2006年09月24日
家族剃毛歌合戦
娘・R(3才)が陽気な歌を歌っていた。
「かーもねかもね、ミラクルかもね♪」
むう!かもねかもね、といえば
「かもねかーもねそうかーもね。癖になっちゃうかもね♪」
というシブガキ隊の歌に他ならないのだが
「ちがうでしょ!みみかでしょ!」
Rに怒られた。
「味楽る!ミミカ」というアニメのテーマソングらしい。昭和生まれの僕の常識は、21世紀生まれのRには通用しなかったようだ。嫌な感じにネタが古いおやじでごめんね。
「あー。そういえばこないだ一緒に見たような」
「うん。みみかおじょうさま」
「お嬢様?」
「ミミカちゃんはスーパー料理人の娘でお嬢様って呼ばれてるのよ」
嫁の助け舟が入った。そうだっったっけか。どーでもいいですよー(嫌な感じに古いネタ)
「じゃあ君はRお嬢様。資産はないけどね!」
とRを呼んだところ、
「じゃあたっくん(11ヶ月の息子)は、たくおじょうさま」
てなことをRが言い返すので
「タクは男の子だから、タクお坊ちゃまだなー」
そう訂正してやったのだが、
「たくおぼうさま!」
どう勘違いしたのか、タクはRによってお坊様にされてしまった。
タク大僧正。
確かにタクは嫁の母に「小林亜星みたい」と言わしめた程の坊主頭であり、それはそれでタクらしい呼ばれ方かもしれない。ていうか実の孫にそんなひどいこと言うな。
Rはその後
「パパおぼうさま!ママおぼうさま!みーんなおぼうさま!」
次々に家族全員を出家させてしまった。このままでは僕も含め、全員タクのような頭に剃毛しなければならないではないか。
「いや、おぼうさまじゃなくておぼっちゃま…」
「おぼうさまなの!」
しかしRはビタイチたりとも間違いを認めない。仕方ないのでみんなで歌った。
「かーもねかもね、みーらくるかもね♪作ってミミカ、ナンバーワン♪」
お坊さんといえば「合掌」だからである。
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