2007年03月29日
ニューキッズ便座ブロック
遅まきながら、娘・R(3才)のためにトイレ用踏み台を買った。
4月から幼稚園なのにひとりでトイレで用足しできないRに焦りを覚えたはいいが、
「ていうかトイレに届かないから物理的に無理じゃん」
というわけでRが自力で便座に上れるよう今更ながら買ったのである。
踏み台といえば
「俺を踏み台にした!?」
のセリフがお馴染みであるが、平成2ケタ生まれのRに言っても分かるまい。せいぜい僕を踏み台にしてニュータイプに成長するがいいさ。
そんなわけでジェットストリーム練習。
「はい、まずここに上ってねー」
早速実践させてみたら、一旦後ろ向きになって踏み台を上り、座る…という動作がなかなか出来ないで困った。まあ何も今日すぐ出来なくても、と練習はここまでにしていた。ところが翌日、
「もう自分で出来るようになったよ」
と嫁が言うので是非僕も見てみたくなった。
「Rちゃん、ひとりでトイレできるの?」
「うん。おしっこできるの」
「じゃあお父さんが見ているからやってみて」
「はーい」
Rはトイレの前までタカタカ走って行き、そこでズボンとパンツを脱ぐ。その様子をを観察していたら
「ぱぱ、みちゃだめ!」
何故か脱衣シーンは覗いてはいけないらしい。脱衣シーンはアダルツヴィディオにおいて、クライマックスへの滑走路と呼ぶべき重要な場面であるというのに、残念である。トイレトレーニングの成果は見せたいが、余計な場面は見せず、小出し小出しにして自分のビジュアル的価値を下げないよう保つ女、R。
仕方が無いので少し離れて見ないようにしていると
「ぱぱ、みててねー」
今度は「見ていろ」というRの指示が飛んできたので慌てて引返すと、踏み台を上り、便器にまたがり、そしておしっこしー。
「ああ…じょうずに出来るようになったんだね。偉いぞ」
誰の手も借りずに出来、誇らしげなRの足の間から出る水は、華厳の滝よりもナイアガラの滝よりも養老の瀧よりもピエール瀧よりも美しいと思った。
その後自分でトイレットペーパーを手に取って拭き、踏み台を降りて終了。
「ははは、終わりまで出来たね。いい子いい子」
わりとあっさりクリアしてしまったので、こんなことならもっと早く踏み台を買ってやればよかった。
Rの頭をナデナデしていると、今度は息子・タク(1才)がタッタカターとトイレにやって来て踏み台を指差し
「まんまん!(アンパンマンのこと)」
ひとことだけ叫んで去っていった。そう、この踏み台はアンパンマンのイラスト付きなのである。タクにとって踏み台といえばアンパンマン、という連想になってしまったのであろう。
そして僕にとって踏み台というとどうしても連想してしまうのが
踏み台彰晃。なんつって(すいません)
問題:トイレでRがわりと神経質になることはなんでしょう?
答えはランキングのコメント欄(2位あたり)→ここをクリック