2007年05月10日
ガラスの湯面
娘・R(3才)とお風呂に入っていたら
「Rちゃんはママです。ママはごはんつくります」
風呂場のおもちゃでままごとを始めた。
「Rちゃんがママなら、僕がRちゃん役になろうかな」
親子逆転ロールプレイとなった。お風呂だからといって決してマットプレイとかローションプレイではない。僕はRを演じるのである。
「ママ、ごはんちゅってー(作ってー)」
出来る…出来るわ、Rの演技。見ていてください、紫のバラのひと…。
「はい、ごはんですよー。どうじょー」
入浴中につき全裸なので紫のマラのひとである僕は、Rからゴハンを受け取り早速食べるマネをしようとした。
「いただきます、は?」
ちっ。僕や嫁が言うことをよく覚えている。
「いたーだきます」
もぐもぐと食べるマネをしたところで
「もう食べられなーい。ごちそうさまでした」
ちょっと困らせてやろうとして、Rがよく食べている途中で飽きてしまうのを真似してみたところ
「もっと食べられるでしょ!」
Rは僕や嫁の小言をそのまんま言った。顔がニヤニヤしている。
「いつもうるさく言われてることを逆に言えて嬉しいんでしょ」
「えへへ」
ということは、いつも叱られるのを分かってやってるんだな。舐められているのか。いや、Rが飽きると嫁や僕が口に運んでやってしまうので、甘えているのかもしれない。ならば僕も甘えてやる。
「ままー。だっこしてー」
「はいはい」
Rは素直にぎゅーっと抱いてくれて、ああ…このまま娘に抱かれて死ぬるというのも悪くないな…と悦に入った。Rが僕の頭をナデナデするので
「ばぶばぶー」
より幼児退行していった僕であるが、下を向いたので湯船の中でゆらゆら蠢く、すなわち僕の紫のマラ近辺の黒いアフロヘアのような部分が目に入った。
アフロヘアなのに何が「ばぶばぶ」か…急に巣に戻ってしまった。
「パパ、なに見てるの?」
オフロヘアでございます。なんつって。
問題:お風呂でまだ子供達に一度もやったことがないことはなんでしょう?
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