本当にあった本の怖い話

僕の本棚やシステムデスクから溢れ出ている本。

それを見かねた嫁が本棚を買った。

「あなたも手伝いなさいよ!」

嫁にケツを引っ叩かれながら組み立てたら、大学教授の書斎にあるような馬鹿でかい本棚になった。実は地下室への隠し扉になっていたりして。

将来地下にお仕置き部屋を設けた家を建てたいものだと悦に浸った。本の奥にある隠しボタンを押すとゴゴゴと本棚が横滑りし、地下へ続く階段が現れる。燭台に火を灯しコツコツと石階段を降り、突き当りの重い鉄扉を開けるとそこがお仕置き部屋であり、様々な拷問用具が蝋燭の灯りに照らされて浮かび上がるのだ。部屋の真ん中には高校生ぐらいになった娘・Rが目隠しされて座らされている。

「君は黙ってお父さんのエロスビデオを見たね…いけない子だ…」

「だって『ちびまる子ちゃん』とかラベル貼ってカモフラージュしてるからでしょ!紛らわしいのよ!」

「ふふふ、あれは実は『ちびま○こちゃん』なのだ」

「どーでもいーよ!」

「しかしお父さんの物を勝手にいじったことは事実。さあお尻を出しなさい」

父の威圧感とお仕置き部屋のおどろおどろしさに負けたRは素直にパンツを脱ぎ、地下中にペチペチとお尻を叩く音が響き渡るのであった。

ああ、いいなあ…。お仕置きするなら地下に限る…と、本棚を組み立てたことで充実してしまった。

「そろそろ本を入れなさい!」

1週間後、とうとう嫁に怒られたので渋々新旧合わせて全部の本棚とシステム机の本を整理した。

「終わったよ」

僕の報告を聞いた嫁は、シゲシゲと本棚を眺めた後、まだ全体の3割ほど空いている棚のスペースを指し

「ああっこの隙間が気になる!」

と訳の分からないことを言った。

「まだキャパに余裕があるんだからいいことじゃないか。」

「だめよ!みっしりと詰まってなきゃならないの!隙間なくみっしりと!」

「うわあ…みっしりマニアかお前」

病的にこだわる嫁を少し怖く思った。そんな隙間にこだわるなら、女体の隙間に僕の突起物をいつでもみっしりと埋め込んでやるのに、その提案はいつも拒否される。

更に嫁は本棚を舐めるように見、せっかく僕が並べたマンガを入れ替えを始めたので

「僕の整理の仕方に何か文句でもあるのか!」

と詰め寄ったところ

「あなたね、ちゃんと1巻2巻3巻って順番に並べなさいよ!」

見事に反撃され、将来嫌な姑になりそうだなあと思った。

「別にいいじゃん。こだわんなよ。お前O型だろ?O型って大雑把じゃん」

「あなたこそ本当にA型なの?ガサツ過ぎるのよ!」

「本当にA型だ。親父もお袋もA型だし、ついでに言うと親父の生まれは新潟だ。」

結局O型の癖に、A型の癖に、という泥沼の不毛な争いになってしまった。

こういうのも「血で血を洗う争い」というのだろうか。

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