2007年05月05日
ボク、イナカモーン
嫁の父から思わせぶりな電話がかかってきた。
「連休中はこっち来ないのかナ~?」
別にどうでもいいんだけどさ、と装っているようであったが、明らかに
「帰って来て欲しい…」
という哀願が滲み出ていた。
「嫁、どういうことだ。お前の実家には帰らなくていい、って言ってなかったか?」
確か連休前に嫁とそう話したはずだった。
「うーん。お母さんが別に来なくてもいいって言ってたから…」
「でもお父さん寂しそうだったぞ」
「うちの親、夫婦の疎通が無いから」
「…僕らみたいだね」
というわけで急遽GW後半戦は嫁実家で過ごすこととなった。
嫁の叔父実家も加わり、近くの昭和記念公園という場所で落ち合う。昭和を記念する場所であるから、てっきりエノケン像やクレイジーキャッツ像やタケちゃんマン像やピンクレディーミュージアムみたいなものがあるのかと思ったらなかったので残念である。
娘・R(3才)と息子・タク(1才)を遊ばせている中、話は何故か僕の実家栃木と嫁実家八王子(の奥地)の「どっちが田舎対決」みたいな内容になった。
「栃木はこないだ熊が出ましたよ」
「八王子はよくキジが飛んでくる」
「桃太郎か!」
「イノシシも出てたよね~」
「そうそう。野良イノシシ捕まえて飼ってた家もあったよね」
ダメだ。栃木の負けであった。まがりなりにも東京「都」の癖になんでそんなにワイルドカントリーなんだよ。
「あ、私クジャクも見たことあるよ!」
と嫁。
「うそだああ!お前んち中国か!」
「ホントだって!」
「分かったよ。信じるよ」
翼を広げて求愛するクジャクにちなんで夜、お股を開いて求愛したら嫁に
「いやあん」
と言われた。
クジャクも「イヤーン」と鳴くんだそうだ。
問題:実はこの日記を書いている横に嫁父がいるのだが、何をやってるでしょう?
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