2006年05月02日
オーバー・ザ・レインボーブリッジ
「今日は暑くなるらしいわよ」
「じゃあ海にでも行こうか」
「いいね」
「海といってもお台場だけどね!」
「浜辺でソフトクリームが食べられればいいわ」
嫁とGW家族会議を行った結果、お台場に行くことになった。「地中海かエーゲ海じゃなきゃやだ」とか言い出す贅沢な嫁じゃなくてよかった…。また、「千代大海じゃなきゃやだ」とか言う訳の分からない嫁じゃなくてよかった。
出かける前に、娘・R(2才)にピノコのコスプレをさせて(特に必然性は無い)
息子・タク(6ヶ月)タクには日差し予防のために帽子をかぶせたら、
なんだか「怪物くん」のようになってしまった。
世間ではもっといいところにバカンスにお出かけしているのか、お台場は人がまばらであった。昼飯を食べようと店を探したが、観光客をターゲットとしたヌルい商売をしているところが殆どでなかなか決まらず、せめてもの眺めが良いだけが取柄の店に入った。
ここもガラガラで僕ら以外殆どいなかったので、座敷の上はRのオンステージとなり、武富士ダンサーズの霊が乗り移ったかの如く踊りまくっていた。
ガラスに映る自分の姿を見ながら踊るR。わりとナルシスト。
腹ごしらえをした後に、レインボーブリッジを望む浜で遊んだ。やはり暑い。水着姿で泳いでいる外人さん一家もいて、そういった「一足早い夏の風景」を撮影している某テレビ局のカメラマン達がうろうろしていた。夜のニュースのネタにするのであろう。
Rも水着姿になっていればカメラマン達が寄って来たであろうか?否。愛娘の水着姿を電波に乗せることなど僕が許さぬ。カメラ海に投げる。結局同じことであった。
レインボーブリッジとR。ちょっと波打ち際でびびっている。
同じくタク(となにやらゴソゴソと地味に遊んでいるRの後姿)
ひととおり浜辺で遊んだ後、嫁とRは争うようにソフトクリームをがっついていた。僕はちょっとグズリ気味のタクをベビーカーに乗せてあやしていたところ、先程の水着外人さん一家のお父さんの歩く姿が目に入った。
ビキニパンツから溢れ出る、相当な体毛。今日お台場で一番「夏☆しちゃってるおじさん」に決定である。
レインボーブリッジを背にしたこのおじさんのギャランドゥ姿が僕にとっての「一足早い夏の風景」であった。
レ陰毛ブリッジ…。
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