「ラブやん」というマンガにもあったが)、わいせつビデオはブルマものしか観ない!というブルマ専門マニアがいたとしよう。その男が「ブルマ+黒ストッキングもの」という新ジャンルのわいせつビデオを目にした時、
「ブルマに黒ストッキングを履くことなんて普通はありえない。邪道だ!でもこれはこれでソソるからいいかもしんない…」
とつい手が伸びてしまう…。僕がperfumeの曲を聴くのもこのようなソソられ方に近い。
前置きが長過ぎた。
このperfume、DVDやネット配信でプロモーションビデオが観る事が出来るので、ちょくちょく家で流していたら娘・R(4才)と息子・タク(1才)も好きになったようで
「おねーさんのお歌、みるー」
と僕に毎日リクエストするようになり、あっという間にたどたどしいながらも歌詞を、ヘタクソながらも踊りを覚え、僕の前で歌って踊りまくっている。ひょっとしたら日本で1番「ポリリズム」がうまい4才児と1才児かも知れない。
ただひとつだけ困った事がある。ふたりとも嫁に対しても
「ママ、みてみてー」
と歌って踊って見せるのだが、その時の説明が
「パパがだいすきなおねーさんのお歌だよ!」
というものであり、嫁の顔がひきつっていた。これでは僕がどこぞの女の子に色目を使っているかのようではないか。せめて「おねーさんの」を抜いて欲しい…。僕が大好きな女の子はただひとり。現在消息不明だが、Rの名前のルーツになった元近所の美少女・Rちゃんのみである。
「い、いや、僕が好きなのは歌であっておねーだんではなぐで…」
必至に弁明しようとしたが噛みまくり。余計に挙動不審になってしまった。
アイドルでキョドるというお話でございましたとさ。
問題:新曲CDには直筆サインが書かれている「当り」があったのだが、僕が買ったCDは当りだったでしょうか?
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