娘よ、俺色に染まれ。

娘・R(1才)をツーテールの髪型にしてみたら
僕のロリっ子魂が燃え上がってしまった。

ツーテール(ツインテールとも)はロリコン男にとても
人気が高い髪型。そしてその僕の心を汲んでくれたというか
憐れんでくれた、聖母マリアの如く心優しき嫁が、更にトドメと
ばかりにセーラー服を着せてくれた。

「おお!これは…!」

ツーテール+セーラー服という鬼に金棒のロリアイテムを
装着したRは僕の親父心を鷲掴みにするだろうと思われたが、

photo

「…田舎の中学校の入学式みたいだね」

「うん。こんな子、栃木にいたべよ」

「スカートがカカトまであるっていうのも…」

「では今度は膝上スカートのセーラー服を買わねばなるまい」

嫁とふたりでしみじみと語り合うのであった。
やがて嫁は買い物に出掛けて行った。

「Rちゃん…ふたりきりになりましたね」

「あぱぱぱぱー!」

「君にはまだ分からんと思うが、セーラー服の女の子と
 密室でふたりきりというシチュエイションに、ととさまは
 ドキドキしています」

「うにゃうにゃ」

分かってるんだか分かってないんだかよく分からない返答のR。
こうして見ると、Rにはトナカイだのサンタだの天使だの
セーラー服だの、コスプレまがいの服を大いに着せている。
好き放題に親の趣味に染めてしまってよいのだろうか。
かといって、Rに好きな服を選べと言ういうのも無理な話だし、

photo「でへへへへ!」

本人は服とは無関係に楽しそうだし。別にRをオモチャにしてる
訳ではないので、まあ、よいのだとうと思う。

娘で遊ぶな、娘と遊べよ。

「よし、ととさまと遊ぼう!」

嫁が帰って来るまで、ふたりでデカダン酔いしれ暮らさないか。
白い壁に堕天使って書いて!?アハハハ…。

しかし僕に手を引かれ、スカートをゾロゾロいわせながら歩くRは、
鉄パイプでも持たせたらそのまま仏恥義理で栃木のレディースに
なれそうな姿…なんて思い耽っていたら

「うきゃー!」

Rはどこからか見つけてきたのか、空のペットボトルを振りかざし、
ぼっこんぼっこんと容赦なく僕を叩きつけるのであった。
レディースじゃなくてオヤジ狩り…!!

父で遊ぶな。父と遊べよ。

おあいこ。


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ホリデーにパークでスパーク。

嫁と娘・R(1才)を連れて光が丘公園という大きな
公園に行った。

Rを好きなだけ遊ばせるにはもってこいの場所である。
更に嫁にはもうひとつ目的があった。

「公園の奥の方に焼き立てパンの売店があるのよ!」

ということで食い意地が張っており、やる気充分。
嫁は、前世は南蛮人じゃないかと疑いたくなる程パン好きであるが
ゴハン党の僕にはどうでもよい話である。せいぜい興味があるのは
はみパンとかひもパンとかそういう類である。

嫁が首尾よく焼き立てパンをゲットした後、

「うきゃー」

Rは公園の中をどんどん奥へ歩いてゆく。しかし歩みは遅いので
僕と嫁はRを追いつつ優雅に散歩をし、やがて草野球場に辿り着いた。

見ると歩道にボールがコロコロと転がって来た。それを野球チームの
マネージャーらしき女の子が捕らえ、高いフェンス越しに投げ返そうと
するところであった。

「女の子の肩で届くかしら」

嫁は興味深そうに眺めていたが、マネージャー女子の放った
ボールは楽々フェンスを越え、野球場の中に帰って行った。

「へえ、肩いいなあ」

などと嫁は感心していたが僕はそう思わなかった。
野球部のマネージャーといえば部員のむさい男達を相手にする
仕事である。時により愛のキャッチボールな仲にもなろう。
上杉達也は朝倉南を愛しています、とか。だから

「やっぱ野球部のマネージャーだもの、球と玉の扱いには
 慣れてるんだろうよ」

と嫁にしたり顔で言ったら

「…こんな下品な人を選ぶんじゃなかった」

侮蔑の眼差しを僕に食らわせつつ、Rの手を繋いで遠ざかって
行ってしまった、いや嫁よ、このひと言だけで即座に理解して
しまうお前もどうかと思うぞ。僕は慌てて走り嫁に追い付くと

「あっ!テニスコートもある!」

嫁は野球場の向かいにあるテニスコートを見つけて
素っ頓狂な声を上げているところだったので

「あなた〜を待つの〜ペニスコート♪」

思わず歌いそうになってしまったが抑えた。いかんいかん。
これ以上駄目押ししては公園に置き去りにされ、ひとりで
散歩をする羽目になってしまう。

「お前のボデーにサービスエースでセットポイントだぜ!
 ああダメよキャプテン、そこはフォールトよ」

最低低低の寸劇まで考えたが自制した。いかんいかん。
ここは春のうららの光が丘公園。お下劣ネタは似合わない。

暖かい日差しを浴びながら、爽やかにちんぽするのである。

いや、散歩するのである。いかんいかん。


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春のうららの墨田区錦糸町。

休日なので、娘・R(1才)を外に出して遊ばせたいのだが、
嫁は妊娠中で身重であり、更に数日前に出血をしていることから

「近場がいいよなあ」

地図を見て公園などを探していたのだが

「そうだ、ワタシ、錦糸町のアカチャンホンポに行きたい!」

「近くないじゃん!電車で1時間かかるじゃん!」

「まあ大丈夫でしょう。あそこならRを遊ばせるスペースもあるし」

そういうことになった。

錦糸町に降り立ち、まずは昼飯をば、と駅前をうろついて良さそうな
店を探したところ、タイ料理の店がとても美味そうだったのだが、
タイ料理は辛いのでRには食べさせられないので「つばめグリル」という
都内ではよく見かける洋食屋に入った。

Rが乗ったベビーカーをよいしょよいしょと持ち上げて、
座席の側に置くと、

「あっ!Rがいつの間にか寝てる!」

「ムキイイ!これならタイ料理にすれば良かったわ!
 あなた、気が付かなかったの?」

嫁は散々に悔しがるのであった。これでは単に錦糸町にメシを
食いに来ただけじゃないか…!

さて、このつばめグリル。ここはどうも店名から受けるイメージが
よろしくない。どうしてもつばめが30羽ぐらい鍋にぶち込まれた
ものが出て来るようで怖い。

実際はそんなことはなく、ハンバーグがウリの店なので僕も
頼んだのだが、

「不味くはないんだけど、ウリにするほど美味くもないような…。
 これならこないだ君のお母さんが作ってくれたハンバーグの
 ほうがいいよ」

「あら、そう?」

「うん。そうだって。…って僕が言ってたって伝えておいて!」

期待はずれの腹いせに、義母へのリップサービスをアッピール
しておいた。

「そうそう、こないだの出血だけどね…」

嫁が体調のことを話し出したので少しだけドキッとした。

「やっぱり、まぐわっちゃったことが原因だと思う。
 だから安定期までまぐわい禁止ね!」

「…はい」

産婦人科の定期健診の後につい契ってしまい、今度は2週間後の
検診の後ね!なんて嫁と決めていたのだが、この場において
無期限のまぐわい禁止令を受けた。受け入れるも受け入れないも
なかった。

錦糸町にて禁止令。嫁もシャレたことしてくれるじゃないかよう。
やはり僕の嫁であることよなあと変に関心せざるを得ない。


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髪よ、我を萌えさせたまえ。

嫁が娘・R(1才)の髪を梳いていた。

「今日は違う髪型にしてみましょう」

「はあ…」

何やらヘアゴムを取り出して、Rの髪を結んでいる。
待つことしばし。

「できた!あら〜Rちゃん可愛い」

こんな髪型になった。

photo

「おおおおおおお!」

僕は思わず身を乗り出して興奮した。この髪型は僕が
最も愛するツーテールではないか。髪を左右に分け、
左がきよしで右がたけしで…ってそりゃツービートだ
(古いなあ)

ああ、女の子の父親でよかった、と涙まで出そうになった。
ロリコン属性の者にとって、ツーテールは欠かせない髪型である。
更にセーラー服を着せれば最強のロリっ子が出来上がるであろう…
って、しまった。何故Rにセーラー服を着せなかったのだ!
僕は今になって激しく後悔している次第。

ところでこの髪型、ツーテールよりもツインテールという呼び名
の方が通りが良いようである。しかし僕はツインテールというと
どうしても「帰ってきたウルトラマン」に出て来た、古代怪獣
ツインテール(※)を思い出してしまうので、敢えてツーテールと書く。

photo※グドンという別の怪獣に食われてしまう情けない怪獣。

さて嫁と僕のつがいの馬鹿親は、ひとしきり「可愛い可愛いキャー」と
褒め称えていたが、

「これで顔が卵形だったらもっと可愛いんだけどな…ごめんね、
 ママ顔が四角くて」
                  
急に嫁が素に戻ってしまった。髪を結ぶことによって露わになった
Rの顔の形を気にしてのことだろうか。そういえば…この写真も
そうだが、Rを撮った写真を見てみると、悉く僕の小さい頃に
そっくりなのである。これは嫁の責任ではない…。

…許せよR。ろくな遺伝子じゃなくて。

嫁がしんみりする中、僕もやや落ち込み、へぼい遺伝子でも
程よくブレンドされ、そこそこのレベルになってくれまいか…
などとかすかな望みを祈るのであった。

Rの未来への望み…それは髪のみぞ知る。なんつって。

しかしそれはそれ、僕はツーテール姿のRにすっかりやられて
しまった。身も心もメロメロである。ケンシロウが放つ北斗神拳で
木っ端微塵にされてしまったというか。

お前はもうツーテール。なんつって。


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サタデーホスピタルフィーバー。

嫁が病院に行ってお腹の子を看てもらったところ

「ぴょんぴょん跳ねてた!」

とのメールが入ったのでひとまず安堵した。
あとはお腹の子がウサギかなんかじゃないことを
祈るばかりだ。違う。引き続きしばらくは嫁には安静に
してもらおう。幸い3連休だ。家に戻ってから嫁と話した。

「お腹の子は無事だったけど、Rが病院で泣きまくって…」

娘・R(1才)は大の病院嫌いだ。自分が診察される訳でも
ないのに中に入った途端号泣する。

「今度病院に行くのはいつだ?」

「来週の土曜日」

「え、土曜もやってるのか?だったら僕も付いてってやれるよ」

「そう思って今後は土曜にしてもらうように頼んだの」
                                       
「そうだったのか。でも…来週の土曜は出勤なんだ…」

「ええっ?」

僕は完全週休二日ではない。不定期に土曜の出勤があるのだ。
そんなわけで嫁を病院に連れて行きたいから休暇を頂きたいと
上司に掛け合ったところ

「チビちゃんいて大変だし、奥さんもナーバスになってる
 だろうから付いててやんなよ」

「ありがとうございます。おっしゃるとおりです」

「で、いつ出産予定なんだ?」

「10月なんですが…」

「ふふふ。お前、正月から撃ちまくってたな!」

「お、おっしゃるとおりです…」

有難い温情と素早い逆算によって許可を得、
再び嫁との会話。

「あ、そうか。僕が一緒に行かなくても、お前だけ
 病院に行って、家でRと留守番しててもいいんだよね」

「そう。それをお願いしたいのよ」

じゃあ来週の土曜日はRと嫁の帰りを待とう。
R、お父ちゃんと一緒に遊んでいよう。

嫁が病院に行っている間、何して遊ぶか。

もちろんお医者さんごっこである。うへへへ。


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