2007年10月30日
「領収書は上様で」By松平健
ぱからん、ぱからん、ぱからん、ぱからん。
砂浜を走る白馬が蹄の音を響かせる。白馬に跨る松平健が手綱を操り…
ひひーん!
暴れん坊将軍!(画像まちがい)
息子・タク(2才)もなかなかの暴れん坊かつ暴れん棒である。
僕が娘・R(4才)とタクとお風呂に入った時、湯船に入れると
「パパ、あつーい」
ふたり揃って僕に言った。てやんでえべらぼうめ、江戸っ子は熱い風呂に入(へえ)るんでい。と啖呵を切ろうとしたところ、よく考えたら僕は別に江戸っ子ではなく栃木生まれのちょっぴりエロっ子だったので
「じゃあ水で薄めるからな。ふたりでぐるぐる掻き混ぜてくれ」
水をじゃぼじゃぼと湯船に投入した。するとタクが
「たっくん、おしっこでたー」
なるほど、おしっこで薄めるのか。その発想はなかったわってバカ。最早風呂で放尿をされたぐらいではラーメンに髪の毛が入ってた程度にしか感じないのでそのまま入り続けたが、風呂に入るほんの5分前にトイレに行ったのである。その時は暴れん棒をいじくってるだけだったのに…。
「今度はトイレでおしっこできたらいいねえぇぇぇ」
これをもう何度言ったことか。
翌朝。目覚めた僕は寝床の上でタクを着替えさせた。ズボンを脱がし、おむつを脱がせるとタクはこの時を狙って僕の手から逃れ、走って行ってしまった。
「すかーと、すかーとー」
下半身が衣服から解き放たれ、上着のみヒラヒラしているさまをタクは「すかーと」と表現して喜んでいるのである。端から見ると単なるノーパン喫茶、しかも暴れん棒付きである。
タクはそれを激しく揺らしながら走り回り、嫁の布団に仰向けにばっふーんとダイブ。こちらに向いたお尻がキュートで眩しい。元気だなあと眺めていたらここで嫁が大絶叫。
「ぎゃあああ!私の寝るところに生ちんこをなすりつけないでええええ!」
嫁を恐怖のどん底に叩き落すタクの暴れん棒。暴れっぷりは最早僕のそれを超えたと言えよう。ここに次世代暴れん棒将軍が誕生したのである。惜しいことにはそのお尻の奥に見えるのが、葵の御門じゃなくて菊の御門なところ。
但し夜の暴れん棒将軍の座はまだまだ渡すわけにはいかぬ、と、子供達が寝た後張り切って嫁を成敗しようとしたところ、僕は未だ鼻水をズルズルいわせていたので
「風邪うつすな!」
バイキン扱いされて返り討ちにあったので我が家の実権を嫁に返上した。
これを大政睾丸といいます。
問題:タクが寝起きの時によく言うセリフはなんでしょう?
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