2007年10月16日
オコノミー症候群
キッズルームがあるお好み焼き屋に行って来た。
運良くキッズルームのすぐ隣りの個室座敷に通されてメニューを見る。
「Rちゃん、たっくん(4才の娘と2才の息子)、何のお好み焼き食べたい?」
「おむらいす!」
お好み焼きっつってんだろ!と思ったらオムライスもあった。さすが子供への配慮がある店、子供に人気のメニューもある程度押さえている。ゴハンが来るまで遊んでていいよ、と子供達に言うとすぐキッズルームに飛んで行った。僕は時々キッズルームを覗きながら嫁とふたりで料理の来るのをしっぽりと待てばよい。
「楽だね」
「うん。ありがたい」
ところが料理が来てからも子供達は遊ぶことに気が散ってしまい、全然食べてくれなかったのである。不味かったわけではない。美味しかった。お好み焼きとオムライス自体子供達の好物なので普段ならガツガツ食べる。
なまじキッズルームのすぐ隣であったことと、周りも子連ればかりで子供が騒いでもノープロブレムだったところが逆に災いしたのだろう。食べるなら食べるで集中できるところでないとウチの子達はダメなのかもしれない。
大人向けの店でもノーパンしゃぶしゃぶやトップレス牛丼屋「ちちのや」等の女体も拝めるしメシも食べられるという店があるが、僕は魅力を感じなかった。性欲を満たすにしても食欲を満たすにしてもどちらかに集中したいからである。以前職場のおじさんが
「おっぱいパブ行きたいなあ」
お酒も飲めるしおっぱいも揉める店に行きたいと言っていたので
「おっぱいだけじゃ生殺しじゃないですか。飲むなら飲むで居酒屋でいいっすよ」
と反論すると
「下の方もいじれる店があるんだよ。いじる前にちゃんと手を洗わされて、爪が長い奴は切られるんだ」
「それこそ生殺しですよ!元気になっちゃった部分はどーしたらいいんですか!」
「俺みたいな性欲が枯れて来たおじさんにはそれぐらいのお色気でいいんだよ」
僕がそういった店を満喫できるにはまだ若過ぎるらしい。なるほどと思った。
…何の話だったか。手は綺麗にしておこう。違う。
そう、R達にとってのキッズルーム付きお好み焼き屋、というのは例えば僕にとってのノーパンお好み焼き屋みたいなものなのだろう。食べなかった子供達を責めることは出来ない。僕だったらきっとろくにお好み焼きを食べず、だらしのないツラで女の子を眺めているに違いない。
お好み焼き屋だけに、ヘラヘラと。
問題:男の子4人ぐらいがドタバタ遊んでいたのを見て、Rはなんと言ったでしょう?
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