2007年05月06日
タンゴ惨況大
嫁実家で過ごすこどもの日。
鯉のぼりが300匹ほど掲げられている近所の河原を見、その後すぐ近くの公園で子供達を遊ばせた。
砂場で遊んでいると、娘・R(3才)が
「Rちゃんは、あんぱんまんです!ぱぱ、ばいきんまんやって~」
アンパンマンごっこをやれと言ってきたので
「俺様はバイキンマンだ~。はっひふっへほー。バイキン爆弾をくらえ」」
砂ダンゴを作りRの足元に落としてやる。
「まけないぞー。あんぱーんち!」
「ぐわあああ。ばいばいきーん」
ふふふ、僕にバイキンマンをやらせたら右に出る者はいないだろうと自らの演技に満足した。
「つぎは、Rちゃんはジャムおじさんです」
「え、まだやるの」
「やるの!」
「分かったよ…。こらージャムめー。貴様ちゃんと確定申告してんのかー。国税庁爆弾をくらえ」
「まけないぞー!」
バトルに燃えたRは僕に砂をかけまくり始めた。
「うわ。ちょっと。目に入る。お前は砂かけババアか」
この攻撃はキツいと身をかわそうとしたところ、これまでの僕らのやりとりをじーっと見ていた知らない女の子が急に動き出して
「あんぱーんち!」
「どわああああああ!」
彼女も僕に砂をかけるではないか。
「す、すみませんすみません!」
彼女の父親が慌てて駆け寄って僕に詫びた。GW家族サービスで疲れていたのであろう、大リーガーに打たれまくった松坂のようにやつれていたので許した。
嫁実家に帰ると嫁が
「柏餅作るのよ!」
と張り切っていた。新聞紙でカブトを折り、それを息子・タク(1才)に被せてみたら、
「うぎゃあああああ」
メチャクチャ嫌がられてしまい、それでも嫁は
「ママが作った柏餅、食べてえん」
と、カブト&柏餅という「こどもの日アイテム」を揃えてタクの写真を撮りたかったらしく、無理矢理カブトを被せたまま撮った写真はカブトがずり落ちており、凛々しい若武者というよりは落ち武者のようであった。
そういえばこどもの日には菖蒲の葉を湯船に浮かべる「菖蒲湯」をしていたものであるが、嫁の実家ではそういう風習はなかったようである。
分かっていたなら僕が菖蒲の葉を用意すればよかった。そして葉をパンツの中に入れて
「菖蒲パンツで端午のセックス」
とか言って嫁に迫れたものを…。
問題:嫁実家でRがやらかしたむごい出来事はなんでしょう?
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