2007年01月09日
萌える!お姉さん
息子・タク(1才)が突然泣き出すのは、大自然が呼んでいるからである。
要するに、うんち。
可愛そうなことにタクはよくお尻が切れて出血しているので、それが痛いようなのである。
「んんんんむむーうわああん。うわああん」
泣きながら踏ん張るタクを「頑張れ頑張れ」と励ましてやるしかない。傍らにいた娘・R(3才)にも
「Rちゃんもタクを応援しよう!」
と呼びかけたところ、Rは四つん這いで産卵中のウミガメ状態になっているタクに駆け寄り、
「たっくんがんばれー。ちゅ。ちゅ。ちゅ」
なんとタクの顔中にチューの嵐をお見舞いしているではないか。
「な、なんて羨まし…いや、偉いぞR」
弟が苦しんでいる時に、接吻でもって励ましてくれる姉。こんな萌えるシチュエイションがあろうか。僕にもこんな姉が欲しかった。そして排便中接吻プレイというのは、既にスカトロマニアの間ではお馴染みなのだろうか、と横道にそれた疑問も浮かんだので、その道に詳しい方は是非教え…なくてもいいです、やっぱ。
「んばんばんば~♪」
Rの励ましが効いたのか、タクは先程の号泣がどこへやら。ようやく終わったようである。おむつを開けてみるとやはり少量ながら出血があったので
「あらー。ちょっと薬を塗ってやるか」
お尻を拭き終わった後に軟膏を塗っていると
「Rちゃんもぬりぬりするの!」
Rも僕と一緒に塗布。お尻の穴に手を触れるなんて、なかなか出来ることではない。僕はアナルなんたらが大好きで触れるどころではないが、女性に限ったことである。この時Rがナイチンゲールに見えた。実際チンチンはその上にあったわけだが。
おむつを替えようとしても
「Rちゃんがするの!」
マジックテープをペタンと留めるのをやろうとするし、ベビー服のボタンを留めようとしても
「Rちゃんがぼたんぱっちんするの!」
これまたひとつひとつRがやっていった。なんて献身的な姉なのであろう。単にRが何でもやりたがるお年頃と言ってしまえばそれまでなのだが。おそらくこのことはRもタクも大きくなったら忘れてしまうであろうが、僕は永遠に記憶し彼ら姉弟がケンカする度にこの逸話を話してやろう。
「お前達はな、小さい時はそりゃ仲が良い姉弟だったんだぞ。タクがうんちで苦しんでる時にはRがちゅーして励ましてくれたし、タクのお尻の穴が切れてるとなればRが軟膏を塗ってやり、タクは気持ち良さそうにウットリしてたぞ。それなのになんだ。ケンカなぞしおって…」
こう切々と語れば
「ギャアアやめてくれええ!」
姉弟はケンカどころではなくなるだろう。「三本の矢」より効くぞこれは。ただちょっと体のデリケートな部分の話なので思春期あたりでは刺激が強過ぎるかもしれない。もう少し年齢が上になってから話そうと思う。
これをR姉弟といいます。
問題:せっかくRがここまでほどこしたのに、この直後起こった出来事は何でしょう?
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