2007年03月16日
風俗店からのメール
「マクドナルド」のロゴをそのままパクッた「ヌクドナルド」という名前の風俗店があった。
子種をマクドナルドな僕は大笑いしてしまい、そのロゴをこのサイトに紹介していたのだが、
「はじめまして。元ヌクドナルド従業員の○○と申します」
と名乗る方からメールが来た。要約は以下の通りである。
・ご存知かもしれませんが、当店はマクドナルドからクレームが来て店名変更しました。
・WEB上のヌクドナルドロゴ画像も全て削除せよ、と要請されました。
・その要請の中にあなたのサイト(ココのこと)の画像もありました。
・当方では「個人様のサイトまでは削除出来ない」と答えました。
・それなのにマクドナルド顧問弁護士が納得してくれません。
・つきましてはご面倒ですが削除していただけないでしょうか。
送信元メールアドレスを検索してみたら確かに元ヌクドナルドであり現「ヌック東京」という店のサイトにあるものと同じだったので、すぐ削除してその旨を返事した。ただちょっと気になってネットで調べてみたところ「週刊現代 11/18日号」に
「米巨大企業が日本フーゾク業界の「駄ジャレ商法」を訴える
『 ヌクドナルド 』『g Pod』に本家がマジ切れ」
まさにドンピシャの記事の見出しがあった。マスコミにも出ていたのだ。「ご存知かもしれませんが…」とはこのことだったのだろう。それにしてもネット場末のこのサイトまでよくチェックしてるなあ。
「ヌクドナルド」のような、ダジャレ・パロディ店名は風俗店にはたくさんある。
「エロティティ・ドコモ」とか「宇多田ヌケル」とか「亀頭洗士ガンナメ」とか「エロ&ステッチ」とか「桂3P」とか「どこでもドあぁ~ん」とか「AF(アナルファック)戦隊イレルンジャー」とか「マイフェラレディ」とか「性感大衆」とか「変態なんでも鑑定団」とか「精汁McBEE」とか「もっこりひょうたん島」とか。
それらが好きで風俗店の看板写真を撮りまくっている人間もいる。僕であるが。確かに企業の訴えは尤もである。例えばこのサイト名がパクられて(パクッたところでメリットはないが)
「ご主人様を優しくやらしくお出迎え!メイド性感・エキスパートメイド!」
こんな風俗店が現れたらちょっと嫌だ。いや、わりと嬉しいかも。えーやだーどうしよう。
ともかくこのようなダジャレ・パロディ名の風俗店というものは、えてして繁華街からちょっと外れた雑居ビルの中にひっそりとあるものである。だからそんなところまで目を光らせなくても…風俗店なだけにオメコぼししてもらいたい、という考えは甘えだろうか。
このやり取りの中でひとつ思い出した。
メガマック新発売時、食べてみたくなった僕は、マクドナルドに行き何度か「売り切れです」という憂き目に遭った後、ようやく買えたのである。
隆々と高くそびえ立った広告のメガマックと比べ、実際手にしたものはぺしゃんこ気味だったが、まあそれはよくあることでJAROに訴えるまでもないか…とかぶり付き、その断面を確認したところ
「に、肉が2枚しかない…」
メガマックは肉が4枚入っているはず。すなわちこれはただのビッグマックだった。2枚足りな~い。番町皿屋敷だって1枚足りないだけなのにそれよりもひどい。箱にはメガマックと書いてあるのに。レシートにも書いてあるのに。
僕が嫌いなピクルスより苦い仕打ちだと落胆し、そのショックで未だにマクドナルドのものを食べる気にはなれない。
今思い返してみると、このことは今回のヌクドナルド騒動の予兆だったのかもしれない。
「パクリ画像を載せてると、肉をヌクドナルド!」
と。
問題:ヌクドナルドのキャッチコピーもマックのパクリだったが、どんなフレーズだったでしょう?
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