2007年07月12日
口はまぐわいの元
最近とにかくよく喋る息子・タク。
1才10ヶ月のわりには覚えが早く、既に三語文を話し、ひらがなもいくつか読めてしまう。娘・R(3才)と比べてもかなりのハイペースである。
上の子がいると下の子の覚えはほれこの通り早く
上の口が嫌でも下の口の濡れはほれこの通り…
と考えていたが理由はそれだけではないと思われる。Rにはみっちゃんやルナちゃんやマユちゃんといった幼稚園友達がいる。彼女達はRよりも遥かに口が達者で、タクは彼女らに可愛がられてよく遊んでもらっているので、その影響もあるのだろう。
タクはこの年上の女の子達にモテモテなのである。みっちゃんは
「たっくんはみっちゃんのことが好きなのよ、うふ」
などとおませな事を言っているし、ルナちゃんに至ってはお気に入りの熊のぬいぐるみを「たっくん」と名付け、呼んでいるという。この話を嫁から聞いた時、僕は初めてジャイアンの気持ちが分かった。
僕の子供の癖に生意気なんだよ!
しかし所詮僕の遺伝子を継ぐ者であるから、タクの人生で今を超えるモテ期はおそらくもう来ないであろうと考えると不憫にも思える。それはさておき、
「とにかくタクは言葉を覚えるのが早い」
ということを嫁と話していたら、
「そうよねえ。この子って天才じゃないかしら」
自然舞い上がってしまうのは親の欲目で仕方のないことである。
「ふふ。じゃあお受験でもさせるか?」
「あのね、●●君とこ、国立大の付属小学校狙ってるんだって!私立は高いから。タクもそこ目指そうか!」
僕が煽ったら煽っただけ一向一揆のように激しくノリノリになってしまった嫁。
「僕もね、3才の頃、道行く車の車種を全部言い当ててたらしいよ。凄いべ」
タクの覚えが良いのは僕の遺伝によるものが大きいのだよ…と遠回しに嫁にアピールした。ところが嫁は
「それが今は…フン」
僕を一瞥し鼻で笑いおった。体中の穴という穴を陵辱し、まぐわってやろうかと頭と亀頭に血が上ったが、
「うむむむ…」
全くその通りなのでグウの音も出なかった。所詮ハタチ過ぎればただの人。三十路過ぎればエロオヤジ。
「ま、所詮この程度で天才とか、まずないわな」
憑き物が落ちたように冷静になった嫁の顔には、「カエルの子はカエル」とはっきり書いてあった。そう、トンビは鷹を産まない。
カエルの子はカエル。
ドエロの子はドエロ。
問題:ひらがな以外にも、タクはアルファベットを見ると何と言うでしょう?
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