横浜アンパンマンこどもミュージアムへの悩み

4月20日に「横浜アンパンマンこどもミュージアム」というアンパンマンだらけのアミューズメントスポットがオープンした。

娘・R(3才)や息子・タク(1才)がアンパンマン大好きなので、僕も何日か前に

「子供達を連れて行きたい…」

という日記を書いた。どんな施設なのかはだいたい以下のとおりである。

・アンパンマン関連のモノや遊具が展示されている「ミュージアム」とアンパンマングッズの店を集めた「ショッピングモール」に分かれている。

・「ミュージアム」は1才から(!)千円の入場料がかかる。

・GW中は都内の地下鉄からミュージアムの最寄駅まで直通運転する「みなとみらい号」が走る。車内アナウンスで流れる「合言葉」をミュージアム入口で言えば記念品がもらえる。

等々。

僕の計画では5月5日に「みなとみらい号」に乗り、ミュージアムで子供達を遊ばせ、ショッピングモールの「ジャムおじさんのパン工場」というお店でパンを食べようと考えていた。

ジャムおじさんとは、基本的にはパン職人だが、戦闘用メカ「アンパンマン号」や宇宙ロケットまでも製造してしまう技術を持ち、アンパンマンやその仲間達を養うと共に、彼らを使い誰に頼まれたわけでもないのに世の中の治安を守っている一風変わったおじさんである。今に都知事選に立候補するだろう。

パン工場はアンパンマン一派が住み、ジャムおじさんがアンパンマン達の顔を焼き、科学兵器を製造する本拠地なのである。今に北朝鮮のように査察要請が来るだろう。

このように物語上重要な拠点であるゆえ、それをモデルにした「ジャムおじさんのパン工場」は特に人気があるお店となるだろう。

オープンしたばかりだし、GW中だし、さぞや混むだろうと思い、既にアンパンマンミュージアムに行った人のブログを探して情報収集をしてみた。結果…

■ミュージアムについて

・開館30分前に到着したが既に長蛇の列。1時間~2時間待たされた。
・待ち切れない子供達がそこかしこで号泣。

■みなとみらい号について

・かなりの混雑。
・「合言葉」→記念品贈呈の手際が悪く係員に客の野次が飛ぶ。

■パン工場・ショッピングモールについて

・パン工場も長蛇の列。整理券が配られたらしいがそれすら品切れ。
・パン焼きが間に合わないらしく品切れの嵐。
・切れたおじさんが係員に延々文句を言っていた。
・総じて商品の値段が高い。

激混みは覚悟はしていたものの、実際体験した人達の修羅場話は臨場感溢れるもので、読んだだけで疲れてしまった。値段が高いのはキャラ物はしょうがない。元より承知の上だが、電車で2時間近く乗った後に更に入場待ち2時間なんて、Rやタクには耐えられない。というか僕も無理。

「やっぱもうちょっと時間経ってから行こうよ…」

「ははは、そうだね」

嫁にもそう話したところ、笑いながら納得していた。

「あ、いや、待て。5月1日って僕の会社の創立記念日で休みなんだよね。平日だからちょっとは空いてるだろ。Rの幼稚園休ませて行かない?」

「休ませるなんてとんでもない!Rの幼稚園はね、皆勤賞狙ってるの!」

これは嫁を怒らせてしまった。ああ、Rよ嫁よすまぬ…父自らが堕落の道へ誘おうとしてしまった…。

愛と勇気だけが友達さ♪というテーマソングが有名なアンパンマン。
観る側にとっては金と根気と友達になる必要があるようだ。

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