プレゼンテッド バイ オヤジ

娘・Rの誕生日が迫っていた。いよいよ4才である。

「4才」と口ずさんでみると、随分大きくなったなあという実感がまじまじとこみ上げて来る。「3才」と「4才」ではだいぶ響きが違うのだ。17才(AVに出演不可)と18才(AVに出演可能)ぐらいの差があるように感じる。

さて誕生日となればプレゼントである。何を買っていいか毎年迷う。Rが生まれたての時は「毎年ひとつずつ宝石を買おう」などとほざいていたが財政的な事情もあるし、なんとなく愛人を囲っているハゲオヤジのような発想な気もしないでもないので、その時その時でRが一番欲しいものがよかろう、と思うようになった。

仕事が終わり、会社から家に電話してみると、電話を取った嫁がすさかずRと話させてくれた。

「Rちゃん、お誕生日プレゼントには何が欲しいかな?君が言った物を買ってあげよう」

「えーとえーと…」

Rは暫く考えていた。そして出た答えは

「わかんない」

ずっこけた。まあ「マンション」とか言われなくてホッとしたのではあるが…。

「じゃあパパに任せていいかな?」

「うん、いいよー」

そういうことになった。よし、これからおもちゃ屋で何か探そう、と一応用件は済んだのだが、Rの後ろでずっとタクが

「たっくんも!たっくんも!」

と叫んでいたのでRに言ってタクに代わらせた。

「はーい。たっくーん。お父さんですよー」

陽気に挨拶をしたのだがタクは

「ぱぱ、おっきいの!」

と叫び、その後ガタゴトと音がした。どうやら電話機を放り投げ逃げて行ったらしい。

「パパ、おっきいの」とは、まるで僕がいたいけな少女を「パパ」と呼ばせ、無理矢理手篭めにしちゃったようなセリフではないか。そのようなことをした覚えはない。しかしそんなセリフを息子の口から聞くとは…しばし呆然となった。

「あーもしもしー?なんかねー。あなたの声が大きかったみたいよ」

と嫁の解説。なんだそういうことか。やはり僕は無実だった。

「ところで、Rのプレゼント何がいいと思う?」

「よくペットボトルをマイク代わりに握って歌ってるけどね」

「じゃあおもちゃのマイクで決まりだ。」

Rは歌が大好きなのである。確かアンパンマンのおもちゃで、カラオケが出来るマイクがあったはずだ。ではそういうことで…と電話を切ろうとしたら

「あ、あなた、あのね」

「何だ、まだ何か用か」

「テレビ電話じゃないからRが不満を垂れてます。お顔が出ないーって」

「なんだと?」

さすが21世紀生まれ。テレビ電話が当たり前の世代である。恐ろしい子!しかし画質は悪いしどうせ映像を見たらR達ははしゃいで会話にならないし、料金だけ高くつくことになるので電話は程々にしてとっととプレゼントを買いに行った。

高島屋のおもちゃ売り場で目当てのアンパンマンカラオケマイクは首尾よく見付かり、あとは当日赤いバラの花を4本添えて贈ってやろうと考えた。

マイクと赤いバラ。これは何を意味するか。

ばーらが咲いた ばーらが咲いた 真っ赤なばーらーがー

無論マイク眞木である。

問題:マイクのほかにデパートで見付けてしまいもの凄く欲しくなった物は何でしょう?

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エンピツ投票。

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