土産てごらん。夜の星を。

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嫁と娘・R(3才)と息子・タク(1才)が千葉への旅行から帰って来る日。

何が何でも子供達が寝る前に帰らなければならぬ。数日間会ってないのにようやく帰って来たら既に寝ているなんて悲し過ぎる。

鬼神の如くなりふり構わず仕事をでっち上げ(端から見たら鬼神じゃなく単なる奇人だったかもしれない)、夜の星が瞬き始めた頃にとっとと帰宅。

「ただいま~」

と顔を見せると

「ぱぱ、ぱぱ、ぱぱー」

仔犬のようにじゃれつくタクと

「ウギャアアア!ホギャアアアアア!」

絶叫して走り回るR。一応「パパと会えて嬉しい」というリアクションとして解釈してよいのだろうか。であれば早く帰って来た甲斐もあろうというもの。

「あなたへのお土産はこれよ!」

嫁が差し出したのは

くじらカレー
「くじらカレー」

…また微妙なところを突いて来たものである。嫁のセンス、侮り難し。これを持ってオーストラリアに行けばシーシェパード(捕鯨を強く反対している団体)に袋叩きにあうこと請け合い。オーストラリアだってカンガルーとかオストリッチ(ダチョウ)食ってるくせに。オストリッチは僕も食べたことあるが…女子高生の黒タイツ足はチョットエッチ。

それにしても僕が留守番中に食べるように、と嫁が作り置きしていたのもカレーである。正直胸焼けしてしばらくカレーは見たくもなかったのにこのトドメの仕打ちは酷い。僕をインド人にしたいのか?

天竺か!(「欧米か!」のパクリ)

それでもまだ「○○まんじゅう」や「××サブレ」のような、ありきたりな「名物に美味いものなし」を地で行くような土産物ではなかったことだけは感謝したい。これは旅行前に僕が頼んでおいたことだ。そんなのだったらお土産はいらない、笑えるネタになるようなお土産の方がまだ良いと言っておいたのであった。観光地にはえてして珍妙な土産物が売っているものである。

「他になんか面白いのあった?」

「あなたがそそりそうなものは、いくつかあったけど…」

「え、どんなの?」

「変なのあったよ。『まめもっこり』とか『マメリンモンロー』とか」

「うおおおお!何そのしょぼいネーミング!何故買って来なかった!」

千葉で豆といえば特産物である落花生。それをネタにした物であることは容易に想像が付く。

「私が『もっこり』とかそんなの買える訳ないでしょう…」

しかし嫁の答えはつれないものだった。

「じゃあせめて写真ぐらいは撮ってくれてたって…お願いしてたのに…」

「私のデジカメが穢れる気がしてやめたわ」

くぬううううう!写真を撮れと言えば撮らないし、ある時はパンツを取れと言えば取らないし、なんて嫁!悔しかったので後でインターネッツで調べたところ、それらの正体が判明した。

まめもっこりマメリンモンロー

…嫁の気持ちが分かった気がする。千葉は「あさリーマン(※)」といい、どうしてこのような破滅的なキャラが多いのか。浦安に侵略された洋物人気キャラに対する捲土重来を図っているのだろうか。

あさリーマンあさリーマン
※あさリーマン

嫁の常識的な判断にひとまず感謝し、僕は大人しくくじらカレーを食べるべきであろう。但し今はカレー漬けで下手すりゃ吐いてしまうから、また今度…。

この缶詰を見るだけで…うぷ…。

クジラだからホゲー(捕鯨)

問題:嫁の伯父が「今度は旦那(僕)も来れば?」と誘っていたそうだ。それは何故でしょう?
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