2007年08月31日
喉の渇き、愛の渇き
新しいパソコンを買ったので、人には言えないような最新のみだらなゲームを夜中に堪能していた。
「さすが最新パソコン、サクサク動く。お前もサクサク脱ぎやがれ、最新のクアッドコアが火を噴くぜ…」
本当に火を噴かれちゃ困るのだが、そんな感じで盛り上がってまいりました、という時に
「パパがいいの!パパがいいの!」
寝室から息子・タク(1才)が夜泣きしながら叫ぶ声が聞こえた。パソコン画面には
「先生のおちんちんがいいの!」
というセリフが出ており、なんというシンクロ。それはともかくタクの元へ駆けつけた。こないだは娘・R(4才)が「パパー!」と夜泣きして僕を探していたので添い寝したばかりである。最近娘にも息子にもモテモテであることよなあ…と親冥利に尽きる趣きで
「タク~。ほら、パパ来たよ~」
タクのそばにヘッドスライディングしたのだが、タクが叫んでいたのは実は「パパがいいの!」ではなくて
「茶茶(麦茶のこと)がいいの!」
であった。暑いので喉が渇いて起きてしまったらしい。いささかガッカリしながらも冷蔵庫を開け、麦茶をマグカップに注いでいる間、
「茶茶がいいの!茶茶飲みたい!うわあああん!」
タクは布団の上でゴネている。
「ほら、ちゃちゃ注いで来たぞ。ねんこしたままじゃ飲めないぞ」
寝ぼけながら泣いているので、どうやって飲ませようかと考えていたが、タクは泣きながらも自らスックと起き上がり、しかもきちんと正座してごふごふ飲み干し、
「おいひかった。うえええん」
これまた泣きながらも律儀に感想を述べ
「ママー。うえええん」
再びコロンと寝転がって嫁に甘えた。タクの喉の渇きを癒してやったのは僕であるから
「タク、パパと寝ようか」
と僕に甘えるようカモンファックミーと手を広げて誘導したのだが
「やだやだ。ママー」
タクは嫁に抱かれて眠りに就いたのであった。嫁は勝利の笑みを浮かべておりムカついたので
「ママーうええええん」
僕も甘えて抱きついたら一蹴された。
い茶い茶したかったのに。
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