2006年05月28日
雨がふろうが槍がふ動画
幼い子を持つ親の常として、子供の写真を撮りまくっているので、娘・R(2才)もそのへんは慣れて来てしまって、
「はい、ぴーしゅ(ぴーす)って!」
逆に「ここがシャッターチャンスだぞ。さあ撮るがいい」とR自らピースして指示するようになってしまい、まるで自意識過剰なネットアイドルのような性格になってしまったのはひとえに僕のせいである。そのわりには僕が本当に撮りたい時には全然こっちを見てくれないのだが。
そして撮った後は
「みってみってー!(見せて見せて)」
とすぐさまデジカメの液晶モニタで自分の映り具合を確認する。また、時々動画を撮るときもあり、再生するにはボタンをひとつピッと押すのだけれども、最近Rは精子画、ええい誤変換だ、静止画しか撮ってないのに
「ぴってやって!ぴってやって!」
とせがむのである。動画で撮ってないから動かないんだよ、といくら言ってもそこは2才児の限界、理解出来ずにしまいには泣き出してしまうのである。カメラを向けただけですぐさま動画が記録されるのだ、と思い込んでいるようだ。そんなわけで写真を撮る度に駄々をこねられるので非常に困難になってしまった。静止画だけじゃ満足出来ないなんて、時代を感じさせるなあと思う今日この頃である。
そういえばドラえもんにもそんな道具が出てきた。ポラロイドカメラなんだけれども、写真に丸印が付いていて、そこを押すと動き出す、というもの。今のデジカメはペーパーベースでは出来ないけれども、殆ど同じ機能が搭載されている。
しかし僕はドラえもんじゃない!
僕デリえもん~。
ビデオもそうだけれども、動画なんか撮ってもあまり見ないものである。それよりも静止画で撮って、プリントアウトしまくってアルバムに納めるとか壁紙にするとか携帯の待ち受けにするとか、静止画のほうがお楽しみ方法がたくさんある。その辺の動画と静止画の説明をするには、まだまだ無理な年齢なんだろうけれども…。
これを「動画ん無知」といいます。ちょっと苦しい。
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