2006年06月08日
ハラハラハラスメントのドキドキドキュメント
息子・タク(8ヶ月)はわりと成長が早いようである。
上の歯が生えてきた、とは昨日の日記にも書いたが、今日見たら下の歯茎にもうっすらと白いものが浮かんでいて、下の歯もすぐ生えそうな勢いである。
ただ普通は下の歯が先のことが多いし、振り返ればタクはハイハイよりもお座りの方が先に出来たし、どうも一般的な順序とは違う成長の仕方をしているのではないだろうか。
このままだと陰毛より先にケツ毛が生えてきそうであり、父としてはそうなったらどうしようと悩んだが、どちらが先でも別に生活に支障はないか、と思い直しどうでもよくなった。
しかしタクの下の話になると大真面目に心配する輩がいる。嫁である。常々タクの男性自身が小さい小さいと言っているのだ。同じ男の僕としては心配するほどの小ささではないと思う。それに背を伸ばしたければ牛乳を飲め、というような明確な手立てがあるわけでもなく、かといって生後8ヶ月の息子に金冷法を施すバカ親なぞいないと思うので、今この時点で心配してもどうしようもないではないか。
ひょっとして僕の強大なウタマロ伝説を見慣れてしまった為に、余計小さく見えるのか。すみません見栄を張りました。ともかく育児に関しては保育士の資格を持っているだけあって、いつも冷静沈着色素沈着に見える嫁であっても
「毎日長さを計って記録しておいた方がいいかしら」
このことになると真顔で暴走気味なことを言うので
「いくらなんでもやり過ぎだ。後々そんなことをしていたことがタクに分かったら、僕だったらトラウマになるぞ」
性的虐待とまでは言わないけれども、家庭内嫌がらせになるのではないだろうか。ドメスティックハラスメント。セクハラだのパワハラだのやたら増えている造語風に言うとドメハラ、になるのだろうか。勿論子供の受け取り方にもよると思うが、「柱の傷はおととしの…」というような朗らかさにはならないような気がする。
僕だって娘・R(2才)を毎日のように裸の写真を撮ってその成長の過程を記録に残したいけれども、
「私の父は変態親父でした…」
というように将来Rが心の傷を負わないように我慢しているのである。そんなことをしたらセクハラかつドメハラであり他にいくつの「ハラ」が付くか分からん。
そんなわけで子育てに関しては嫁の独壇場であり、いつもは及び腰である僕だけれども、今回は各種の「ハラ」防止の為にビシッといわせてもらった。
ワイが浪速の番長じゃー。
そりゃキヨハラだ。
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