熊出没注意だった

まだ桜の花を満喫していないような気がする。

先週近場の公園には行ったものの、こぢんまりとした桜だったし寒かったし。かなまら祭りにおいても桜の花は咲いていたが色は似て非なるピンクのちんこに夢中でそれどころではなかったし。そして東京の桜の花は終わろうとしている…。

おおそうじゃ。実家の栃木はまだ咲いているはず。

「週末、栃木行かないか」

「いいよ」

嫁に相談してみたらOKだったので栃木の母に電話をしてみた。

「まだそっち桜咲いてる?」

「ああ、山の方は咲いてるねー」

「週末そっち行っていい?」

「え、来るの?ホント?ひゃっほー」

まるで遠距離恋愛の彼女のような浮かれっぷりをされてしまった。

「うん。じゃあよろしく」

と電話を切った後

「なんかすごいはしゃぎようだったんだけど」

と嫁に言ったら

「親孝行よ、親孝行」

ふふんと笑っていた。ただ桜を見るつもりで帰るだけなのだが結果的にそのようになってしまったようだ。

一応ネットで栃木の桜の咲き具合や天気などを調べていたら、なんと地元の山に熊が出ていたという。親から離れたとされる仔熊が11月ごろからうちの地元の山あたりに出没しており、最近餓死した姿が発見されたという。

僕がいたころは熊が出たなんて聞いたことなかった。そんなに田舎だったのかウチは。

それにしてもまだ親離れしたばかりの仔熊が、ウチのような本来住めない場所に迷い込んで、食べ物を確保できず死んでしまった…という話は子供を持つ身としては哀れな話である。

11月ごろといえばちょうど娘・R(3才)と息子・タク(1才)と

ぼくはくま
「ぼくはくま、くま、くまー」

と歌っていた時期である。僕の仔熊らはちょっと僕らから離れただけで大泣きするであろうに、この熊出没→餓死事件は悲しさが身に染みることに思えた。餓死せずともこの仔熊の運命を考えるとあまり明るい未来が見えてこない。万一親と会えたとしても、人間の臭いが付いた仔熊には親熊も警戒するという。そして最悪の場合射殺…。なんとか共存できないものだろうか。

くまのプーさんの世界だけじゃなく、熊に出会ったら挨拶でもするぐらいの共存共栄の世界。

くまんたれぶー。

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