2006年09月09日
ひとり日本印度化計画
僕を残してみんな旅に出てしまった。
嫁、娘・R(3才)、息子・タク(11ヶ月)と嫁両親との旅行…。既に我が家にいない。
出かける前に、Rの服を着替えさせていると
「Rちゃんとー、ぱぱとー、ままとー、たっくん(タクのこと)とー、じいちゃんとー、ばあちゃんと、行くの!」
とウキウキしていたが
「ん。パパは行けないんだ。お留守番してるから楽しんでおいで」
と僕が言うと、Rの顔が曇った。僕が行けない理由は昨日の日記にも書いたが、先週僕だけWIREというレイヴで夜通し遊んで来た。今回の旅行は嫁が楽しむ番なのだ。
「ぱぱも行くの!」
Rが怒った。どうして僕は行かないのか、と。
「いや、パパは行けないの」
「ぱぱもいっしょに行くの!」
「ごめん、行けないんだよ」
「だめ!ぱぱとあしょぶのー!うわあああああん」
とうとう泣き出してしまった。あああ、なんだか僕も悲しくなってしまった。嫁よ、見よ。美しき父を慕う娘の心を。嫁もRの涙を見て心を動かされたに違いない…と思ったが
「いいの!パパは先に遊んじゃったんだから」
なにそのゴルゴ13みたいな冷徹さ。
そんなわけで予定通りひとりぼっちの夜を過ごした僕。近所のココイチのカレー屋で食うか、インド人がやってるカレー屋で食うか迷っていたが、インドカレーの前でメニューを見ていたら
「イラサイマセ、ドゾ」
とインド人店員にインドーされたのでそこに入り、カレーとタンドリーチキンを頬張りながらマハラジャビールを飲んでおった。
一人マハラジャ気分。僕は一家の長であるので我が家のマハラジャとして君臨してもいいはずだ。しかし何故こんな孤独を味わうのか…。って自分が蒔いた種だよ。孤独も子供も。
…酒が回って眠くなったのでとっとと帰った。
マハラジャなので嫁のブラジャを漁った。
エンピツ投票。