2006年11月30日
レオナルド嫁
息子・タク(1才)は「ぱぱ」と言えるようになった。
僕の顔を見るたび「ぱぱ、ぱぱ」と延々言っている。そうかそうか。そんなに僕のことが好きなのか。ウホッいい息子。
「ぱぱ」
「はーいパパですよー」
「ぱぱ」
「なーにー」
「ぱぱ」
「いや鈴木ー」
どんな返事でもニコニコと満足そうに笑っている。しかし
「タク、『ママ』って言ってごらん」
「ぱぱ」
タクは「ぱぱ」は言えるが「ママ」は言えないのだ!
「たまには『ママ』って言えるんだよー」
嫁が悲しそうに言う。娘・R(3才)もそうだったが、普通「ママ」を最初に覚えるもんだと思っていたが子供の成長というのはやはり千差万別である。
「じゃあ『ママ』って言えるようにしよう。はいタク、『ママ』って言ってごらん。『ママ』だよ」
「ぱぱ」
「ママだよ。この人はだあれ?」
と嫁を指差してタクに何とか言わせようとするのだが、タクの返事は
「んま。んま。んまー」
それって宇多田ヒカルの「ぼくはくま」を歌ってるだけじゃないかー!
(「くま くま くま」の歌詞の部分)
タクは「みんなのうた」で流れているこの歌が大好きなのである。惜しい。「ま」は合ってるんだけどなー。
「誰がくまですって!」
きゃあああ嫁熊が襲ってきたー。
「ははは、いいじゃん熊でも」
「だからね、たまには『ママ』とも言えるのよー」
「そうかそうか」
嫁熊はかわいそうであるが、今は「んま」でも「熊」でも、そのうち何度も鍛錬してちゃんと「ママ」と言える日が来る筈である。
これを「セッサタ熊」といいます。
問題:ゴハンの時、タクは「いただきます」とは言えないけれど、必ずすることは何でしょう?
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