2007年01月13日
想われオヤジ
仕事に行っている日は、子供達が起きている内に帰れることはとても少ない。
その日の行動は嫁から聞くことになる。
「R(3才の娘)がね、自分でパーカー着れたのよ」
「へー。上着が着れるようになったとは」
「パパにも教えてあげるんだーって言ってたよ」
「おお、僕がいない時でも僕のことを想ってくれてるんだね」
そういう話を聞くと涙が出ちゃう。だって、女の子だもん(今年、年男である)
「あと児童館でおもちゃ作ったときも『パパにも教えてあげよー」とか言ってたよ」
「ああ、パパはいつでもRの心の中にいるよ!あと夜中とか家にいるよ!」
「それとベランダから空を見上げて『パパ早く帰って来てねー!」ってよく言ってる」
「うおおおおん!」
もう涙が止まらない。Rは3ヶ月前に死んだ父をいつまでも待っているのです…。という話だったら超滂沱の感動の話ではないか。では僕は死ななければならないので早速練炭を…っていやあん。
翌朝、Rが起きると
「パパ、うわぎ着れたのよー」
ほらほら来たぞ、早速僕に言ってきた。僕は待ってましたとばかりに
「じゃあ見せてみて」
と答えるとRはえっちらおっちらパーカーを着始めたのだが、どうにもうまくいかず
「できないいいいい!」
うわああんと泣いていじけてしまった。
「またやってみたらいいさ。でも昨日はほんとに着れたの?」
思わず上着ではなく濡れ衣を着せてしまった僕であった。
問題:Rが服を着れると困ることは何でしょう?
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