2007年01月22日
娘がお姫様になると父は…
「わたしは、おひめさまです」
と娘・R(3才)が言うので
「庶民だよ」
親として現実に則した回答を示したのだが
「おひめさまなの!」
夢見る幼女には何を言っても適わなかったのでRのファンタジーに付き合うことにした。
「じゃあRがお姫様なら僕は王様だね」
「いや、爺でしょ」
突然嫁が背後から無粋な突っ込みが入ったので
「なんでだよ!王様だろ!」
僕も王様になって妾を3,000人ぐらい侍らせたいと思ったのだが
「おうさまじゃないの!ぱぱはじいなの!」
これまたRのファンタジーに従わざるを得なかった。
「はい、ではお姫様。何か御用でしょうか」
「えーとねぇ。おひめさまのすかーとがないのよ」
「お姫様のスカート…。どんなスカートでしょう?」
「あかいすかーとなの」
はて、そんなものうちにあったかどうか。
「嫁、赤いスカートなんてあったっけ?」
「ない」
「お姫様。ないそうです」
「いやーっ。おひめさまのすかーと、おひめさまのすかーとー!」
「うーん。それはどこで売ってるのですか?」
「おじいかん(児童館)のよこのお店」
駅前の商店街に王族御用達の店があったとは。
「いくらぐらいで売ってるのかな?」
「さんびゃくごじゅーえんです」
しまむらより庶民的だ!
Rがファンタジーの世界にどっぷり浸かり過ぎてなんだか僕は疲れてしまったので、
夜、爺はファンタジーな自慰をするのであった。
問題:今気付いたが一着だけ赤いスカートがあった。それはどんなスカートでしょう?
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