いい日乳断ち。

「今日、R(1才の娘)の乳断ちをしました…」

嫁が悲しそうに言った。嫁の腹の中に第2子がいることを考え、
とうとう決断したようだ。R、1才7ヶ月。遅い方かもしれないが。

「お風呂で言い聞かせたのよ。今日でもうおっぱい終わり
だからねって。おっぱいありがとーばいばいーって」

「…意味分かったのかな」

「フニャフニャ言いながら胸に向かってペコペコおじぎしてたよ」

ああ、なんていじらしくも可愛い。しかし、いつも風呂から上がって
乳を飲みながらトローンと眠りにつくのがRの常。その一日の締めくくりの
授乳がないとなると…

「寝る時グズらなかった?」

「グズったけどね…でも、これ。ホラ」

嫁は上着とブラジャアを剥ぎ取った。いきなり誘惑されたのかと
ドギマギし、いやんまいっちんぐと目を手で隠そうとしたのだが

「キャアアアアア!」

嫁の乳に人面阻がっ。いや、乳首を鼻に見立てて、その周りに目と
口がマジックで書かれているではないか。
まるでアンパンマンがふたつ、嫁の胸に現れたような。

「これ…君が描いたの」

「うん。これを見たらRは怖がっておっぱい飲もうとしなかったよ」

田んぼの鳥除けみたいな効果があるらしい。僕もギョッとした程だもの。
それにしても嫁のこの姿、辛かろう。おいたわしや…。

しかしこれでさすがの僕も、嫁のこの姿を見ればみだりに欲情する
こともなくなり、発情抑制効果も期待出来て一石二鳥である。
僕もお腹の子のために乳断ちである。

Rが産まれるはるか昔の、夢中で乳にむしゃぶりついていた
青春時代のあの頃をふと思い出した。その乳に顔が描かれた姿を
見る時が来ようとは当時は思いもよらなかった。
思えば遠くに来たもんだ。

愛と青春の乳断ち。


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苦しくったってー悲しくったってー♪ネットの中では平気なのー♪

妊娠11週目に入った嫁の具合が悪いので午前中仕事を休んだ。

嫁は寝てて指示してくれるだけでいい、その通り僕がやるから…
と言いたかったものの、普段ろくに家事をしてないことが祟り、

「パンを焼いておいて」

と言われたのでフライパンで焼こうとしたら

「オーブンで焼くのよ!」

初っ端から嫁を激怒させ、ぶち切れて鬼女と化した嫁が
結局自分で動いてしまうという不手際さを露呈してしまった。

何をどこにどうやってどうしろ、という完璧な指示がないと
動けない程レベルが低い僕が悪いのだが、元々嫁はテニヲハに
欠ける物の言い方が多い上、イライラしてくると僕に飛ばす言葉も
更にぞんざいになり、ますます僕は何をしたらいいのか分からなく
なるという悪循環を生み出した。

いくら僕でも独身時代はひとりで家事をやっていた。料理はしないが。
しかしこの家では嫁が法律。僕の自己流でやってはこれまた嫁の逆鱗に
触れるのである。どうせ触れるのなら逆鱗ではなくおっぱいの方が良い。
だからひとつひとつ嫁に手順を確認するのだけれども

「あなた、そうじゃないって!」

「ちゃんと言ってくれないと分からんだろう」

ツーと言えばカーと応えるおしどり夫婦の理想像とは
程遠く、大変見苦しいあげあしとり夫婦以外の何者でもなかった。

嫁にはバカボンのパパよりも使えないおやじとして映ったことで
あろう。急遽栃木から手伝いに来てくれた母がいなければ、救い
ようのない有様になっていたに違いない。

「この人、家事や育児の苦労知らないから」

嫁が僕の母に吐き捨てるように言っていた。

苦労…会社の仕事も決してうまくいっておらず苦汁を舐めて
いるのにこの言葉はきつかった。どうせ舐めるなら苦汁より
おっぱいの方が良い。しかしそれを言っても逃げ口上にしか
ならない。だから言わなかった。

でも、涙が出ちゃう。だって、おやじなんだもん。
だからここにだけは記す。

がんばれ嫁。僕もダメ夫ながら努力しなければ。

さしあたって何をするべきか。安産の大願成就を祈願して
お参りをしようか。いや違う。そんな他力本願でハルクホーガンで
僕の睾丸な陳腐な心がけでどうする。家事手伝えよ。

家事は嫁の仕事…と非協力的だったが今度こそ本腰を入れて
努力しなければならない。そしてなおかつ大願成就を祈る。

昔の人は言いました。

大願の家事。


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脱いだらムゴイんです。

娘・R(1才)がハナタレ小僧になってしまった。

2日前の日記に書いたとおり、風呂に入るため服を脱いだのに、
風呂に行こうとせず裸のままチョロチョロと家の中で遊んで
いたせいに違いない。

同じくすっぽんぽんになっていた僕と一緒に、全裸の汚れなき
森の妖精と化しアハハウフフと駈け回り、「お風呂行きなさい!」という
嫁の要請も聞かなかった。

僕はRを叱ってでも風呂場に連れ込むべきだったのである。
しかし歩くたびにプリプリ揺れる青いおヒップがラブリーで、
裸の大将のようなポンポコリンのお腹がチャーミーで、

「ぼ、僕はゴハンが好きなんだな…」

とばかりに夕食の残りをパクついてる姿に心を奪われ、腑抜けと
なっていたのである。なかなか叱れる父親になれないのが
近頃の悩みである。

夜、ズルズルと鼻水交じりの寝息を立てるRは苦しそうで、
朝も「へっぶひゅん!」とくしゃみをした後、急に泣き出したので
駆けつけてみると、見事な2本の青っパナが垂れ下がっており、
自分で拭う術を知らないRはパニックになっていた。

Rを制することができなかった僕は、ピンピンしていることが辛い。
これは僕の責任だからに災いが来ればいいのに…と、

「おお、よしよし、かわいそうに」

ティッシュで拭いてやるのだけれども

「うきゃああああ!」

Rは普段から顔を拭かれることが嫌いなので怒り出すのである。
泣くか怒るかどっちかにして欲しい。

「お、怒るとおなかが空くんだな…」

そう、これは裸で遊んでいたことへの報いである。

裸の代償。


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ホワイトデー。娘には弱イノデー…。

ホワイトデーなので、僕の大どどどどど本命、
娘・R(1才)にお菓子をあげた(嫁にも一応あげた)

勿論ものすごいバレンタインプレゼントをくれた、
セーラー服を脱がせないでの有紀さん、和葉さんにも贈った。
彼女達にはリクエストがあった羊羹を。
なかなか渋い中学生ではある。

デパ地下で考え抜いた結果、Rにはイチゴ入りのクッキーを
プレゼントすることとした。Rはイチゴが大好き。
碁石ほどの大きさのクッキーをポリポリ齧るR。

「…おいしいのだろうか」

その様子をじいと眺めていると、

「けっこうおいしいわよ」

横にはいつの間にか盗み食いしていた嫁。お前に聞いてるんじゃねえ!
お前にはロールケーキをあげただろうが。…おそろしい嫁!油断も隙も
あったものではない。Rは早くもいくつかのクッキーを平らげた後、

「てぃ?てぃ?」

僕に食べかけのクッキーを差し出した。どうやらおすそわけして
くれるつもりらしい。そんな気遣いをしなくても、お前が全部
食べていいんだよ…

そう言おうとしたが、言葉はまだ通じるはずがないので、首を横に
振って見せた。これはRがゴハンを食べている時によく見せる仕草で、
もういいよ、という意思表示である。これを真似すれば「僕はいらないよ」
ということが確実に伝わるだろう。

なんてことを考えてしたことだったが、これがいけなかった。

Rはそれを見た瞬間に呆然とした表情で固まってしまった。
合格発表で自分の受験番号がなかった瞬間のような、告白して
「ゴメン」とフられた瞬間のような…こんなRの顔見たことない。
そして5秒後

うわああああああん!

クッキーを手にしたまま大号泣となってしまった。ああ、どうしたと
いうのだ。僕はRの思考を推理してみることとした。

オトウチャンニモクッキーヲアゲヨウ。

エ、オトウチャン、クビフッテル!

アゲタイノニナンデイラナイノ?

ナンデナンデ?

ウワアアアアン!

うわあああああん!ごめんよ!RはRなりに考えた末、悲しくなって
パニックになってしまったに違いない。「いいんだよ、自分でお食べ」という
意味ではなく「いらない」という拒絶の意思だけが伝わってしまったようだ。

「ゴメンゴメンゴメン」

泣きじゃくるRを抱いて謝り倒したのだが、逆に蹴られる有様。
素直にクッキーを貰っておけばよかった。またRの純粋な
心を裏切ってしまった。

つくづく無粋なことをしてしまったと思う。
ホワイトデーに食らうRの蹴り。
これをホワイトキックといいます。つまり、

「白蹴ることしやがって…オトウチャンノバカ」

Rはこう言いたいに違いない…。


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父娘裸の付き合い。

娘・R(1才)とお風呂に入る時間…。

Rを脱がせてもチョロチョロと逃げ回りなかなか
風呂場に行こうとしない。それどころかちょっと前に
食べていた夕食の残りをパクパクと再び食べたりして、
全裸で何をやってるんだか、といった感じである。

「もういらないって食べるのやめたくせに!」

嫁が苦笑いでその姿を見ている。いやん見ないで。
僕も全裸なのだ。父娘共にあられもない姿。

「あっ!」

油断していたらなんとRの足元に水滴がぽたぽたと…。
食べながら出すという直結肉体娘。

「きゃー!」

「ひいい!」

パニックになって床を拭く僕。Rはそれでも風呂に入ろう
とはせず、TVなんぞをじーっと眺めている。

僕は正座してRを膝の上に乗っけてしばらくTVと対面する。

「…僕は今、何をやっているんでしょう…」

裸で娘を抱いている僕。しかもこの体勢は背面座位。
こんな高度なラーゲ、嫁とすらやったことないわ。

「ホントにあなたたち何やってるのよ!」

嫁の呆れ顔に加え、さすがに寒くなってきたので
ようやくRを無理矢理抱き上げて風呂場に向かったので
あった。こんな醜態、もう僕もRもお嫁には行けない。

風呂から上がり、嫁の乳を吸って眠りに付くのが常のR。
目がトローンとして布団に横たわる。

「さ、お父さんにオヤスミナサイをしなさい」

嫁が僕を指して言うのだが、僕と目が合うとRは

「ヒイイイイン!」

見るな、寄るなという感じで、先ほどとは全く態度が
豹変してしまうのであった。これはいつもそうである。
もう寝る、となるとRは僕を蛇蝎の如く嫌う。近付いた
だけで手をブンブン振り拒絶する。

恥ずかしいのだろうか。しかしどう考えてても風呂場に
行くまでの裸のご乱交の方が恥ずかしいと思うんだけれども…。

父娘の裸祭り。Rの逆ギレにて終了!
いつまでできるかなあ…。


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