2007年01月07日
爺スポット
栃木の実家から帰るため、電車に乗っていた。
大宮駅から乗って来た爺さんが、嫁の隣に座るなり
「あんた、知ってますか!」
いきなり話しかけてきた。ドラクエの村人かよ。
「今現在、日本で一番子供を産んだ人は、千葉に住んでる女の人で、なんと16人も産んだそうです。
「はあ…」
「しかもそのお子さん達も皆健在なんです。すごいことです」
「はあ…」
どうやら娘・R(3才)と息子・タク(1才)を見てこのような話をしてきたのだと思われるが、おそらく恍惚の人なのであろう。いくら相槌を打ってもずっと
「なんと16人も産んだんです。しかもお子さん達も健在で…」
同じことを繰り返すばかり。ますますドラクエの村人かよ。爺さんは浦和駅で降りて行った。なんなんだ一体…。
家に帰った後、多少千葉の日本一出産母さんのことが気になり、どんな人だろうと最先端技術のインターネッツでもって調べてみた。本当だとしたらウルトラ兄弟など目ではない。ところがインターネッツの結果、よくテレビでやる「貧乏大家族シリーズ」みたいな番組で
「神奈川の三好さん一家。10男7女」
というものが引っかかった。17人じゃないか。そっちの方がスゲー。おのれあの爺さん…
千葉の16人って言ったのに神奈川の17人じゃないか。
それにしてもあの手の番組は見たことがないので分からないのだが、一体どんなポリシーがあってかくも大量に子供を製作するのだろうか。
僕と嫁では経済的にも夜の情事、いや事情的にもふたりで打ち止めになる可能性が高い。一体あの爺さんは何を言いたかったのだろうか。日本の出産率低下を憂い、僕らにもっと子供をばんばん作るべきたと警鐘を鳴らしたのではあるまいか。
これをばんばん爺といいます。ちょっと苦しいか。
問題:このことに関連して、僕が元旦から最も悩んでいることは何でしょう?
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