2007年06月28日
ちんちんかもかも
娘・R(3才)と息子・タク(1才)とお風呂に入っていた。
タクが何やら股間をモゾモゾいじっていたので
「ん、かゆいのか?」
と問うたところ
「ちんちん!」
そのモノを指差して高らかに宣言した。我は股間をいじっている。そして我はこれを何と呼ぶか知っている。故に「ちんちん」と叫ぶ、といった心境なのであろう。
我思う故にちんちんあり。
朕思う故にちんちん。
コギト・エルゴ・ちんちん。
「うん。ちんちんだな」
タクよ、お前の言っていることは正しい、という追認の意味で僕は復唱した。するとRが
「Rちゃんにはちんちんないのよー」
と言った。
「うん、そうだね」
その通りである。
「ママにもないの」
「そうだね。Rとママにはないね」
「たっくんにはちんちんがあるのよ」
「うん、あるね」
Rは家族ひとりひとり、ちんちんの有無を確認している。そしてそれはそこまでは正しかった。しかし
「パパはちんちんあるの?」
と言われ僕はそのまま湯船に沈みたくなった。Rが生まれて3年余、毎日ではないとはいえ、一緒にお風呂に入れる日は出来るだけ入浴して来た。その間、僕の何を見て来たというのか。そんなに僕のちんちんは存在感がないのか。
でかいとは言わないが、大き過ぎず小さ過ぎず、贈って便利、貰って重宝、男女ウフーンのひとときにおけるマストアイテムだと思っていたのに。R自身、受精前の単細胞時代に通過した、いわば「いつか来た道」であるのに…。
この道ーはー、いつか来たみーちー。
あーあー、そうだよー、あやかしの魔羅が勃ってる~♪
「パパもあるよ…パパとタクにはちんちんがあるんだよ…」
僕は落胆を悟られないよう、出来るだけ平常心を装い噛み含めるようにRに説明した。その後嫁には
「パパにはちんちんあるの?って言われちゃってさ…そんなに存在感ないのかな…」
と嘆いたら
「ないんじゃないの。あっはっは」
全くフォローしてくれなかったので、存在感を思い知らせるべく思う存分陵辱したが、我がイチモツが嫁にもRにも軽んじられていることが分かった今、どのように存在感をアッピールすべきか悩む。
今更ながら鍛えるか。しかしどうやって。誰かアメリカ軍隊式ちんちんエクササイズでも考えてくれないだろうか。
すなわちペニースブートキャンプである。
問題:最近お風呂に入る時、Rが得意気にやってることは何でしょう?
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