2007年03月07日
ギャルまみれ河口湖
河口湖旅行日記の最後。
遊覧船に乗った後は歩いて駅まで。駅前にほうとうが美味い店があるのでそこに入った。
僕にはどうも腑に落ちないことがあった。やたらとギャルが多いのである。歩いている途中でもいくつものギャル集団とすれ違ったし、そしてこの店にも隣にギャル集団がガツガツとほうとうを食べている。
一体この河口湖の何がギャルを引寄せるというのか。それが分からなかった。もしここが日光であれば
「なるほど、これが日光ギャル軍団か」
と無理矢理納得できたのだけれどもここは河口湖。
「大学生の合宿じゃない?」
嫁がそう言うので、
「ああそういえば僕も来たことあったなあ…」
大学のサークルで来たことを思い出した。確か手漕ぎボートの競争をみんなでやったのだが、強風のため湖のくせにえらい荒波で全員岸に打ち上げられたんだっけ。ていうか何の合宿だったんだあれは。
嫁の「大学生の合宿説」は正解に最も近そうであったが、それでも男大学生がサッパリ見えないので納得できなかった。一体どんな謎が隠されているのか…僕はほうとうを食べながら隣のギャル軍団を横目に見ながら考えていた。彼女らのたわわな乳を僕が見逃すはずがなく、釘付けになったところで閃いた。
山梨県のほうとうは武田信玄が陣中に食したものがルーツだという。そのほうとうを食べる巨乳ギャル…さぞかし乳輪もでかかろう…謎は全て解けた。
すなわち乳輪火山である。巨乳なること山の如し。
腹も満ちて謎も解けサッパリして帰りの電車を待つ間、駅隣接のカフェでヒマを潰していた。ここには何故かネットに接続できるパソコンが4台あり、そしてここにもギャル集団がいた。
ギャル達はどんなサイトを見ているのだろうか、と覗き込んだところギャルに見つかってしまい非常に嫌な顔をされてしまった。普通に河口湖観光案内サイトを見ていたようだ。つまらん。mixiとか開いて
「今河口湖でぇす。ぅしろからォャジが覗いててきんもー☆」
などと書いてたら面白かったのに。
電車の時間になり、フジサン特急なるものに乗り、大月でJRの特急に乗り換え、新宿で母と別れ、約3時間かけて家に着いた。子供達はさすがに飽きて騒いだりもしたが、概ねまったりと座っていて良い子であった。
何が楽しいのか窓をペシペシ叩いて喜ぶ娘・R(3才)と息子・タク(1才)
富士山ビューの素晴らしい旅館の浴場とは比べ物にならない狭さとしょぼさの我が家の風呂に子供達と一緒に入り、
「Rちゃん、旅行で何が一番面白かった?」
と聞いてみた。富士山だろうか。遊覧船だろうか。それとも旅館の大浴場か。連れて行った父としては気になるところだったので聞いてみた。
そしてRの答えは
「えっとねー、ばす」
…旅館の送迎バス(乗車時間正味15分)であることが判明。この旅行は一体なんだったのだあああああ!
「遊覧船、お、おふねは楽しくなかったのかい?」
富士山や旅館のチョイスは嫁と母の好みであったが、遊覧船だけは子供達が楽しんでくれるだろうと思って乗ったのである。ところが
「Rちゃんねぇ、おふね、こわかったの…」
何かと慎重派のRにはまだ早かったようで…。
そんなRもいずれ女子大生になり、合宿に行くなどと言って再び河口湖を訪れることもあるかもしれない。父として心配することは、ボートで遊んで座礁しているような男に決して引っ掛からないで欲しいということである。
お前のママのように!
問題:電車を待っている間、嫁がいつの間にかちゃっかりやっていたことは何でしょう?
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