2007年09月08日
おしりかじり虫
「おしりかじりむし~」
と歌う娘・R(4才)。「おしりかじり虫」という、NHKみんなのうたでブレイクし大流行りしている歌らしい。
おしりかじり虫~。
おしりかじり虫~。
かじってかじってかじってかじってなんぼ。かじってなんぼの商売だ。
僕も何度か見たことがあるが、全く訳が分からなかった。何故かじらなければならないのか。かじってなんぼの商売と言うが、どんな商売だ。歌の中ではそういった説明は一切なされていない。しかし子供達にとっては些細なことであり、どうでもいいらしい。
息子・タク(1才)も
「おしりかいかいし~」
と舌っ足らずに歌い、僕のところにどどどどとやって来て
「ぱぱ、みててね!」
「うん。なんだい?」
だっふんだ!のように思いっきり息を溜めて叫び、ぎゃはははと笑った。一体何が面白いというのか!
だがよくよく考えてみれば、バックから女体を攻めている時、ついお尻をツパンツパンと叩くことがあるが、どうしてお尻を叩きたくなるのかと言われても答えようがない。すなわち聞くだけ野暮ということなのだろう。ならば僕もかじってかじってかじってなんぼ。一期は夢ぞ、ただかじれ。
「ぱぱー、おしっこー」
Rは甘えん坊なので、僕と一緒にトイレに行きたがる。トイレでぱんつを降ろすとRの可愛いお尻が。すわ、チャンスである。
「おしりかじり虫~」
本当にかじるのはさすがに親としてどうかと思い、お尻をちょみちょみと揉むに留まった。すると
「ぱぱ、やめて!さわっちゃだめ!」
この人痴漢です!みたいな勢いで怒られてしまったではないか!
「ああ…なんということ…」
あんなにパパベッタリだったRが初めて僕を拒んだ…。便器に頭を突っ込んで入水したくなる程のショックを受けた。そうか。もう父には触って欲しくないのか。もういいよ。プンプン。普段ならRが用を足した後に拭くのも僕がやっているのだが、もうやってやらないもん…。僕は拗ねたのである。
「Rちゃん、おしっこおわった?」
「おわったー」
「じゃあトイレットペーパーで拭きなさい。これからは自分でやりなさい」
「やだー。パパやってー」
「…」
べ、別に嬉しくなんかないんだからね!
トイレから出てくるとタクがどどどどと駆け寄って来て
いや、もういいから…。それにしょうばいではなくしょうべんである。
仕方がないので嫁のお尻でもかじるか…としたのだけれども、例によって無視された。
おしりかじり虫~。
嫁はまるで無視~。
問題:Rが「おしりかじり虫」と共にヘビーローテーションで歌いまくってる曲は何でしょう?
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