2006年08月02日
娘の涙と嫁の雷
娘・R(2才)にメロメロの大甘な態度を取っていたらとうとう嫁に苦言を吐かれてしまった。
朝、出勤前にRにアンパンマンを見せていたのだが、
「はい、お父さん会社行くからおしまいね!」
「だめ!みるの!」
という駄々をこねるやりとりはもう何度も書いたと思うが、今日もスパッと断ることが出来ず
「じゃあアンパンマン音頭を見た見たらおしまいね」
「うん」
「はい終わったよ。おしまい」
「だめ!みるの」
「えー。じゃあドキンちゃんの歌を見たらおしまいね」
「うん」
「はい終わったよ。おしまい」
「だめ!見るの」
どうにも止まらない無限ループにはまってしまった。ああ、僕はなんてダメな親なんだろう。本来ならとっくに雷を落としておくべきなのに、出来ないのはどうしてだろうか。おそらくRの涙を見たくない、というのが根底にあるのだと思う。しかしそれは本当のしつけではないよね…とぐだぐだやっていたら
「もうっ!R!おしまいと言ったらおしまいなのよ!」
「うわあああん!」
とうとう僕より先に嫁の雷が落ちた。ああ、結局Rの目からは怒涛の涙が…。そして僕にも雷が落ちた。
「あなたがそうやって『おしまい』って言ってるのにダラダラ見せるから、『おしまい』の意味が分からなくなってるの!」
「うわあ。ごめんよー」
僕も泣きたくなってきた。涙、涙のダメダメしつけ物語。
ナミダこりゃ。
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