としまえんで僕と握手!

今年は何度プールに行きまくっただろうか。

嫁と子供達でとしまえんプールに行った。暑さが厳しい中皆考えることは同じようで人がコミケ並みにおり、若いギャルもわんさかおり、ちょっと乳がでかいとすぐ触れてしまいそうな勢いであった。

芋洗い状態を通り越して乳洗い状態、乳触れ合うも他生の縁とはこのことかと目を奪われて、よーしおっちゃんのタネイモもあらっちゃるかと期待に股間を膨らませていたら

「ぱぱー、ぷーる入るー」

娘・R(4才)に手を引かれて乳ではなく父であることを再認識した僕。Rは最初は勢いが良かったものの、せいぜい正味30分ぐらいプールで泳いだだけで

「もういい」

とか言ってるし、息子・タク(1才)に至っては昼寝の寝起きタイミングがいまいち良くなく、寝足りなかったためか機嫌が悪くて、ずっと嫁に抱かれたままでプールに入ろうともしない。嫁は嫁で

「バナナチョコクレープ食べたい…でもすんごい人が並んでる…でも食べたい…」

とうわ言のようにブツブツ呟いていたので僕が買った。プールにも入らずプールサイドのゴザに座りもさもさとクレープを食べる母子。ついでに子供達にはジュースを与えると、タクはオレンジジュースのペットボトルをラッパ飲みしながら

「これ、たっくんのおれんじじゅーすだよ!」

隣に座っていた男の子に自慢気に絡んでいるし、酔っ払いかお前は。プールに来て飲み食いばかりしていて、これでは喫茶店に来たのと大して変わらないではないか。たわわなギャルの乳が眺められるおっぱい喫茶。メイド喫茶の次に来るのはこれだ!

いやこれだじゃねえだろもう既にあるよそういうの…などと考えつつシャドーオパイ揉み揉み動作をしていたら既に午後3時半。4時からアンパンマンショーが開催されるのである。

とっとと着替えてショーのステージに移動すると、たちまち暑さが甦る。Rとタクは真剣にアンパンマンとバイキンマンの戦いを真剣な目で見ていたが、僕はこの暑さじゃ中の人が倒れるんじゃないかと別な意味でハラハラしながら眺めていたのであった。

ショーの後は握手会だというのですぐ並ぶためにすっ飛んで行ったら

「ひとつぐらい荷物持ってってくれてもいいでしょ!」

後からヒイヒイ子供達と荷物を抱えて来た嫁にブーブー文句を言われた。

としまえんで年増怨ずるとはこのことである。

問題:嫁がアンパンマンショーで叫んでいたことは何でしょう?

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