玉と姫の玉姫伝

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子供達が遊んでいるさまを眺めていた。

娘・R(3才)は甘えて僕の膝の上に乗り、息子・タク(1才)は僕の目の前で積木をがっちゃんがっちゃんぶつけていた。なんでもない光景であるが、いつか彼らが巣立って離れて行く時、僕は今のように皆ひとかたまりになって遊んでいるこの光景を思い出すことだろう、となんだかひとり勝手に瞳が潤んできた。

「なあタク…君は大きくなったら何になりたいんだい?」

「んちゃぷー!」

1才児にこの質問はまだ難し過ぎたようだ。

「じゃあRちゃんは大きくなったら何になりたい?」

「えっとねー。おひめさま」

夢があっていいなあ。

「じゃあママは大きくなったら何になるんだろう」

「ままも、おひめさま」

お姫様というより西太后という感じの方がしっくり来るが。3才児なりのリップサービスであろうか。

「それじゃタクは何になるのかな?」

「たっくんはねー、おにいさん」

直球というか正解過ぎる答えで思わず笑ってしまった。

「それではこれが一番重要です。パパは何になるでしょう」

「ぱぱは、おじいさん」

何故僕だけ老ける。

台所にいた嫁に伝えてみたら

「私がお姫様に?嬉しいわあ。これから玉の輿に乗れるのかしら」

などと素直に浮かれまくった。玉の輿に乗れるとしたら僕などとっとと踏み越えて行く気が満々であった。どうせ僕は働けど働けどわが暮らし楽にならりけるのでじっと手を見てますよ、とすっかり嫉妬心が燃え上がってしまった。

「僕の玉で我慢しろ」

「いやよそんなの。でもタクの玉なら乗ってもいいかな」

「潰れるからやめてくれ」

嫁の危険極まる発言に思わず股間がきゅっとなった。男でなければ分かるまい、この危機感。

Rの予言を信じるとすると、子供達だけでなく嫁まで離れて行ってしまうことになる。

嫁はお姫様で玉の輿。
僕は爺さんでぎっくり腰。

お先真っ暗である。ひとり見捨てられ孤独死し、腐乱死体になるまで発見されない負け犬人生。フンガーフンガー腐乱犬(フランケン)。あまりにも惨めなのでRに訂正してもらうことにした。

「Rー。僕だけお爺さんはやだよー」

「じゃあねえ、ぱぱもおにいさん」

「あああ、ありがとう。Rちゃんはいい子だね」

おまけに及び腰。

問題:僕が一番好きな「姫」は姫はじめだが、Rが一番好きなお姫様は誰でしょう?
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