2007年01月18日
朝ムラッ!
朝、嫁が僕の目の前で着替えてるもんだから、つい興奮してその露わな太ももに飛びついてしまった。
「きゃ、何すんのよ!」
「何ってあーた…」
ナニに決まってまんがな。お前は僕の嫁である。嫁の太ももに頬擦りして何が悪い。太ももももも嫁のうち。しかし嫁は冷たかった。
「やめてよ、気持ち悪い!」
「ひ、ひどい…」
気持ちいいことしようと思ったのに、気持ち悪いって…。僕の心は神田川より深く傷付いた。
「それよりもさ、今度ママ友達と子供連れてキッザニア行くことにしたんだけど」
「キッザニアでもタンザニアでも行けばいいじゃないっすか。僕はどうせキモオヤジなんで…」
「何傷付いてるのよ」
「当たり前だろう。人を気持ち悪いだなんて、いじめか。石原都知事に手紙書くぞ」
僕のハートは壊れやすいのである。姉歯マンションより脆いのである。
「着替えてる時にやられると、ゾーっとするのよね」
あ、また取り返しの付かないことを。人を憑依霊みたいに言った。もうトドメを刺された思いである。更に僕の心は地下鉄大江戸線六本木駅よりも深く傷付いた。
少なくとも5年前までは愛し合っていた相手をここまで言うのはひど過ぎる。その子供だって聖母マリアじゃあるまいし、僕の興奮なしには作れないではないか。アベマリアサンタマリアエビドリア。
結婚したら、女は男に変わって欲しいと思う。しかし男は変わらない。
結婚したら、男は女に変わって欲しくないと思う。しかし女は変わる。
と言ったのは誰だったか。愛しさ余ってキモさ100倍といったところだろうか。元気100倍アンパンマン。キモさ100倍アンポンタン。
「愛の劇場」は昼ドラであるが、
「愛の欲情」は朝マラだったという話だったとさ。
問題:何故僕は異様に嫁の着替えに反応してしまったのか?
答えはランキングのコメント欄(2位あたり)→ここをクリック