2007年08月29日
娘の泣く夜は愛おしい
昨日は息子・タク(1才)の寝言の話であったが、今日は娘・R(4才)の話。
午前2時ごろ、ちょっとアレな映像を鑑賞していたら、寝ていたRが
「パパあああああああ!」
突然絶叫して僕を呼ぶので
「すわ何事か」
直ちにちょっとナニな映像を消し、パンツをはいてRの元に駆けつけた。
「パパ…パパ…」
Rは寝床で泣きじゃくりながら僕を求めて手を広げていた。
「パパ来たよ。もう大丈夫だよ」
Rの手をそっと握ると強い力で握り返してきた。添い寝してもう片方の手で髪を撫でてやるとどうやら安心したようで、涙が残る瞳を閉じた。なんというオヤジ殺しの夜泣きだろう。側に嫁が寝ているというのにわざわざ僕を求めてくるとは。そして手を握ると憑き物が落ちたように安らかな寝顔を見せるとは。抱きしめて全力で守ってやりたい気持ちになる。
例えこの場にしょこたんが全裸で現れて「抱いて」と迫られようとも
「すまんな。今日はこの子を抱いて寝るんでね…」
ちんこをピクリともさせずに言い切れるだろう。パピィギザカッコヨス。
Rのまぶたの涙を拭いながら
「怖い夢でも見たのかな?」
小声で話し掛けると、コクンと頭が動いた。
「よしよし、一緒に寝ような」
何しろ暑い夜なので、握る手が汗ばむ。そろそろ手を離しても大丈夫だろうかと手を緩めようとしたが、すぐさまRが握り返して来た。余程怖い夢を見たのだろうか。結局ずっと手を繋いだまま、いつしか僕も寝てしまった。
朝、Rはいつもどおり「パパだっこ」と甘えて起きた。
「昨日はどんな怖い夢だったのかな?」
と話してみると
「あのね、パパとお弁当食べてたら、パパがいなくなっちゃったの…」
ああもうこの子はどこまでもオヤジ殺し。僕とラブラブお弁当の夢を見た上に、僕がいなくなっただけであれだけの悲しみよう。起きてりゃ起きてたで「パパだっこ」とベタベタの甘えっぷり。朝から鳥肌が立ってしまった。これも朝立ちと言うのだろうか。
今がRのパパラブ絶頂期であることを実感し、その幸せを噛み締めた。いつまで続くのか分からないが、絶対いつか終わることだけは分かっているこの蜜月。いつの日か「オヤジキモイ」と離れて行き、自立していく…これだけは確実である。それでも僕は昨晩ずっと繋いでいた手の温もりを糧に、陰ながらRを愛していきたい。
手の温もり…そういえばRの手を握る前はちんこを握っていた。今更気づいたがもうどうにもならない。取り返しの付かないことをしてしまった…許せ娘よ。
その、パパも体が夜泣きしてたんだよ。
問題:寝相の悪いRがよく寝ているところはどこでしょう?
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