嫁の血が騒ぐ

ああ、下腹部がジンジン痛む。

これはもしや、この冬巷で大流行の…

エロウィルス!

おへその下が熱を持って痛いのよー。治療方法はただひとつ。女体への注射である。そもそも普段から嫁とのランデブーの機会が希少なのである。思わずランパブーに行きたくなるのである。

そしてクリスマスという大事な大事なアタックチャンスににおいては、僕はとっととガーガー寝てしまい、女体を掘らずに墓穴を掘ってしまい、ますます機会がなかった。今宵こそは契ろうぞ、と家に帰ったのはアバウト夜の11時。

嫁は当然寝ていた。今夜もだめかな…と寝顔を覗き込んでいたら、嫁が目を開いた。手をヒラヒラと振って「おかえり」と言った。そしてモゾモゾと起き出した。僕を見てモジモジしている。なんだかいつになく淫靡な雰囲気。もしかして嫁は、イエスノー枕に例えれば、イエスをそーっと出そうとしているところではないだろうか。

「あなた、あのね…」

嫁が照れ臭そうに笑う。これはおねだりモードなのか…と、喉がまじでグビリと鳴った。

「な、なんでしょう」

「…」

「…」

「…4年ぶりに生理が来ました」

ズコー!

この4年間…嫁は娘・R(3才)を妊娠し、出産。そして生理が戻らない内に再び身籠り、息子・タク(1才)を出産。それまでずっと中断していたわけで、僕も生理という名のエロ魔獣に神が与え給うたインターバルタイムの存在をぽっくり忘れておったわ。欲望がまた遠のいた。

「ま、まあ、これもおめでとうっていうことなのかな?よかったじゃない」

「いやー私もあんまり久しぶりだからオロオロしちゃって」

「でもタクが生まれて1年ちょい…回復するのにそんな時間がかかるもんなの?」

「授乳している間は止まるのよ。タクこないだ卒乳したでしょ。それで母乳も出なくなったし」

「母乳が止まると再開するのか?」

「全ての女性がそうとは限らないけどねー」

ということは女性は絶えず赤い液体か白い液体を出しているというわけだな。男は白だけだというのにやはり女体は神秘。赤と白が交互でめでたい。

紅白まんじゅうならぬ紅白まんk(お下品)

問題:4年ぶりということで、思わず口走ってしまったことは何でしょう?
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