2007年03月26日
児童館とブルマ
家族で某ショッピングセンターに出掛けた。
嫁が買い物をしている間に僕は娘・R(3才)と息子・タク(1才)を児童館で遊ばせることにする。
ブロック遊びやらボール遊びやら力の限り体を動かせたところ、さすがに2人とも動きがボーっとして来たので
「じゃあ絵本でも見るか」
図書室に移動した。そこは意外と書籍が充実しており、つい「からだのひみつ」や「子供の性教育」といった本に目が移りつつも驚いたことには、なんとそこには「手塚治虫漫画全集」がズラリと並んでいるではないか!
「うわーなんでこんなにマンガもたくさんあんの…」
片っ端から読み漁りたいところであり、
「僕はマンガ見てるから君達はよきにはからえ」
と子供達を放牧したいところであったがそうもいかず、R達が引っ張り出してきた「ノンたんといっしょ」を朗読してやっていたところで嫁が戻って来た。
「なあ、今度は僕だけで行きたいんだけどダメかな?」
「大人ひとりで入っちゃダメって決まりはないと思うけど、いろんな意味で怪しいね」
「規則でダメっていうより、大人ひとりが児童館に行くって時点で人としてダメだよな…」
そんなことを話しつつ、嫁が買い忘れたものがあるというので再びショッピングセンターの中へ。嫁が店内を物色するがまま、ボーっと付いて歩いていたが
「Rのブルマを買わなくちゃ」
「ブルマ?」
そのひとことで俄然力が入った自分を隠せなかった。
「幼稚園の制服が短くてね、見えちゃうのよ。変な人も多いからブルマはかせとこうと思って」
それは心配し過ぎではないだろうかと思ったが、「他の子達もそうしている」と嫁が言うので従うことにした。
「そういうためのブルマなら…別にスパッツでもいいじゃん…」
保身用のブルマということならば典型的正統派ブルマは逆に危険である。パンツが見えるより興奮する者もいる筈である。ブルマ好きの僕が言うのだから間違いはない。なれば簡単。僕が全然ソソらないものを選べばよい。かぼちゃパンツのようなものかスパッツが良い。
色々と捜し歩いてみたところ
「胸がふくらみ始めたら…はじめてのブラジャー」
という衝撃的な乳バンドを見付けてしまい
「ああ…いつかRも…こんなものをつけるようになってしまうのか…」
嬉しいような寂しいような悲しいような恥ずかしいような、様々な感情が入り混じったエモーションのドツボに嵌っていたら、いつの間にか嫁達に置いてけぼりにされてしまったので慌てて追いかけた。
少女用ブラジャーの前で震えているオヤジひとり。これは危ない。やはり嫁の用心もあながち杞憂ではないようだと考え直した。
Rの幼稚園は体操着はブルマでないので、Rの真の意味の純粋な体操着ブルマ姿を拝めることはできないようだ。悲しいことだがこれも時代の流れ。その代わりに
「ぱぱー、やってやってー」
とせがむRとタクに肩ブルマしている今日この頃である。
問題:僕が子供の頃の児童館のしょぼい思い出はなんでしょう?
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